土屋正道陳述書(後半)

■Om摯 尖 軍 ●
]壊 ll古
¨
gヽ4曽 ¨鶴燎喘●
31い 串尖蜃億
■燿肇青
周 波彙
図 13
裾野市住 宅の測定点
:M呵
Bに 於 ける漏 洩電界
(9株 式会社 ハ ロ ッズ製 HP 7050か らの漏洩電界
周囲雑音 と比較 し、2∼ 15MHzで は、住宅環境 として 、最大
37dB(約 71m、
15∼ 30NIHzで は、最大 35dB(約 56倍 )の 漏洩雑音 を不要輻射す る事 にな ります 。
周波数
]
"腋
図 1
4
裾 野市住 宅の測定点 Bに 於 ける漏洩電界
ノ
141 シャープ株式会社製 HN北 姐 0か らの漏洩電界
23/52
周 囲雑音 と比 較 し、住宅環境 として 、2∼ 15MHzで は、住 宅環境 として 、最大
34dB約 50倍
)、
15∼ 3CIMHzで は、最大
29dB(約 28倍 )の 漏洩雑音 を不要輻
射す る事 にな りま丸
10m摯 尖 目 L
て ヽマどこ 樹 頷 疇 ”
口波数
図 15
MII● :
裾野市住宅の測定点 Bに 於ける漏洩電界
(D blECア クセ ステクニカ株式会社製 m‐ こ211xlPか らの漏洩電界
30m率
尖 II色
ヨ 謹 ll青
て ヽこ 増 ¨■ 組 L ロ
口 波 強 い出 コ
図
16
/
裾野市住宅 のfll定 点 Bに 於 ける漏洩電界
24/52
周囲雑音 と比 較 し、住 宅 環境 として 、2∼ lЫ ttlzで は 、最大 40dB(100倍 )、 15
∼30MHzで は、最大
29dB(約 28倍 )の 漏洩雑音 を不要輻射す る事 にな ります。
(61パ ナ ソニ ック コ ミュニ ケー シ ョン ズ株式会社製 BL‐ PA300か らの漏洩電界
周囲雑音 と比較 し、住宅環境 として 、2∼ 1511Hzで は、最大 28dB(約 25倍 )、
15∼ 30MHzで は、最大 24dB(約 16倍 )の 漏洩雑音 を不要幅射す る事 にな りま丸
■m摯 笙 n●
■ヨ摯■
3om摯
●
^菫
Ю
一〓 ■●こ 鬱 籠 味 ●
目減数
図 17
3
IMI`1
裾 野市住宅 の測定点 Aに 於 ける漏洩電界
牧 の原市 の住宅での PLCか らの漏洩電界
住宅 の環境及 び測定点の詳細 につい ては 、甲 94号 証 を参照下 さい。
(1)シ ャーブ株 式会社製 IIN
Ⅵ咀 0か らの漏洩電界
周囲雑音 と比較 し、住宅環境 として 、2∼ lЫttlzで は 、最 大
15∼ 3KIMHzで は 、最 大 25dB(約
180、
33dB(約 45倍 )、
田園環境 として(2∼ 15RIHzで は、最
大 24dB(約 16倍 )、 15∼ 30NIHzで は、最大
射 する事 にな りま九
′
25/52
15dB(約 6倍 )の 漏洩雑音 を不要 輻
周 波 数 口 Hメ
図 18
②
MCア
牧 の原市住宅 の測定点
]
Bに 於 ける漏洩電界
クセ ステ クニ カ株式会社製
PAこ燈 100Pか らの漏洩電界
周囲雑音 と比較 し、住宅環境 として、2∼ 15MHzで は、最大
15∼ 30MHzで は、最大
大
21dB(約 11倍 )、
田園環境 として 、2∼ 15MHzで は、最
21dB(約 11倍 )、 15∼3CIMIIzで は、最 大 1ldB(約 4倍 )の 漏洩雑音 を不要輻
射 す る事 にな りま丸
目 波 敷 :MH′ ]
図 19
牧 の原市住宅 の測定点 Bに 於 ける 5洩 電界
f・
ノ
4
30dB(約 32静 、
漏洩雑音電界強度 の測定結果 の考察及び結論
26/52
周囲雑音 と比較 し、住宅環境 として離隔距離
10mを 適用す る と、2∼ 15MHzで
40dB(100倍 )、 15∼ 30MHzで は、最大 35dB(約 56倍 日園環境 と
15∼
して離隔距離 30mを 適用す る と、2∼ 15MHzで は、最大 30dB(約 32倍
は、最大
)、
)、
30MHzで は、最大 26dB(約 20倍 )の 漏洩雑音 を不要輻射す る事 にな り、短波帯
は使用不可能にな りまり、
従 って 、周 囲雑音及び漏洩雑音 の測定は、前記 の様 に、測定下限が、 -20dB μ
Wm程 度 の測定用 アンテナ と測定器 を準備 して検証す る事が必 須 にな ります。以上
の漏洩雑音 の測定結果か ら、PLCモ デ ム を使用 した時の漏洩電界は、実際 の周囲雑
音 の測定値 に基 いて規定す る必要があ りま丸
それ によ りPLCか らの漏洩電界は、
技術基準は CMIを 規定 して いて 、
以 上 よ り、
短波帯 を使用す る通信 な どに妨害 を与 えない と言 う事 ですが 、 この基 本的な理論 が
破綻 しています 。従 つて 、抜本的 に技 術基準 を見直 し、破綻 を来 した基本的理論 を
再構築す る必要があ ります。
第6
平成 21年 7月 15日 付 の回答書及 び 杉浦参考人調書 につい て
