「被災地の今・・・」を見る(pdf)

被災地
地の妊産婦
婦さんとみ
みなさんをなぐ
つなぐ
被災地の妊産
被
産婦さんとみ
みなさんをつ
2015/12/15 配信 vol.36
〜 ジェスペールの
ジ
の東北⽀援の収穫
穫と、今後につい
いて 〜
◆ ⽀援実績
みなさま、
み
こん
んにちは。 ⼀
⼀般社団法⼈ジ
ジェスペールで
です。
<⽀援⺟⼦数>
>
・2015 年 12 ⽉計 ※次回
回掲載致します
す
・プロジェクト開始
始より累計 20,982
2
組(2012/7〜2015
5/10)
<活動場所>
・岩⼿(⼤船渡
渡、陸前⾼⽥、
、花巻、釜⽯、
、⼤槌、遠野、
、
宮古、
、久慈)
・宮城(⽯巻、
、東松島、⼥川
川、気仙沼、亘
亘理、名取、仙
仙台)
・福島(いわき
き、相⾺、南相
相⾺)
・福島(伊達、
、⼆本松、須賀
賀川、⽩河、郡
郡⼭、猪苗代町
町)
・新潟(⻑岡)
)
・埼⽟(川越)
)・神奈川(横
横浜)・東京(中
中野)
<活動内容>
育児相談会/茶
育
茶話会/ベビー
ーマッサージ/
/ベビー体操//
ママのリフレッ
マ
ッシュ体操/親
親⼦ビクス/仮
仮設巡回訪問
今年もあっとい
今
いう間に師⾛で
ですね。全世界
界的には激動の
の⼀
年でした。
年
みなさまの⼀年
み
年はいかがでし
したでしょうか
か。
さて、今回は
さ
11 ⽉に⼤船渡
渡市で開設した
た「すくすくル
ルー
ム」の開所式の
ム
の様⼦と、ジェ
ェスペールのこ
これまでと今後
後の
⽀援についてご
⽀
ご覧いただきま
ます。
被災地での「こ
被
これから」と 「今」、そして
て「未来」。どう
うぞ
最後まで、ご覧
最
覧ください。
◆ こそだてシ
シップの活動 ⼤船渡市から
ら委託され⼦育
育て⽀援センタ
ター《すくすく
くルーム》を
ショッピン
ングセンター内
内にオープン(ジェスペール
ル代表
宗祥⼦
⼦)
東⽇本⼤震災直
東
直後から⼦育て
てサロンを開催
催している『こ
こそだてシ
ップ』は、その
の業績が⼤船渡
渡市からも認め
められ、市の⼦
⼦育て⽀援
センター「すく
セ
すくルーム」の運営業務委
委託を受け活動
動を新たに
開始いたしまし
開
した。
さる
さ 11 ⽉ 20 ⽇
⽇に⼤船渡市の
の中⼼街である
る盛町のショッ
ッピングセ
ンター《サンリ
ン
ア》内でセン
ンターの開所式
式が⾏われ、N
NPOこそだ
てシップの伊藤
て
藤怜⼦代表ほか
か、副市⻑、市
市議会議員、シ
ショッピン
グセンターの代
グ
代表、またジェ
ェスペールの代
代表 宗祥⼦、東
東京から訪
問活動を続けて
問
ている助産師の
の渡邉寛⼦も参
参列いたしまし
した。
開所式では副市
開
市⻑から「ショッピングセン
ンターには、お
お⼦さん連れ
の若いお⺟さん
の
ん⽅がたくさん
ん集まるが、そ
そのような場所
所にサンリア
さんの協⼒を得
さ
得て、こそだて
てサロンを開設
設することがで
でき嬉しく思
っている。少⼦
⼦⾼齢化が進む
む中、このすくすくルームを
を利⽤しても
らい、地域でし
ら
しっかり⼦育て
てをしていくと
という機運醸成
成につなげてい
いきたい。」とあ
あいさつがあり
りました。
改装前は
改
18 ㎡で
であったスペースが現在は 200 ㎡に拡⼤
⼤されました。プレイルーム
ムのほかに相談
談室や授乳のス
スペース、事務
務ス
ペースも確保さ
ペ
され、これから
らの『こそだて
てシップ』の活
活動拠点ともな
なる場所になり
りました。
震災直後、被災
震
災した沿岸部で
で、孤⽴した⼦
⼦育てをしてい
いたお⺟さんた
たちが集まる場
場所を作った、 伊藤怜⼦代表
表の『こそだて
てシ
ップ』の活動が
が⾏政を動かし
し、市の委託事
事業として再出
出発した記念す
すべき⽇となり
りました。
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め、⾏政の担当者、市議会議
議員、こそだ
開設式の後は、代表をはじめ
てシップを⽀え
えてきたボラン
ンティアの⽅々が集まり、こ
