平成２７年８月３１日福津市議会議長椛村公彦様建設環境委員会委員長硴野九州男建設環境委員会報告書平成２７年第３回福津市議会定例会において、本委員会に付託を受けておりました所管事務調査について、その調査結果を会議規則第１１０条の規定により、下記のとおり報告いたします。記１．調査事項（１）県道飯塚福間線改良工事について（現地視察）（２）大規模公園の指定管理について２．期日平成２７年７月２７日（月）３．調査にあたって（１）県道飯塚福間線改良工事について（現地視察）県道飯塚福間線見坂トンネル工区の現地視察を行い、トンネルの位置や工法、工期等を把握する。（２）大規模公園の指定管理について大規模公園の指定管理の現状について担当課の説明を受け、今後のよりよい管理のあり方について模索する。４．調査結果（１）県道飯塚福間線改良工事について（現地視察）・福津市側の現場事務所にて工法、施工手順等の映像を見た後、福津市側トンネル入り口（約 15ｍ掘削済）及び宮若市側トンネル入り口（未着工）を視察。・事業概要は、トンネル延長 842ｍ、幅員 9.5ｍ（歩道なし）、内空断面積 52.61 ㎡。 1 ・工期は、平成 27 年２月 24 日～平成 29 年５月 19 日。・施工業者は、清水・松本・大島特定建設工事共同企業体。（２）大規模公園の指定管理について・現在、大規模公園として「福津市総合運動公園（なまずの郷）」、「久末総合運動公園（みずがめの郷）」、「本木川自然公園（ほたるの里）」、「あんずの里運動公園」、「宮の元公園（ふれあいの里・シルバーパーク）」の５公園が指定管理制度により管理されている。・平成 24 年度から平成 28 年度までの指定管理者は、ファンタスティックパークスふくつ。・主な管理運営業務としては、公園全般の管理運営、運動施設の予約管理・利用料金の徴収、自主事業の実施、清掃・点検等の維持管理、樹木や芝地の育成管理などが行われている。・指定管理制度の導入により、導入前の平成 17 年度との比較で、経費が約 1,250 万円削減された。・有料施設の利用者数も、閉園日の減や自主事業の充実などの工夫により、平成 26 年度は対前年度比較で約 1,500 人増加している。５．委員会としての意見（１）県道飯塚福間線改良工事について（現地視察）・現地を視察したことにより、トンネルの両入り口の位置や現道からその入り口への経路等を確認できた。・工期どおりの順調な工事進捗を願うとともに、トンネル開通後の地域の活性化が期待できる。（２）大規模公園の指定管理について・他市町村の優良事例等を参考にしながら適切な制度の見直しを行い、より一層の市民サービスの向上を期待する。・指定管理制度全般にあてはまることではあるが、指定管理期間の延長等インセンティブの考え方も検討すべきである。 2