乙 4号 証 の参考資料 2「 PLC公 開実験結果 J(91/101∼ 95/101)の “
実測結果 "、 及
び参考資料 3「 P1/C公 開実験結果 に基 づ く許容値 の見直 しJ(9α 101∼ 981101)く 実
測結果 に基 づ く許容値 の 見直 し>に 付 いての漏洩電界強度測定及び周 囲雑音電界強
度測定に関 し、平成 21年 7月 10日 付 の質問書及 び平成
21年 7月 15日 付 の回答
書 につい ての 、質問 内容に対す る回答内容 の不備 の指摘並 びに乙 4号 証 の技術基準
の瑕疵 を、指摘 します 。
1
使用 した沢1定 器 の メー カ名 と型式及びオプシ ョン等仕様 の詳細
(1)質 問書 1
1)項
では、測定器 の仕様詳細 の提示 を求めま した
("回 答書では、使用 した測定器 は R&S社 の FSET22及 び FSET Z22で あ ります。
これ は甲 165号 証 5頁 よ り FW方 式 の測定器である スペ ク トラ ム・アナライザ
です ので 、当時 (判或 16年 5月
)の CttPR16‐ 1に 準拠 して測定す る測定器
としては、CISPR委 員会 で規格制定 されて い な い測定器 (甲 161号 証参照 )の
1‐
27/52
使用であ り、CISPR委 員会 の報告 として失当でり、 何故 CISPR16 1 1に 準拠
して測 定出来な い測定器 を、CISPR委 員会 が使用 してそ の測定値 によ り乙 4号
証 の技術基準 として答 中 した の か理 由を明確 に して提示す る事 を求 めます。 な
お、回答書
1 1)項
は、仕 様抜粋 としているの で、再度仕様詳細 の提示 を求
めます。
2
測 定時 の RBW(分 解能帯域幅 ):9kHz設 定時に於 ける DAM.(表 示平均雑音
レベ ル )、 または、 ノイ ズフ ロワ
(1)質 問書 1
2)項
につい て 、 乙 4号 証 に記載及 び図示 してある ITU
R P372の
周囲雑音 にお いて 、住 宅 環境 (ResidentlaD、 日園環境 lRrall及 び 閑静 な 田園環
境 (Qtute Rural)が 測定検証 出来 るか疑間がある為に、質問 して い ま九
("回 答書 の本項 目では 、回答書 に提示 されて い る図 1よ
り測定下限値 を求 めると、
Hz付 近 では、+32dBμ Wm、 511Hz l十 近 では 、+17dB μV/m、 lCIMHz付 近
では、+10dBμ Wm、 15MHz付 近では、+8dBμ Wm、 21DMHz付 近 では、+6dB
2ヽ 〔
μVlm、
25MHz付 近では、ldB
μV/111、 30NIIIz付 近では、7dB μ V/mと 読 め
る事 にな ります。
一方 ITtT R P372‐ 8Ю では、住宅環境 の周囲雑音 として、図 20に 示す様 に
2MHz付近 では 、+14dB
μW/m、
5MHz付 近では、+1ldB
μ Wm、
10MHz付
近 では、+9dB μヽ思 、15111Hzイ寸近では、+8dBμ V/m、 2CIMHz付 近 では 、+7dB
μVm、
25MHz付 近 では、6dB
μ1771m、 311MHz付 近では、5dB μV77mと な り
ます 。
20MHz
この住宅環境 の周囲雑音 と回答書 の図 1の 測定下限値 を比較す る と、
以 上の周波数 か ら測定下限値 が ITLT R P372の 住宅環境 の周 囲雑音 よ り下回 り、
漸 く一 部 の測定検証 が可能 とな ります。 同様 に 田園環境 の周囲雑音 としては、
5MHz付 近では、+5dB μヽヽ 、
10NIHzイ寸近では、+38 μV7m、 15MHz lbl近 では 、+2dB μヽ″m、 20MHz付
近 では 、+ldBμ Wm、 25MHz ttIIrで は、OdB μV77m、 30MHz付 近 では 、OdB
+9dB″ V7m、
図 20に 示す様 に 2MHz付 近 では 、
μV/mと な ります。
この田園環境 と回答書の図 1の 測定千限値を比較すると、25MHzよ り以上
の周波数から沢1定 下限値が ITU‐ R P372の 日園環境の周囲雑音値より下回 り、
28752
漸 く ご く一 部 の 限定 された測定検証 が可能 とな りま丸
,
ュ●こ 当 籠 喘 ●
〔MH,
口 波数
図 20
国 の測定下限 と周 囲雑音 目標値及 び ITU
R P372周 囲雑音 比 較
‐
同様 に閑静 な田園環境 としては 、図 20に 示す様 に 2MHz付 近 では 、5dB μV/m、
5MHz付 近では、8dB μV/m、 10MHz付 近 では 、‐1ldB μ Wm、 15NIHz付 近 では 、
14dB μVlm、 25MHz付 近では、15dB μミヽ 、
13dBμ Wm、 211MHz付 近では、‐
30MHz付 近では、15dB
