趣意書

関係各位
一般社団法人 REviveJapan
代表理事
野口正人(職印省略)
東日本大震災復興支援事業保養プロジェクト趣意書
謹啓
皆様方におかれましては、日々ご健勝にてご活躍のこととお喜び申しあげ
ます。
平素は当法人の活動に対し、多大なご支援を賜り厚くお礼申しあげます。
さて、さる平成 23 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災により、東北およ
び関東の太平洋岸に甚大な被害がもたらされたことについては、皆様も記憶
に新しいところと存じます。当法人では、発災直後より支援物資の輸送およ
びボランティアバスの運行等を通し、1日も早い被災地の復旧・復興のため
の支援活動を行って参りました。
現在は岩手・宮城・福島の3県を主な活動場所とし、今までのボランティア
活動参加者数は延べ 7,000 人を超え、活動内容にあっては人手が不足してい
る地域の整備活動に加え、思い出の品や行方不明者の捜索、地域コミュニテ
ィとの連携、漁港復旧を目指す漁業関係者への支援など多岐に渡ります。
この度、当法人では東京電力福島第一原子力発電所事故の影響で不自由な
生活を余儀なくされている小・中学生とその保護者を対象に、
「 エンジョイ!
サマーIN やまなし」と称し、山梨県内での4泊5日の宿泊ツアーを計画致
しました。子どもたちには山梨ならではの自然、富士山や風穴、ひまわり畑
や県内最大の花火大会など、屋外で伸び伸びと楽しんでもらい、保護者の方
には子育てから離れて、ほんの僅かなひとときでもご自身の時間を過ごして
いただく、親子のリフレッシュのための5日間をプレゼントしたいと考えて
おります。
つきましては、このツアー実施にあたり、皆様の御厚情を賜りたく、諸事支
出多端の折、誠に恐縮ではございますが、別紙パンフレットをご覧のうえ何
卒この趣旨に賛同いただき、皆様の特段の御高配、御支援を賜りますようお
願い申し上げます。
謹白
平成 27 年 7 月吉日