日本・長野 気候区分 亜寒帯湿潤気候 気候区分:亜寒帯湿潤気候 土壌分類名: Andisol (黒ぼく土) 主要な作物:野菜、果樹 リンを強く吸着する黒ぼく土の畑地 pH 全炭素 粘土 % 4.6 18 44 4.6 17 43 4.8 13 51 4.9 9.8 50 5.0 2.3 43 リンは肥料の成分として重要な 元素ですが その材料となるリン 元素ですが、その材料となるリン 資源の枯渇が世界的に懸念され ています。 本分野では、リン肥料の適正 な使用法を確立すべく その土 な使用法を確立すべく、その土 壌中での動態を調べるとともに、 リンを効率的に吸収する植物の 働きを調べています。 インドネシア・ジャワ島 気候区分 熱帯モンス ン 気候区分:熱帯モンスーン 土壌分類名: Ultisol 主要な作物 イネ サトウキビ 主要な作物:イネ、サトウキビ 集約的なジャワ島・火山帯の畑地 pH 全炭素 粘土 % 5.2 7.5 22 5.1 6.0 21 47 4.7 57 5.7 19 4.7 3.3 20 一部の発展途上国では、急速 に進む農業の近代化とともに、 に進む農業の近代化とともに 肥料や農薬が水系を汚染すると いう問題が起きています。 そこで、土壌中での肥料成分 の動態や それに影響する土壌 の動態や、それに影響する土壌 粘土鉱物の組成を調べることで、 適正な土地管理の提言を目的と して研究を行っています。 カザフスタン 気候区分 ステップ 気候区分:ステップ 土壌分類名:Mollisol (チ ルノ ゼム) (チェルノーゼム) 主要な作物:コムギ カザフスタン南部山麓の草地 pH 全炭素 粘土 % 5.9 6.8 29 6.5 3.2 26 7.0 1.7 25 73 7.3 24 2.4 28 土壌は、気候変動を引き起こ 土壌は 気候変動を引き起こ す二酸化炭素の主要な放出源 であるとともに、蓄積源ともなっ ある も 、蓄積源 もな ています。 本分野では、土壌中に炭素が 蓄積する要因など、生態系にお ける炭素の動態を解明すること を目的として、世界各国で研究を 行っています。 インドネシア・カリマンタン島 気候区分 熱帯湿潤 気候区分:熱帯湿潤 土壌分類名:Ultisol 主要な作物 アブラヤシ 主要な作物:アブラヤシ インドネシア・カリマンタン島の熱帯雨林 pH 全炭素 粘土 % 4.4 3.2 33 4.2 1.5 36 4.2 0.8 44 4.2 0.7 49 熱帯林の保全は、生物多様性 の保全や気候変動の観点から 地球規模での課題です。 本分野では、熱帯林における 本分野では 熱帯林における 土壌-植物間の物質循環を解 明することで 熱帯林の保全と持 明することで、熱帯林の保全と持 続的農業の両立を可能とする土 地利用の構築に取り組んでいま す。 二ジェール・南部 気候区分 ステップ 気候区分:ステップ 土壌分類名:Alfisol 主要な作物 トウジンビエ 主要な作物:トウジンビエ ニジェールの村(中央)を取り囲む畑とサバンナ pH 全炭素 粘土 % 4.9 0.3 4 47 4.7 02 0.2 4 4.4 0.8 6 46 4.6 05 0.5 7 サヘル地帯では、砂漠化の進 行に起因する深刻な食糧不足が 蔓延しています。 私たちは、砂漠化が進行するメ 私たちは 砂漠化が進行するメ カニズムを解明するとともに、そ の知見に基づいた砂漠化防止 技術の構築を目指しています。 タンザニア・中部 気候区分 熱帯サバンナ 気候区分:熱帯サバンナ 土壌分類名:Ultisol 主要な作物 トウモロコシ 主要な作物:トウモロコシ タンザニアのトウモロコシ畑とその収穫風景 pH 全炭素 粘土 % 5.9 1.3 28 57 5.7 10 1.0 33 5.4 0.6 47 5.8 0.4 32 6.1 0.3 32 サブサハラアフリカにおける人 口増加は慢性的な食糧不足を 引き起こしており、食糧増産技術 の構築が求められています。 そこで、栽培期間中の土壌ー 作物間の養分循環を 様々な土 作物間の養分循環を、様々な土 地利用条件下で解明することで、 作物が吸収できる養分量が最大 となるような土地利用技術の開 発に取り組んでいます。
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