μ V7mと な ります。
この閑静 な田園環境 と回答書 の 図
1の 測定下限値 を比較す る と、測定下限値 は
ITU R P372の 閑静 な田園環境 の周囲雑音値 よ り上回 り、測定検証 は不可能です。
従 つて 、回答書 の本項 目の測定下囮 直では 、ITLT R P372‐
39の 住 宅環境 、 田園
環境及 び 閑静 な 田園環境 の総 ての周 囲雑音 が測 定検証 出来ない事 にな ります。
更に、図 7∼ 図
10の 樹
,市 の周囲雑音 の測定検証 は 、不可能 である事 が 、判明
しま した。
Hz∼ 15MHzの +28dB μ Vlmは 、
なお、技術基準 の漏洩電界 の 日標値 である ハ 〔
2NIHz付 近 では回答 書 の 図 1よ
り測定下限 直が+32dB μ 171mと 読 めるので測定検
証 が不可能 で あ り、如何 な る技術 的根拠 で技術基準 での漏洩電界 の 目標値 で ある
か〔
Hz∼ 15MHzの +28dBμ
求 めます 。
Vmを 決定 したのか具体的な根拠 を説 明提示す る事 を
′
また、乙 4号 証 として技術基準 を答 申 した測定では、lTU R P372の 周囲雑音 の
29/・52
測定 検証 が不可能な事並びに ITU‐ R P372に 準拠 した 日本 の住 宅環境 、田園環境及
び 閑静 な 日園環境 での周囲雑音 との測定比較 が不可能な事 が実証 出来ま した。 よっ
て 、答 申 した技術基準 では何 を持 って 日本で の周囲雑音 としたのか疑問及び瑕疵が
あ り、両者 立会で の周囲雑音 の測定が必要 である事 にな りま丸
・・一 一 ・ 一 ■ ・一
一一
一 .
ЦⅢ
、
ぃ 、、
一 一一
ヽ
,“
│
`,
一
、
"、ぃ
ウ
、
│
、 │ヽ 1 .
回答書 の 図 2
定可能電界強度 の下限値
回答書 の 図 1没 」
,.
ヽ ヽ11
EMC06509の
ア ンテナ 係数
回答書
1 2)項 の 図 1及 び 2 2)項
の図 2か ら、回答書 の 図 1の 妥 当性 を検
証 します 。但 し、各 々の代表値例 として、15MHzで の数値 を参照 して検証 します。
即 ち、回答書 の 図 1よ り、D劇刈■ 8μ V/m、 回答書 の図 2よ リア ンテ ナ係数 37dB/m
と読 めます 。
使用 した測定器
R&S tt FSET22の Dい こ は 、甲 166号 証 2頁 か ら代表値 とし
て -150dBm/10Hz、
RIIW10kHzの 場合 の DSLの
代表値 は 、 -120dBmと な り
Z22の 利得設 定及 びその他ケーブル 等 の減衰 及び読 んだ測
ま九 前置増幅器 FSl田 ‐
定値 の ば らつ きを含 めて計 算推定 します と
+8dBμ
V/m=120dBm+113+37-X(プ
リア ンプ 利0+減 衰器 +(そ の他 :1)
=30-30+ 7+1
従 つて 、FSET22の 設定は、入力減衰器設定
OdBで 最大感度設定、FSET Z22
の設定は、
利得設定 30dB、 入力減衰器設 定 7dBと 、そ の他 ldBと 推定可能 で九
入力減衰器設 定
7dBそ の他 ldBと 仮定 して 、 アンテナ係数 が変 化す るのでそ の
場合 の計算式は前記 よ り誘導出来、
′
dBμ V/m=ア ンテナ係数 -29
30/52
これ を各代表的な周波数 の DANLと 比較 してみ る と、
2MHzで は、 アンテナ係数 61dB/mと 読 めるので 、+32dB μ V/m
5MHzで は、ア ンテヽ憔 数 46dB/mと 読 めるので、+17dBμ Wm
10MHzで は、ア ンテナ係数 39dB/mと 読 めるので 、+10dB μ V/m
15MHzで は 、 アンテナ係数 37dB/mと 読 めるので 、+8dB μ Vlm
20MHzで は、ア ンテナ係数 35dB/mと 読 めるので 、+6dB μ171m
25MHzで は 、 アンテナ係数 28dB/mと 読 めるの で、ldB μV/nl
301/1EIzで は、 アンテナ係数 22dB′ mと 読 めるので 、7dB μミK
以 上 は前記 の 3)項 で読 んだ測定値 と一致 して い ます 。従 って、測定器設 定につ
いての推定値 は 、決定値 と等価 になる試算 を した結果 で丸
但 し、後記
12項 での 甲 167号 証 2頁 のアンテナ フ ァクタのグラフ と相異 してい
るので 、 この差異 につい て 国側 の説明 を求めます 。
3
測定時 の RBWは 、9kHzの 確認
(1)質 問書 1
3)項
では 、測定時 の分解能帯域幅 lRBIVlは 、CISPR16 1 1の 基準
帯域幅 に準 じて 9kHzに 設 定 して測定す る必要がある事 を示唆 してい ます。
(D回 答書では、RBWが lmHzの 設 定で測定が実施 されて い る。CISPR委 員会 と