これからの沿
岸部での⼦育て⽀援の在り⽅
⽅について、ざ
ざっくばらんな
な話し合いが
⾏われました。
この中でジェス
スペール代表の
の宗が、「産後ケ
ケアの必要性」
」について
、産後の⺟親を⼤切にするこ
ことが次の⼦供
供を産もうとい
いう意欲を育
てる、最も効果
果的な少⼦化対
対策であることを述べました
た。
またこの 4 年間
間、東京から⼤
⼤船渡市や陸前
前⾼⽥市に⽉に
に 1・2 回通
い、⼦育てサロンに来ることが出来ず孤⽴
⽴した⼦育てを
をしている⺟
⼦への訪問であ
ある「⾚ちゃん
ん訪問」を⾏ってきた渡邉助
助産師からは
、訪問して感じた実情の報告
告がなされまし
した。
従来、⾼齢者対
従
対策が中⼼であ
あったこの地⽅
⽅の福祉対策が
が、⼦育て⽀
援にシフトしていかなければ
ばならないことを⾏政にも実
実感してもらう
うことが出来た
たのは、ひとえ
えに震災以降継
継続して活動し
して
きたサロン活動、訪問活動の
の⼤きな業績で
です。
今後もジェスペ
今
ペールは「こそ
そだてシップ」の活動を応援
援し続けます。
◆ 企業様による
る被災地助成の
の終了報告と御
御礼(ジェスペ
スペール理事 横⼭亮⼦)
産婦⽀援「東京
京⾥帰りプロジ
ジェクト」を引
引継ぎ、「東
震災直後に始まった被災妊産
北こそだてプロジェクト」が
がスタートして
てから早 3 年半
半。
この間に各地の
の助産師による産前産後⽀援
援を受けた⺟⼦
⼦は約 2 万組、⺟⼦数に
換算すると約
換
4 万⼈にものぼ
ぼります。
「東北こそだてプロジェクト
ト」では、多くの皆様からの
のご寄付と企業
業様からの
助成⾦・募⾦により、ここま
まで広範囲に現
現地⽀援を継続
続することがで
できました。
⼼より御礼申し上げます。
中でも「東北こそだてプロジ
ジェクト」の⽴
⽴ち上げ当初よ
より今年までの
の 3 年間、
⻄友/ウォルマー
ート様、ジョン
ンソン&ジョン
ンソン様、⽇本
本財団様には、多額の助
成⾦や募⾦によ
よるご⽀援をい
いただきました
た。
資⾦ゼロからス
スタートしたジ
ジェスペール設
設⽴時、資⾦提
提供を申し出て
ていただい
たことは「東北
北こそだてプロジェクト」の
の⼤きな原動⼒
⼒となりました
た。
そしてこの継続
続的⽀援のおか
かげで、現地活
活動がより強固
固な⽀援活動に
に育つこと
ができました。
が
今年
今 12 ⽉をもっ
って、この企業
業様からの助成
成・募⾦による
る現地への資⾦
⾦⽀援は終
了致します。
これまでのご⽀
⽀援に対し深く感謝申し上げ
げます。
【⻄友/ウォルマ
マート・ジャパ
パン様】
今年
今 12 ⽉をもっ
って⽀援終了
岩⼿県・宮城県
県・福島県の沿
沿岸部全域をご
ご⽀援いただき
きました。
【ジョンソン&ジョンソン様
様/⽇本財団様】
今年
今 3 ⽉に⽀援
援終了
福島県内陸部お
および避難地全
全域をご⽀援い
いただきました
た。
この他にも【三菱商事復興⽀
⽀援財団様】【無
無印良品様】よ
よりご⽀援いた
ただきました。
。
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れからの被災地
地⽀援
これ
これ
れまで⽀援を⾏
⾏ってきた現地
地⽀援先の中には、複数のス
スタッフと
共に
に NPO 法⼈や
や任意団体を設
設⽴し⾃⽴でき
きるようになっ
ったところ
があ
ある⼀⽅で、助
助産師としての
の本業のかたわ
わら個⼈的に ⽀援活動を
継続
続している地域
域もあります。
資⾦
⾦⾯の⾃⽴には
は団体となることが不可⽋ですが、個⼈ 的に活動し
てい
いる場合は時間
間的制約もあり、⽀援活動の
のための資⾦ を調達する
ことが難しくなります。
団体
体であれ個⼈的
的活動であれ、助産師の⺟⼦
⼦⽀援は地域 に⽋かせな
い⼤
⼤切な役割を担
担っています。
は、⽀援活動の
動している
ジェ
ェスペールでは
の継続のため、個⼈的に活動
助産
産師達を、今後
後も継続⽀援していきたいと考えていま す。
被災
災地全域対象の
の助成⾦⽀援が
