組織行動論 開講区分 李 超 ナンバリング 科目種別 講義 経営デザイン学科 配当年次・開講期別 2年次・前期 必修選択の別 単位数 選択・2単位 特記事項 授業概要 組織は1人できないことでも、2人以上の協働でなら出来ることによって形成される。2人以上の人間が関わって、彼らの共通の目標を達成す るために組織は形成される。人間は組織を形成することで科学、技術、文明、文化を生み出し、社会を高度に発展させてきた。組織は我々人 間社会の必須不可欠の存在である。このように、組織の存続、発展は、組織の中の人々の態度や行動と大きく関わっている。企業の経営組織 の基本的メカニズムや行動原理、および組織の中の個々人の態度やモチベーションについて体系的に講述する。 キーワード 個人、集団、組織、モチベーション、リーダーシップ、コミュニケーション、キャリア開発 学科等の学修目標 経営の基本と応用能力を有する。 ビジネスの場で指導力を発揮できる知識・技能を身につけている。 科目の到達目標 この講義では、組織行動論とは何か、なぜ組織が必要とされるのか、組織と個人はどのように関係しているのか、また組織の中の人々はどの ように行動するのか、について学習する。 授業計画 1 2 3 4 5 6 7 8 9 <授業テーマ> 組織行動論とは何か <事前学修課題> 授業概要を読むこと。 <内容・方法> オリエンテーションと組織行動論を学ぶに当たって基礎概念を 説明する。 <事後学修課題> 授業内容の要点を復習すること。 <授業テーマ> 個人の行動 <事前学修課題> 配布資料に目を通しておくこと。 <内容・方法> 人間行動の基本モデル、知覚、態度、欲求構造などについて説 明する。 <事後学修課題> 授業内容の要点を復習すること。 <授業テーマ> パーソナリティと感情 <事前学修課題> 配布資料に目を通しておくこと。 <内容・方法> パーソナリティの概念、パーソナリティ・モデル、感情の役割 等について説明する。 <事後学修課題> 授業内容の要点を復習すること。 <授業テーマ> 動機づけ(モチベーション) <事前学修課題> 配布資料に目を通しておくこと。 <内容・方法> 人を行動に駆り立てる力となる動機づけの基礎概念とその主要 な理論について説明する。 <事後学修課題> 授業内容の要点を復習すること。 <授業テーマ> 個人の意思決定 <事前学修課題> 配布資料に目を通しておくこと。 <内容・方法> 人間行動と意思決定の関係、意思決定の基本概念、意思決定過 程について説明する。 <事後学修課題> 授業内容の要点を復習すること。 <授業テーマ> 集団行動 <事前学修課題> 配布資料に目を通しておくこと。 <内容・方法> 小集団の特徴、個人行動と集団行動の違い、集団と組織の違い 等について説明する。 <事後学修課題> 授業内容の要点を復習すること。 <授業テーマ> コミュニケーション <事前学修課題> 配布資料に目を通しておくこと。 <内容・方法> コミュニケーションの基本的要素や意味形成について説明する。 <事後学修課題> 授業内容の要点を復習すること。 <授業テーマ> 異文化コミュニケーション <事前学修課題> 配布資料に目を通しておくこと。 <内容・方法> 文化の概念、文化とコミュニケーションの関係について説明す る。 <授業テーマ> リーダーシップ <事後学修課題> 授業内容の要点を復習すること。 <内容・方法> リーダーシップの概念、代表的なリーダーシップモデル等につ いて説明する。 <事後学修課題> 授業内容の要点を復習すること。 10 <授業テーマ> パワーと政治 <内容・方法> パワーの概念、パワーの源泉、組織におけるパワーと政治力に ついて説明する。 11 <授業テーマ> コンフリクトと交渉 <内容・方法> 組織におけるコンフリクトの問題とその解決方法、ビジネスに おけるネゴーシエーションの役割等について説明する。 12 <授業テーマ> キャリア開発 <内容・方法> キャリアの基本概念や代表的なキャリア理論やモデルについて 説明する。 <事前学修課題> 配布資料に目を通しておくこと。 <事前学修課題> 配布資料に目を通しておくこと。 <事後学修課題> 授業内容の要点を復習すること。 <事前学修課題> 配布資料に目を通しておくこと。 <事後学修課題> 授業内容の要点を復習すること。 <事前学修課題> 配布資料に目を通しておくこと。 <事後学修課題> 授業内容の要点を復習すること。 13 <授業テーマ> 人材管理の考え方と方法 <内容・方法> 人事システムやその運用、人的資源管理基本的概念について説 明する。 14 <授業テーマ> 組織文化 <内容・方法> 組織文化の基本概念、組織における文化の機能や役割、強い組 織文化について説明する。 15 <授業テーマ> まとめ <内容・方法> この科目で講義してきた基本的事項を再度説明し、試験につい て説明する。 <事前学修課題> 配布資料に目を通しておくこと。 <事後学修課題> 授業内容の要点を復習すること。 <事前学修課題> 配布資料に目を通しておくこと。 <事後学修課題> 授業内容の要点を復習すること。 <事前学修課題> 配布資料に目を通しておくこと。 <事後学修課題> 試験問題の要点を理解させる。 テキスト 成績評価の方法 プリントを配布する 平常点:35% レポート課題:15% 定期試験:50% 出席(20点)、授業での発言(15点)、レポート(15点)、期末試験(50点)を総合的 に勘案して評価します。 参考書 スティーブンP.ロビンス著、高木晴夫訳 『新版 組織行動のマネジメント』ダイヤモンド 社、2009年、2,940円(税込)。 他の参考書は講義中に随時紹介する。 履修条件・他の科目との関連 経営学の基礎知識が必要である。 組織とは何かというイメージを自分なりに作って授業に参加してください。 また、将来の就職や実際に働く状況を想像して、組織と個人の関係のあり方について一緒 に議論するので、積極的な発言を歓迎する。
© Copyright 2024 ExpyDoc