しての測定は、CISPR16 1 1の 基準帯域幅 に準拠 して測定す る必要があるのは 、
技術的な常識 であ り回答 として失 当ですも従 つて、何故 CISPR16 1 1の 基準帯
域幅 に準拠 しない RBWで 測定 し、CISPR委 員会 として 乙 4号 証 の技術基準 を
答 申 したのか理 由を明確 に して提示す る事 を求めます 。
4
測定時 の ヽBW(ビ デオ帯域幅 )は 、9kHz以 上の設定 である事 の確認
(1)質 問書 1 4)項
('
では 、VBW(ビ デオ帯域幅)と 記述 した。
回答書 では 、VSW(ビ デオ帯域け と記述 してあるが 、VSWの 技術用語 として
の技術的な根拠 の提示 を求 めま九
5
測定時 の掃 引 点数は、周波数範囲 2MH夕 3KIMHz間 で測定設定上 の沢1定 振幅確
度 (誤 差 )が
6dB未満 になる 7000点 、即 ち測定時 の掃 引点間 の周波数間隔を 4kHz
毎 に設 定 して測定 してい るか。そ うでな い場合は、測定時 の掃 引点間 の周波数間
31/52
隔 の設定 の具体値 と周波数範囲 2MHz∼ 311MHz間 の測定設定 上の測定振幅確度
の 具体値 を明 ら力ヽこしていただきたい。
(1)回 答書
1 5)項
では 、測定器 の掃 引点数 と周波数範 囲につ いて 、周波数範囲
lMHz∼ 30MHz内 の測定点数 は 、等間隔 500点 で、周波数 間隔は、58 1kHz
となっています 。従 って 、掃 引周波数範囲 2MHz∼ 30MHzで は 、測定点数 は略
482点 とな るので測定 してい る周波数幅 は 、4"MHzと
な り、掃 引周波数幅
28NIHzの 約 17%を 覆 って測定 してい る事 にな ります。この測定周波数範囲 で の
測定覆 い率
17%が 、正 確 な測定が必要な漏洩電界強度及び周 囲雑音 の測定 が 十
分満足出来 る事 を証明 して提示す る事 を求 めます。
(2)質 問書 1 5)項
か さ)が
は 、測 定器 の掃 引点数 と周波数範囲 での演1定 振幅確度 (不 確
6dBか ど うか質問 しているは 、この濃1定 周波数範囲 での総 ての周波数 で
の測定 の振幅確度 を質問 して い るの であ つて 、沢1定 器 自体 の表示振幅 の 不確 か
さ (確 度 )の 見積 りを質 問 していな いの で 九
所謂 、漏洩電界測定時 の技術的
な常識 の範囲 内で の質問 を しています 。
一
ξ●ュ ● 轟
力 ¨ ¨
周波漱
図 21
IkH21
電界強度測定時 の FSET22の 測定直線 性(2MHzttD
点線 よ り上が -6cIB未 満 に測定値 が収 まる周波数範囲を示す
′
何故 な ら、CISPR16‐ 11に 準拠 して漏洩電界強度測定時 の測定点に於 ける分解
32/52
能帯域幅 の 中心周波数以外は 6dBの 減衰範囲内に収 ま ってお り、掃引点数 を増
カロ
すれ ば掃 引周波数範囲 内 の総 ての周 波数 で この 6dBの 減衰範 囲内 で測定可能
な事 を指摘 し、質問 しています 。すな わち、図 21に 示す様に、回答書
項 の内容では、前記 の第 3の
1(3)項
1 5)
の 図 1と 比較 し、2∼ 30NIHzの 周波数
範囲 での総 ての周波数 に於 いての測定振幅確度 (不 確 か さ)は 、測定点近辺 を除 い
て全 く保証 出来 ていない事 にな ります。
6
測 定時 の検波器 は 、準尖頭 検波 または尖頭 値 検波 の設定条件 の提示
(ll 質問書 1
8)項 では 、CISPR16
1‐ 1及 び
CISPR22に 準拠 して 、漏洩電界強
度測定時には、準 尖頭値測定または尖頭値測 定 を して準尖頭 値 へ 換算 してい る
か ど うかを確認す る為に質問 しています 。
(2)回 答書では、実効値検波 とな ってい るので、実効値 (RMS)測 定を実施 した事 に
な り、CISPR16‐ 1‐ 1及 び CISPR22に 準拠す なわち準尖頭値測 定によ り漏洩電
界強度測定 を して い ない事 にな り失 当です。従 って、回答書 の本項 目にお いて 、
何故
CISPR22に 準拠 して CISPR委 員会 として の漏洩電界強度損」
定 を実施 し
な いで乙 4号 証 の技術基準 を答 申 したか理 由を明確 に して提示す る事 を求 めま
九
7
1 8)項 か ら 10)項 につい て
(1)質 問書 1 8)項 か ら 10)項 では、CISPR16
回答書
1 1及 び CISPR22に 準拠 し妥
当な漏洩雑音測 定を CISPR委 員会 が して い るかを質問 してい ます。
問題点
:
・ 実効値 検波 は 、前記 9)項 で指摘済み で九
・ 回答書 の 1
9)項
の 回答 としての最大値 モー ドとは、測定器設定上 の どの
項 目を設 定 して い るのか不 明であ ります。何故な ら測定器 では 、最 大値 モー
