Tomoaki Masuda トップの思惑だけで動いている トップの行動/行為がボトルネック トップがマイナス生産する 所謂、ピーターの法則に従って内 面でバカの壁ができたときには、 トップ単独では何もできない。 だから、トップ自体を変える。 トップを変える時間がないという 反論もあるが、変化がなければ、 失速し死への行進が続けられるだ けである。 権限の抱え込みでボトルネックになる 実行できる権限を委譲する 権限の幅を広げボトルネックを強化する 行動できる時間は限られているし、 能力は限られている。自分の能力 の限界を知っているからサポート を必要とする。常に権限を集中さ せようとすると、簡単に限界に至 る。よって、権力を集中しようと している者はバカなので、権力を 引きはがすのがよい。 ルールそのものがネックである 内部要因にネックがあれば、外部に移す 統制を取るための機構は重要では あるが、機能しなければ絵に描い た餅である。多少粗雑であっても、 動かない設計書よりも動くコード がよい。ルールは一時的でもよい し永劫的でもよい。望ましいのは 永劫的ではあるが、時に望ましく ない結果になることもある。 トップに依存せず、現場の判断で動く 全体最適化は望めないが、硬直化を防ぐ 指示系統が混乱している場合は、 現場にて動く。あらかじめ現場の 能力を向上させないと、自己組織 化は望めないし、期待できない。 命令待ちを続けても死を待つだけ ならば、各個の判断にて生き残り に賭けるのが戦場であり、即ち既 に戦場化していることを意味する。 崩壊が確実であれば、組織より逃亡する プロジェクトに命を賭ける程か再考する 大抵のプロジェクトは命を賭ける 程の価値はない。大抵の仕事で命 のやり取りをすることはない。失 敗しても命は取られないのだから、 プロジェクトをうまく失敗させる のもマネージャの仕事である。無 理強いをするトップの元にいる場 合は、逃亡を考えると良い。 トム・デマルコ著「ゆとりの法則」 ローレンス・J・ピーター著「ピーターの法則」 ゴールドラット著「ザ・ゴール」 浅田彰著「逃走論」 ブルーバックス「自己組織化とは何か」 孫子 The War ?(戦術級の書籍)
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