中央病院ＮＥＷＳあんま整形外科安間先生～今月のトピックス～膝のケガに対する ●特集！！スポーツ整形外科での診療学生の部活動に限らず，最近では中高年の方々もランニングや登山などスポーツ活動に参加するようになり、ケガに対する知識が必要になってきています。膝に限りませんが、スポーツによるケガの特徴を挙げてみますと症状があってもスポーツができることがある。普段の生活には支障がなくてもスポーツ時やその後に症状が出ることがある。普通のレントゲンでは靱帯や軟骨（半月板）は確認できない。これらの特徴のため、単なる疲労や筋肉痛だと誤解して病院を受診されなかったり、湿布やマッサージだけ続けていて、なかなか治らない人も多くいます。《膝の MRI 画像》正常な前十字靭帯損傷した前十字靭帯当院では前十字靱帯損傷など膝のケガの治療は関節鏡による小さいキズで筋肉を切開しない手術を行っています。そのため入院やスポーツ復帰までの期間を短縮できます。また、通常のリハビリテーションは日常生活に戻るレベルまで行いますが、それだけでなく高いレベルでスポーツに復帰することや再発を防ぐアスレティックリハビリテーションが必要になります。一度、当院のスポーツ整形外科でお気軽に御相談ください。一度，当院のスポーツ整形外科でお気軽に御相談ください．整形外科安間久芳先生 ●認定看護師の紹介糖尿病看護認定看護師坂本美紀 ●地域連携委員会より平成 27 年度第一回地域交流会 ●先生に質問！！内科鳥谷部武志先生認定看護師の紹介左から緩和ケア認定看護師高崎貴子糖尿病看護認定看護師坂本美紀当院には、2 人の認定看護師がいます。緩和ケア・糖尿病看護の分野があり、患者さんや地域の皆さんに私たちを知っていただきお声をかけていただきたいと思っています。糖尿病看護認定看護師坂本美紀です。今回は糖尿病についてお話させていただきます。糖尿病って？糖尿病とは、インスリンというホルモンの量が不足したり、働きが悪くなることにより、血液中のブドウ糖（血糖）が多くなりすぎた状態（高血糖状態）が長く続く病気です。どんな症状が現れるの？高血糖状態が続くと、さまざまな症状があらわれるとされていますが、糖尿病と診断されたほとんどの人が無症状で合併症を引き起こす状態まで進行し、初めて自覚症状があらわれることも少なくありません。糖尿病の合併症ってなに？長期間高血糖状態が続くと、ブドウ糖によって血管がもろくなり、それが原因でさまざまな合併症が発症します。次の 3 つは糖尿病特有の合併症で、三大合併症と呼ばれています。糖尿病の治療って？糖尿病に関するお悩み・相談など・・・何でも結構ですので、お声かけください。治療の基本は、食事療法と運動療法です。内科外来でお待ちしております。これを行っても血糖が十分にコントロールされない場合は、飲み薬や注射による薬物療法を行います。地域連携委員会より～平成 27 年度～第一回地域交流会平成 27 年度第一回目の地域交流会を 7 月 21 日に開催いたしました。地域交流会とは地域連携委員会が主体となってこの地域の養護老人ホーム、老健施設、グループホーム等の職員の方々と交流を持ったり勉強会を行ったりしている会です。平成 25 年に立ち上げ毎年 3～4 回行っております。内容は、糖尿病・ブルーデイの対処・摂食嚥下介助・感染予防対策・CPA（心肺停止）になる前の急変についてなど、地域の皆様や職員に役立つ内容を考え行っております。毎回、近隣の約 20 施設 30～50 名が参加してくださっています。今回は当院皮膚科の根岸先生に褥瘡について講演していただきました。褥瘡を作らない工夫、できてしまった後の処置など詳しく説明していただきました。毎回アンケートをとって今後の演題のご希望やその他ご要望に応えるようにしています。この白岡の医療を担っている地域の施設の方々と直接お会いして、お話ができる機会はとても重要なことだと思います。今後もがんばっていきたいと思います。診療部長梅本恵子先生に質問！とりやべ内科鳥谷部先生 Q 専門分野を教えて下さい。消化器内科です。学位は肝細胞癌の研究で取得しましたが、今は肝臓に限らず、消化器疾患全般や一般内科診療も行っています。 Q 趣味は？特にありません。時間の合間に読書をしたり、音楽を聴いたりする程度です。アルバイトをやっていた頃の仲間も、今は社会の各方面にすすみ、それぞれの道を歩んでいます。滅多に会えませんが、その仲間は今でも私の貴重な財産です。 Q 好きな食べ物は？以前、学会でフランスに行った際に、現地のフランスパンの味が何とも言えず美味しかったことが今でも忘れられません。知り合いの話によると、小麦の品種が違うかららしいです。しかし、日本のお米は世界一美味しいと思うので、私は日本のお米が好きなのだと思います。 Q 休日の過ごし方は？子供と出掛けたり、ご飯を作ったりします。あっという間に時間が過ぎます！ Q 医師を志したのは何故ですか？ 20 代の頃やりたい事がみつからない上に、バブル崩壊後の就職不況と重なり、職に就けない時期がありました。何をすべきか自問自答した後、医学部を受験しました。今は働けることが幸せだと感じ、日々一生懸命働くように努めています。外来患者数・・・・・・・・・352.5 人/1 日入院患者数・・・・・・・・・204 人/1 日救急件数・・・・・・・・・・・168 件/月ベッド稼働率・・・・・・・・84.0％在院日数・・・・・・・・・・・15.9 日/3 ヶ月平均 ●発行：白岡中央総合病院 ●編集：広報委員会 ●発行責任者：橋本視法 ●発行日：平成 27 年 9 月 1 日 ●内容に関するお問い合わせは広報委員会まで