ドの存在 が 見当た らないのです。甲 165号 証 8頁 hace Functlonsか ら、敢
えて推測す るので あれ ば mtt holdと な ります。
従 つて 、質問書
1 9)項
めますも
・ 回答書 の
1 10)項
に対 して測定器 の具体的な設定を再度 になるが求
′
に 「60秒 間、周波数掃 引を繰 り返 し最大値 モー ドで表
33/52
示 され る実効値 」 となってい るが、測 定器設 定 上 該 当す る項 目が 見 当た らな
いので九
(甲
165号 証 8頁
尚、質問書 の 1
町pes Ofaで ■
電
10)項
g」 )
“
では、10回 以 上 平均化 して測定 した測定設定条件
か ど うか 質問 してい ます ので それ に従 つた 具体的 な測 定器 の設 定値 を求 め
ま した。
以上 よ り回答書
1 9)項 及び 10)項 は、回答内容 に妥 当性 があ りません。
従 って、CISPR16 1 1及 び CISPR22に 準拠 して漏洩電界強度 を測定 していな
い事が実証 出来 ま した。
定器 の 「Tl・ aceJな どの設 定条件 は 、
即 ち、CISPR16 1 1に 準 じた この収」
①
Trace detectors illlax peak
②
Tla∝
③
T"es of∼ eraglng
fllllctlons:llltt l101d
il■ umbers
of avera"s selectable=10
averaJng Oflllttmllm alld mi血 mtlln peak■ al■ les
但 し、尖頭 値沢1定 であるので 、準尖頭値 へ 換算す る必要があ りまt
・ 更 に、周囲雑音 を ITII‐ R
P372 09に 準拠 してfll定 して い るか どうか前記 の
回答分析か ら下記 の如 く検証 しま した。
周囲雑音 として、lTU R P372‐ 879に 規定 されて い る様 に、測定値 は実 効値 の
前記 の回答分析 か らこの測定器 の妥 当な
中央値 を測 定す る必要 があ りま丸
「TraceJな どの設定条件 を検討 しま した。
① Ъ ace
deteclol・
s:rms
② Tlace ful■ cions:Ⅳ erage
③ Tpes ofavera9ng nllmber ofaverages selectable=10
averaglng ofa■ samplesin captm memol■
以 上が 、周囲雑音 の測定時に必要な この測定器 の設定条件 で九
結論 として 、FSET22は 、QP(準 尖頭 0及 び CISPR‐‐
3(CISPRに 準拠
した平均 l●
● 測定機能 を持 ってい な いの と、CISPR16 1 1及 び
した漏 洩雑音電界強度 の没1定 並びに
ITtF‐ RP372‐ 8′
CISPR22に 準拠
9に 準拠 した周囲雑音 の測定
の何れ についての測定器 の設定 に 関 して妥 当性 が無 く失 当であ り、従 つて これ ら
の測定結果 は無効です。
34ノ
52
回答書
1 11)項
につい て 、質問書
1 11)項
は、測 定器 の減衰器 の設定
値 を質問 して い ます。何故 な ら、仮令回答書 の 自動設定 であって も、測定 した
際 の減衰器 の設 定を回答す る必要があ り、そ の設定値 に よつて一般的に測定可
能電界強度 の下限値 が判 明す る事 にな りますt更 に、甲 165号 証 3頁 のプ ロ ッ
ク
ダイア グラム よ り使用 した測定器 の入力部 に減衰器 が設 置 されて い ます の
で 、 この減衰器 の設定値 によって 、測 定可能下限が判 明 します 。 尚、図 4か ら
図 6の 周囲雑音沢1定 と、減衰器 の設 定が回答書 の 図 1の 測定下限時 の条件 とを
比 較 し、減衰器 に
10dB追 加 して設定 して い る事 を推測 可能 です。従 つて、回
答書 の本項 目の 内容は失 当であ り妥 当'性 が無いので 、再度具体的 な測定器 の減
衰器 の設 定値 を求めます。
1 12)項 につい て 、質問書 1 12)項 は、測定器 によつて 、例 と
して EMC用 スペ ク トラム アナ ライザでは、既知 のアンテナ係数 または手動
回答書
で設 定可能 なア ンテ ナ係 数 に合わせ て 自動的 に測定 値 を補正 して電 界強度 を
測 定出来 る測定器 があるので 、そ の機能 を使用 して測定値 を 自動補 正 したか ど
う力ヽこつい て質問 してい ます。即 ち、回答書 2
2)項
のアンテナ係数 の較 正
値 を測定器 に設定 したかの有無 を質問 して い ます 。従 つて 、回答書 の本項 目の
内容では、既存 の測定器 に 関 しての認識 に欠 ける事 にな り失当であ り、測 定器
の設定につい て具体的な提示 を再度求 めます 。
10
回答書
