ハイデックスの施工法 ※商品によっては別途施工要領書をご用意していますので、施工前に弊社担当者までお問い合わせください。 施工の前に… ●乱雑な積み込み、積み降ろしはしないでください。 ハイデックスを落としたり、放り投げたりした時の 衝撃はハイデックス破損の原因となります。冬期 は特に注意してください。 ●ハイデックスの保管は乾燥した室内 (温度は0〜 30℃) に必ず平置きしてください。壁などにもたせ かけると材料の変形の原因となります。 ●使用前24時間は施工場所と±5℃以内の温度 差の場所にハイデックスを保管してください。 ●ハイデックス専用接着剤HS-Eco (JIS/F☆☆☆ ☆) はエマルジョン系の材料なので凍結しないよう 室内に保管してください。 ●接着剤を使用する時には、部屋の換気を十分に 行なってください。 施工は内装制限対象外の高さ、1,200㎜ 以下で行なってください。 下地のチェック ●プラスターボード下地を基本とします。ボードのジョ イント部分にはパテ処理をして平滑な下地を作っ てください。 1 墨出し・材料カット 施工部分の墨出しを行ないます。腰壁部に施工する時は、上端部のライン (基準線) が水平であること、 全ての垂直ライン (基準線) が垂直であることに注意してください。上端部にモール材を使用する際は、 モール材の寸法も考慮したうえで墨出しを行ないます。 ハイデックスのカットはスチール定規をガイドにして、 カッターナイフで数回切れ目を入れて両手で折り切り してください。 2 接着剤塗布 専用接着剤HS-Ecoは下地側に塗布してください。ハイデックス 裏面には塗布しないでください。 接着剤は付属の専用コテを用いて、塗布量0.35㎏/㎡ (標準) を 塗り残しの無いよう均一に塗布します。接着剤のオープンタイム は、20℃・15〜20分を標準とします。接着剤がハイデックス表面 に付着したり、端部よりはみ出した場合は、硬化する前に速やかに 水道水で湿らせたウエスで拭き取ってください。 下地 中央に向けて、接着剤を塗布する。 3 ハイデックス貼付け ①ハイデックスのジョイントは目透かし工法になります。下地に専用目地テープを先に貼付けて、 ハイデッ クス間に幅3㎜程度の目地を設けてください。 (下記各部の納まり参照) ②ハイデックスの上端部を墨出しのラインに合わせて水平に設置し、手で伸ばすように撫でながら貼付け てください。 ③ハイデックスのテクスチャー (模様) の方向を統一するため、一定の方向に揃えて施工してください。 900 プライマーを塗布し、十分 ●ケイカル板下地の場合、 に乾燥させてから専用接着剤を塗布してください。 ●コンクリート・モルタル下地の含水率は10%以下 の状態になるよう乾燥させてください。 ●既存の壁紙などが残っている場合には完全に除 去してください。 また、下地に大きな傷などがある 場合には平滑になるようにパテ処理してください。 注意事項 ●表面にシボ加工を施しています。施工前に表裏 の確認をしてください。 模様の方向を統一して貼る 1,200 1,200 ④ハンドローラー (転圧用ローラー) でハイデックス全面を入念に圧着します。 この際、 ハイデックスの中央 から端部に向かって空気を追い出すように転圧してください。端部も入念に圧着してください。 各部の納まり 〈ジョイント部〉 〈上部見切り〉 [透かし目地工法] [NEW KGモール使用] 専用接着剤 (HS-Eco) ●製造ロットによる色差が大きい場合があります。 あらかじめご了承ください。 ●使用状況により、変色・退色をまねく場合があり ます。 4.0㎜ [NEW JNモール使用] 3.1㎜ ※1 30㎜ 23.67㎜ 12.5㎜ 12.0㎜ 接着剤 ※2 ハイデックス 専用目地テープ (粘着剤付き) 目地幅3㎜ ※1 モールレールは両面テープ (接着剤) +タッカー留め をしてください。 ※2 モールとモールレールは点付け接着してください。 〈出隅部〉 〈入隅部〉 30㎜ [透かし目地工法] [突き付け工法] 30㎜ NEW ABSコーナー ハイデックス ハイデックス すき間があく場合は シーリングまたは ボンドコーク処理 [コーナーまでハイデックス貼付け]30㎜ 30㎜ サポート情報 専用目地テープ (粘着剤付き) NEW ABSコーナー ハイデックス この他に専用目地テープを使用した目透かし工法も 可能です。 148
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