が終了した現在
在、現地⽀援 は皆様からのご寄付のみにより継続され
れます。
【千
千趣会様】
【ア
アソビズム様】ほか【マンス
スリーサポータ
ターおよび⼀般
般の⽅】による
るご寄付が、そ
それらの⽀援に
に充てられます
す。
引き
き続き皆様のご
ご⽀援を宜しくお願い申し上げます。
-----資⾦
⾦⽀援を継続す
する⽀援先を、改めてご紹介
介致します。
◇◆おっぱい塾
〜宮城県〜
病院
院勤務の三橋助
助産師が、時間を捻出しなが
がら、宮城県気
気仙沼市で
⺟乳
乳育児⽀援のた
ためのサロンを
を⾏っています。
当初
初は、⺟⼦の集
集まれるような
な場所もなく、産科クリニ ックの⼀⾓
を借
借りてサロンを
を⾏っていましたが、今年に⼊りこの活動
動が知られ
てき
きたことにより参加者が倍増
増。
広い
い会場を借りる
ることもできるようになりました。
気仙
仙沼は、震災被
被害も⼤きかった地域の⼀つ。
それ
れでもその地で
で⽣活を続ける家族には新たな命が⽣まれ
れています。
⼩規
規模な活動です
すが、⺟乳育児
児を中⼼とした相談やヨガな
などの活動
ならないも
を地
地道に継続し、
、地域の⺟⼦を
を⽀える活動は、なくてはな
のに
になっています
す。
サロ
ロン活動以外にも、「東北す
すくすくネット
トワーク」にお
おいて、⺟乳育
育児⽀援や⺟親
親のつながり育
育成⽀援などの
の幅広い育児⽀
⽀
援を
をしています。
。
◇◆相⾺助産所
〜福島県〜
相⾺
⾺助産所の宮原
原助産師は、福
福島県相⾺市・南相⾺市・新
新地町で妊
婦や
や⺟⼦を対象にサロンを⾏っています。
サロ
ロンでは、⺟乳
乳や育児相談だ
だけでなく、
・ベ
ベビーとママの
のリフレッシュ体操や器具を使った 3B体
体操
・救
救命救急⼠によ
よる乳児の緊急
急時対処法・救
救急蘇⽣法な どの実技講
習会
会
とい
いった幅広い内
内容で活動を⾏
⾏い、毎回 20
0 組以上の⺟⼦
⼦が参加し
ます
す。
当初
初は、0 歳児ま
までを対象とし
したサロンでしたが、卒業 した⺟親達
から
ら 1 歳以上のクラスも開いてほしいと要
要望が出て、今
今では妊婦〜
幼児
児まで参加する
る幅広いサロンとなりました。
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サロ
ロンの他に、
・産
産前産後の家庭
庭訪問や⽇帰りケア
・⾷
⾷育・離乳⾷調
調理実習
・マ
ママと⾚ちゃん
んの電話健康相
相談
・お
おひさまクラブ
ブ(障がいを持
持つ⺟⼦の交流
流会・勉強会 )
などの⺟⼦⽀援も
も⾏っています。
---ないように
ジェ
ェスペールでは
は、これらの⽀
⽀援活動が途絶
絶えることのな
重点
点的に⽀援を⾏
⾏うと同時に、
この
の他の地域とも
もつながりを継
継続しながら、必要に応じ た⽀援を⾏
って
てまいります。
。
引き
き続き、被災地
地⺟⼦⽀援活動
動を温かく⾒守っていただ きますよう
宜しくお願い致します。
◆ プロジェクト
ト応援のお願い
い
ジェ
ェスペールの「東北こそだて
てプロジェクト」は、被災地
援しています。
地の⺟⼦を⽀援する助産師の活動を⽀援
皆様
様からいただい
いた温かいご⽀
⽀援は活動の原
原動⼒となっ ています。
被災
災地の⺟⼦を今
今後も継続して
てサポートしていくため、妊
妊産婦⽀援に関
関するお志を同
同じくするお知
知り合いの⽅が
がいらっしゃい
い
ましたら、ぜひ下
下記サイトをご
ご紹介ください。
htttp://tohokum
mama.org/do
onation/
また
た、皆様からの
の励ましのお声
声も、現地の助
助産師や被災地
地で⼦育て中のお⺟さん、ジェスペール
ルメンバーの⼒になります。
ご寄
寄付いただく際
際に励ましのお
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をお寄せくださ
さい。
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