こちら - 公益社団法人岐阜県建築士会

第 1 号議案
公益社団法人岐阜県建築士会定款の変更について
公益社団法人岐阜県建築士会の定款の一部を次のように改正する。
1.第 10 条第 3 項を削除する。
2.第 10 条第 2 項中「総会において別に定める賛助会費」を「総会において別に定める会費」に
改める。
3.第 20 条第 2 項に「役員の補欠又は増員による役員の任期は、前任者又は現任者の残任期間と
する。
」を加え、以下の項番号を順送りする。
附則
この定款の一部改正は平成 27 年 4 月 1 日から施行する。
定款 10 条(会費)の改正の理由について
公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律に基づき平成 26 年度の事業報告を
岐阜県に提出したところ、
「公益目的事業の収支相償」及び「遊休財産額の保有限度額上限」につ
いて、不適合である旨の指摘があり、改善案を提出する旨の指示がありました。
公益社団法人としては、毎年赤字が続いていましたが、経費縮減などにより、平成26年度は
160 万円程の黒字となりました。
しかし、公益目的事業の収支相償については、認定基準では黒字になってはならないことにな
っていますが、平成 26 年度決算では約 400 万円の黒字となりました。
これは、公益目的事業全体の経常収支は、約 260 万円の赤字となっていますが、会費収入の半
分を公益目的事業の収支に繰り入れることが定款で定められているため、この収入分約 660 万円
を繰り入れると約 400 万円の黒字となります。
これを解消するには、2 つの方法が考えられます。
1 つは公益目的事業の赤字を増やし、約 660 万円以上としなければなりませんが、これは、会
全体の収支が毎年大幅な赤字となり、会の存続ができません。
もう1つは、定款を変更して、会費収入の公益目的事業に繰り入れる率を変えることが考えら
れます。会費収入の 60%を会の運営・管理費に充て、残りの額の半分を公益目的事業に繰り入れ
れば、会費の約 20%(約 260 万円)となり、公益目的事業全体の収支相償の黒字は解消されます。
以上のことにより、定款 10 条の改正をします。
(参 考)
新 旧 対 照 表
新
旧
(会費)
第 10 条 正会員は、本会の事業活動に経常的
に生じる費用に充てるため、毎年、総会にお
いて別に定める会費を納入しなければならな
い。
2 準会員及び賛助会員は、毎年、総会におい
て別に定める会費を納入しなければならな
い。
3 (削除)
(会費)
第 10 条 正会員は、本会の事業活動に経常的
に生じる費用に充てるため、毎年、総会にお
いて別に定める会費を納入しなければならな
い。
2 準会員及び賛助会員は、毎年、総会におい
て別に定める賛助会費を納入しなければなら
ない。
3 前条の入会金及び前 2 項の会費については、
その 2 分の 1 以上は公益目的事業のために、
残余はその他の事業及び管理費用のために充
当するものとする。
※1
会費の使途については、定款施行
細則により別に定める。
(役員の任期)
第 20 条 役員の任期は、選任後 2 年以内に終
了する事業年度のうち、最終のものに関する
定時総会の終結の時までとする。ただし、再
任を妨げない。
2 役員の補欠又は増員による役員の任期は、
前任者又は現任者の残任期間とする。
3 役員は、第 16 条第 1 項で定めた役員の員数
が欠けた場合には、辞任又は任期満了におい
ても、新たに選任された者が就任するまでは、
なおその職務を行わなければならない。
4 会長に欠員が生じた場合には、任期の満了
又は辞任により退任した会長は、新たに選任
された会長が就任するまで、なお代表理事と
しての権利義務を有する。
(役員の任期)
第 20 条 役員の任期は、選任後 2 年以内に終
了する事業年度のうち、最終のものに関する
定時総会の終結の時までとする。ただし、再
任を妨げない。
2
役員は、第 16 条第 1 項で定めた役員の員数
が欠けた場合には、辞任又は任期満了におい
ても、新たに選任された者が就任するまでは、
なおその職務を行わなければならない。
3 会長に欠員が生じた場合には、任期の満了
又は辞任により退任した会長は、新たに選任
された会長が就任するまで、なお代表理事と
しての権利義務を有する。
※1 定款施行細則にて別に定める事項
「会費収入の 60%を上限に当会の運営・管理費に充填し、残りの使途が定まっていない費用の
半分を公益目的事業に充てる。
」