1 13)項
について 、質問書
1 13)項
では 、前置増幅器 の使用
の有無 と設 定詳細 を質問 して い ますので 、前置増幅器 の使用 とその仕様 の提示及
び 自動設 定では、回答 として認 め られ ません。測定時 に使用 した前置 増幅器 の設
定 、即 ち入力側減衰器 の設定値 と増幅器 の利得設 自 直の具体的な提示 が必要です 。
従 つて 、回答書 の本項 目の内容では、質問内容 の答 え として失 当であ り、測定器
の具体的な設定を再度求 めます 。
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図 22
国 の測定時 の測定下限、測定下限値確認 時 の測定下限、
周 囲雑音 目標 値及 び ITU R P372周 囲雑音 比 較
尚、
図 4か ら図 6の 周 囲雑音測定 と、
減衰 器 の設定 が回答書 の図 1の 測定下限時、
す なわち図 20と を比較 し、減衰器 に 10dB追 カロして設定 し実 際 の測定を行 って
いた事 が 、図 22の 測定時 の測定下限 の様 に推定出来ます。
11
回答書 2
1)項
につい て 、質問書
1 1)項
では 、仕様 の詳細 を質問 して
い ますが、
回答書 の表 3で あ り且 つ 主な仕様 とな ってい ます。
提示 された内容 は、
従 つて 、質問 した内容 とは乖離 してい るので 、詳細 な仕様 の提示 を再度求 めます 。
12
回答書 2
2)項
につい て 、質問書 2
2)項
では、ア ンテ ナ係数 の詳細 の
提示 を要求 してい ます、 回答書 の 図 2で は、ア ンテナ係数 の較 正値 に基 い てグラ
フ化 してい ます が 、この較 正値 を導 い た較 正方法 の詳細 の提示が必要 で丸 更 に、
旧 EMCO(現 ETS Lllldgranl社 が情報提供 している 甲 167号 証 2頁 のア ンテナ係
特 に 20MHz
数 のグラフ と相異 して い ます。図 23と 回答書 の 図 2と を比較す る と、
以 上での大 幅差異 は何 故 か 、疑間 があるので 、具体的 な説明 を求めます。
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図 23
13
6509の カタログのアンテナ係数
杉浦参考人 の参考人調書 に よれ ば、
頁上か ら 8行 日「アクテ ィブループア ンテ ナ とい うの は非常に飽和す る可
“
詣 性がある」 と述 べ られて います│し か し、甲 168号 証 2頁 の R&S社 のアク
テ ィブループアンテナである HFH2‐ Z2は 、
最大電界強度 140dB μ Wm(lllV/1n)
迄使用可能 な物 ですも そ の よ うな例 を評価 して述 べ られ ていたのかを具体的 に
説 明を求 めま九
44頁 上か ら 11行 日の質問 「帯域幅 は 、飢Hzで 測 つてい るんで しょ う。」答
「は い」質問 「そ う書 い てあ ります。J答 「は い 、そ うですね。」 とあ りますが、
回答書 の 1
3)項 の回答 には、「分解 能帯域幅 lmHzに 設定
Jと な ってお り、
杉浦参考人 によるこの陳述 は事実 と異 な りま丸
14
小括
以 上 よ り、 乙 4号 証 の参考資料 2「 PLC公 開実験結果 」 1917101∼ 9フ101)の “実
測結果 "、 及び参考資料 3「比
C公 開実験結果 に基 づ く許容値 の 見直 し」 061101∼
98/101)く 実測結果に基 づ く許本値 の 見直 し>に 付 いての漏洩電界強度測 定及 び周
囲雑音 電 界 強度測 定 の 測 定結 果 に つ い て 、周 囲雑 音 電 界強度 測 定 では 、 ITLI‐ R
P3728/9の
Qlute R■lral(閑 静 な田園環境 )を 測定不可能 である事 、及 び私が測定
した住 宅地 な どで の周囲雑音 を比較測定不可能 である事 、並びに CISPR16 1 1に
準拠 していな い測定器 の使用 、CISPR22に 準拠 していない漏 洩雑音電界強度測定
37/52
CISPR
方法 、
並びに ITU‐ R P372‐ 819に 準拠 していない周囲雑音測定方法 です ので 、
委員会す なわち国 の測定 として無 効 で九
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図 24
杉浦参考人 の周囲雑音 の定義
FleqtOで 、lNIrИ
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15
30
周囲雑音 の定義 につい て
平成 18年 6月 29日 に開催 された情報通信審議会情報通信技術分科会 (第 41回 )
配布資料
分科会
41‐
1‐
3答 申案 の別添 とな る配布 資料 4112情 報通信審議会情報通信技術
