東日本大震災復興支援ヘの取り組み

東日本大震災復興支援ヘの取り組み
〈みずほ〉は、東日本大震災で被災された方々の生活お
社会貢献活動としての被災地支援
よび産業・経済の復旧、被災地を中心とする地域の復興支
援に、専門組織「東北復興デスク」を設置する等、グループ
の総力をあげて取り組んでいます。
〈みずほ〉は、津波により甚大な被害を受けた福島県の
海岸防災林の再生を目的とした「みずほの森プロジェクト」
を開始しました。平成25年4月に福島県、いわき市、防災
「官民連携」
林所有者と協定を締結、平成26年秋より社員ボランティア
による植樹を開始し、平成31年3月まで福島県いわき市の
〈みずほ〉は、被災地の復興を担う復興庁と緊密に連携
海岸防災林約1.3ヘクタールの再生に取り組みます。平成
し、復興支援に取り組んでいます。平成25年12月には、復
26年11月には、第1回目の植樹活動として社員ボランティ
興庁が立ち上げた「『新しい東北』官民連携推進協議会」に
ア約120名を派遣し、地元自治体関係者や地域住民ととも
発起人として参画するとともに、みずほ総合研究所が同協
に、約4,500本のクロマツの苗を植樹しました。
議会の事務局運営業務を受託しました。この協議会は、被
継続的な取り組みとして、平成23年夏以降、職員による
災地の抱える課題を、行政機関、企業、大学、NPO等幅広
ボランティア活動を実施し、農地の瓦礫撤去等を行ってい
い主体が担っていくための情報共有の場として立ち上げら
るほか、被災地の特産品を職員向けに展示販売する物産
れたもので、現在の会員数は700団体を超えています。
フェアを、これまでに計25回開催しました。平成24年5月
〈みずほ〉は、会員限定のウェブサイトの構築支援、会員団
からは、東京都が福島県の復旧・復興のために展開してい
体による交流会やビジネスコンテストの運営サポート等を
る「ふくしま⇔東京キャンペーン」への協力を通じ、福島県
通じ、さまざまな主体による連携のきっかけづくりに取り組
産品と観光の支援を行っています。
んでいます。
また平成24年10月より、宮城県・福島県が発行する被
災者向け情報誌等をみずほ銀行の店頭ロビーに設置し、
「雇用創出・産業育成」
県外に避難されている被災者に対する情報提供を行って
います。
〈みずほ〉は農林漁業の6次産業化に取り組む生産者お
よび事業者へ のサポートを行っています。東北地方では
「ふくしま地域産業6次化復興ファンド」と、
「とうほくのみら
い応援ファンド」の2件のファンドに出資しており、平成26
年5月には、
「ふくしま地域産業6次化復興ファンド」から、
福島県いわき市の農産物加工会社への資金供給を実施し
ました。
〈みずほ〉は、リスクマネーの供給を通じて農林漁
業の成長産業化を支援していきます。
また、平成26年8月には、東北経済産業局、一般社団法
人日本立地センターとともに、東北地区での自動車関連企
業の育成に向け、東北地区と中部地区の自動車関連企業の
連携を促す「とうほく企業間連携プラットフォーム」を設立
しました。東北企業と連携し東北での生産を実現したい愛
知県の企業と、自動車部品事業を強化したい東北企業の連
携を進めることにより、東北地区での自動車産業の集積を
図っていきます。
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「みずほの森プロジェクト」第1回植樹活動