CISPR委 員会報告 の 35頁 及び乙 4号 証 36/101頁 に記載 されて い る 「周囲
雑音 には、空電等 に よる 自然雑音 と、人 間 の活動 に伴 う人 工雑音 が 存在す るが 、
2MHz∼ 3KIMHzの 周波数帯では、人 工雑音 が継続的 でかつ 顕著 である。Jの 事項 よ
り、PLCが 使用す る周波数帯域 での周囲雑音 の 定義 として 「周囲雑音 には、空電等
による自然雑音 と、人間 の活動に伴 う人工雑音 が存在す る」 となつて い ま九
処が、杉浦参考人調書 の 44頁 上か ら 15行 か ら 25行 に渡 つて 「―――我 々 は周
囲雑音 としてはそれ (放 送波 とか通信助 を含んで い ますt― ――」 と述 べ られ て い
ま九
すなわち、周囲雑音 として 、 自然雑音、人 工雑音 に追加 して放送波 並びに通
信波 が含 まれ る と言 う事 にな り、我 々すなわち CISPR委 員会 の羽 載 18年 6月 29
38752
日に開催 された情報通信 審議会情報 通信技術分科会 (第 41回 )配 布資料
申案 の別添 となる配布 資料
41‐
4113答
12情 報通信審議会情報通信技術分科会 CISPR委 員
会報告 の 35頁 な らびに乙 4号 証 36/101頁 と矛盾 していますので 、杉浦参考人 に よ
るこの周 囲雑音 の 定義 (図
24参 llB)の 陳述 は 、明 ら力ヽこ事実 と異な ります。
更に、国は駒 戎 21年 1月 13日 付 の準備書面
(14)に お い て、総務大臣は、放
送波や通信波 も 「周囲雑音 Jに 含 めて い る と記述 していますが 、 これ は
員会 の平成
CISPR委
18年 6月 29日 に開催 された情報通信審議会情報通信技術分科会
(第
41回 )配布資料 41‐ 3答 中案 の別添 とな る配布資料 411‐ 2情 報通信審議会情報通
1‐
CISPR委 員会報告 の 35頁 な らびに 乙 4号 証 36/101頁 「周 囲雑音に
は、 空電等 に よる 自然雑音 と、人間 の活動 に伴 う人 工雑音 が 存在す るが、2MHz∼
信技術分科会
311MHzの 周波数帯 では 、人 工雑音 が継続的でかつ 顕著 である。Jと 明 ら力ヽこ矛盾 し
て い ます 。
第
7
コモ ンモー ド電流 (CMD測 定、デ ィフ ァ レンシ ャルモー ド電流① MD測 定及
び漏洩電界 との相 関測 定について
総務大臣は,電 力線 を流れ る コモ ンモー ド電流
関係
(Lヒ 例関係
(CMI)と 漏洩電界 の 間には相関
)が ある として ,CMIを 制限す れ ば漏洩電界 を制限す る ことになる
と主張 していま丸
しか し,総務大 臣は,実 際に電力線 を流れ る
CMIや その際に生 じる漏 洩電波 を
測定 した上で比例 関係 があると主張 して い るので はな く,直 流 とその周 囲 に生 じる
磁場 の 間を記述す る物理法則 (ビ オ・ サバールの法則 )に 依拠 して い るにす ぎませ
ん。仮 に比例関係 があるとすれ ば,実 測 した CNIIの グラフ と漏洩電界のグラ フは
比例係数 の分 だ け数値が異なる平行 な もの とな って描 かれ るはずです。 また総務 大
臣は ,CMIを 規制す るこ とは CMIを 自 戎す る元であるデ ィ フェ レンシ ャルモー ド
電流
(DMI)も 規制す る ことになる と主張 しています 。
そ こで私達 は,総 務大臣の 主張 の誤 りを確認す るために、 この 点につい て も実測
しま した。
39ノ
52
1
コモ ンモー ド電流測定、デ ィ フ ァ レン シャルモー ド電流測定方法
PLCモ デ ムの CMI及 び DMI電 流 の測定には、トミタ電 機的 のフェ ライ
トビー
ズ (透 磁 率 の 高 い フェ ライ ト材 で 作 られ た 同芯 円状 の 高周波 用 電子部 品 )の
6B2‐ TRB
22xlを 8を 使用 し、結合度 17dBの コンベ ンシ ョナル
(従 来 の)・ トラ
ンス型電流カ ップ ラ (結 合器 )を 構成 して測定 しま した。
CMI及 び DMIは 、cMI・ DMI(dBμ D=PldBml+90
として求 める事が 出来 ま
す。
2
測定 した漏 洩電界か ら CMI計 算値 の算 出方 t_■
測定 した漏洩電界か ら CMI計 算値 の算 出方法 は、平成 18年 6月 29日 に開催 さ
れた情報通信審議会情報通信技術 分科会 (第 41回 )配 布資料
4113答 申案 の別添
となる配 布資料 41‐ 12情 報通信審議会情報通信技術 分科会 CISPR委 員会報告 の 85
頁 の (7)項 の計算式 の IcomO曇 xl=― ――であ り、該 当す る乙 4号 証 では、86/101
頁の
(7)項 の計算式 の Icom04a■ l=―
―Z+K
――です。即 ち、IcomlllaO=Ep+L+A
を用 い て CNIl計 算値 を算 出 しま した。 尚、各 パ ラメー タについ ては 、上
記 の配布資料 4112、 または、 乙 4号 証 を参照下 さい。
また 、関連す る LCLの 実測値 につい ては、甲 81号 証 7頁 の他 、甲 90、 甲 92及
び 甲 94号 証 を参照下 さい。
3
測定 した CMI及 び DMI準 尖頭値 と CMI計 算値 の比 較
CMI準 尖頭値及び DMI準 尖頭値 は、 甲 81、
甲 90、 甲 92及 び 甲 94号 証 の裾 野
市 の住宅 で 、/く ナ ソニ ック社製 とネ ッ トギア社製 の
PLCモ デ ム を用 い て 、測定 し
ま した。
図 25よ り、CMI計 算値 と、測定 した
CMI準 尖頭値 の差 は 、最大 33dB(約 45
倍 最小 OdB(略 同 じ数値 と言 う事 ),捩 」
定 した DMI準 尖頭値 との差は、最大 36dB
(約 63倍 )で すも 明 ら力ヽこCIII計 算値 と CNII実 測値 は定数分だけずれて い るお
)、
互 い に平 行 な グラフにはな って い ませ ん。従 つて 、漏洩電界強度測 定結 果 に よる
CMI計 算値 と住宅 で測定 した CMI準 尖頭値 は、相関性 が無い と判断 出来 ま九
また 、漏洩電界か ら導 い た CLII計 算値 は,住 宅で沢」
定 した DMI準 尖頭値 と も相
40/52
関性 が無 い 事 にな りま丸
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図 25
図
CIIII及 び DMI測 定 と漏洩電界か らの CMI計 算値比較
25で使 用 したパ ナ ソニ ック コ ミュニ ケ ー シ ョンズ榊 製 PLCモ デ ムか
らの漏洩電界は、図 17を 参照下 さい
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周波敷
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図 26
CⅣⅡ及び DMI測 定と漏洩電界からの CMI計 算値比較
図 26で 使用 した、ネッ トギア・インターナショナル社製 PLCモ デムの漏洩
41/52
電界 は、図 13を 参照下 さい。但 し、30∼ 32MHzの 漏洩電界は、CMI及 び
DMI測 定結果か らの追加測定によ りまり、
40dB(100
図 26か らは、CMI計 算値 と、測定 した CMI準 尖頭値 の差 は、最大
3dB(実 測値が計算値 を約
倍 )、 最小 ‐
差は、最大
14倍 上回 る),測 定 した DMI準 尖頭値 との
33dB(約 45倍 )で す。 これ につい て も,明 ら力ヽこCLII計 算値 と CMI
実測値 は定数分だけずれ ているお互 い に平行 なグラ フにはな っていませ ん。従 つて 、
漏洩電界強度測定結果 による CMI計 算値 と住宅 で測 定 した CMI準 尖頭値は、相関
性 が無 い と判断出来 ます。
また、漏洩電界か ら導 い た CMI計 算値 は,測 定 した DMI準 尖頭値 と1)相 関性 が
無 い事 にな ります。
4
測定 した CM及 び DMI準 尖頭値 と CMI計 算値 の検討 並びに結論
以 上 よ り、PLCに よ り生 じる漏洩電界強度測定結果 を総務大臣が示す計算方法 に
基 づい て
CMIに 換算 した結果 は実測値 と比例 関係 がな く,相 関関係 がない ことが
明 ら力ヽこな りま した。す なわち技術基準に示す CMIと 漏洩電界 との理論 関係式 が 、
成 立 しない事が明 ら力ヽこな りま した。 また ,CMIを 規制す ることによ り DMIを 規
制す る ことに なるとい う総務大臣 の主張が成 立 して い ない ことも明 らかにな りま し
た。
総務大臣 の主 張は,主 として理論的考察に基 づい た シ ミュレー シ ョンに依拠 して
い ます。 シ ミュ レー シ ョンの基礎 となる理論 が正 しくなけれ ばシ ミュレー シ ョン結
果 が正 しくな いの は当然 の ことです 。 また ,シ ミュ レー シ ョン結果 は,実 測結果 と
照合す ることによつて ,そ の正 しさを確認す る必要があ りますが ,総 務 大臣はそ の
よ うな確認作業 を怠 りま した。従 つて 、技術基準 を構築 した理論 、特 にシ ミュ レー
シ ョンのみ で測定に よつて確認 を して い ない理論 は全て信頼 に足 りない と結論 され
ます。 これ らによ り、技術基準は全て 見直す必要 があると言 えま九
第8
電子情報通信学会αEICE)環 境電磁工学研究会 (EMCの で 、私 が
論文発表 時に、
‐
お よび
PLC関 連 の
か ら受 けた理不尽な非難 につい て
‐
42′
52