甘楽町 織田家とのつながり 信 長 の 次 男 信 雄 が、 元和元年 (1615)に2万石を領し、 その後 信良を経て、信昌のときに小幡 陣屋を築きました。 以後、信邦が 明和事件で明和4年 (1767)に高 畠へ移封されるまで、 152年間に わたり、江戸幕府の特別な家格 として処遇されました。 天童市(山形県) 織田家とのつながり― 天童藩主 は、織田信美・信学・信敏の三 代です。江戸幕府から文政3年に高畠から 天童に陣屋を移すことを許され、同13年に 2万石の藩として移転を完了しました。 織田信雄公 小牧市(愛知県) 織田家とのつながり― 永禄6 年 (15 63) 信長は、 小牧山に築 城し、 清須から居城を移しました。 また小牧 山の南の原野には、 東西1㌔、南北1. 4㌔の範 囲に城下町を整備しました。 天童市 甘楽町 岐阜市 安八町 越前町 小牧市 富士宮市 名古屋市 清須市 近江八幡市 富士宮市(静岡県) 織田家とのつながり―西山本 門寺の本堂奥の大柊のもとに 信長の首塚が安置されていると地元では伝 えられていました。寺では歴代上人により 信長を供養してきました。 岐阜市(岐阜県) 名古屋市(愛知県) 織田家とのつながり― 織田信長が、 稲葉山 城主・斎藤龍興を攻め美濃攻略を成しとげ たのは永禄10年 (1 5 6 7) のことです。 稲葉山城を新たに 造営したものが岐阜城です。このころから信長は「天下 布武」の印判を使用し、本格的に天下統一を目指し始め ました。 織田家とのつながり― 永天文元年 (1 53 2) 、 尾張国勝幡城主織田信秀は今川氏豊を追 放し、 那古野城を居城としました。その後古渡城を築い た信秀は、2歳の信長に那古野城を与えたといわれて います。信長は古渡城で13歳で元服、 1 5歳で濃姫と結 婚したと伝えられています。 安八町(岐阜県) 清須市(愛知県) 織田家とのつながり― 永禄4年 (1 5 6 1)、 信長は西美濃を征服しようと、 約1 50 0騎 を率いて長良川を渡り、 安八町の森部村 に進出しました。斎藤龍興の軍も約60 00騎を派遣。森 部城主らの働きかけにより、織田軍の大勝利となりま した。 その首実検をしたのが薬師堂前で 「鎧掛けの松」 は信長が鎧を掛けた松と伝えられています。 また、 「三 河長篠の合戦」を控えた信長は天下統一の大願成就の ため結大明神(現在の結神社)にて7日間の戦勝祈願を した際、朱印状を下したと伝えられ、覚成寺に古文書と して保存されています。 織田家とのつながり― 弘治元年 (15 5 5)、清 須城主となった信長は、 那古野城から移り 尾張を平定。 永禄3年 (15 60) 、今川義元を桶狭間で破り、 以後、 天下統一を進めました。 信長の後は、 息子信忠が 尾張を領有、 本能寺の変後は次男信雄が入城しました。 越前町(福井県) 織田家とのつながり― 信長は、越前町の 織田劔神社の神官であった忌部氏の後裔 にあたります。室町初期の応永年間、神官の子・常昌 は、当時尾張と越前の守護を兼任していた新波義重に その才能を見出され、家臣としてとりたてられ、尾張 におもむきそこに土着しました。 近江八幡市(滋賀県) 織田家とのつながり― 天正4年 (15 7 6)、 天下統一を目前に控えた信長は、 安土 の地をその拠点に選び、 安土城築城に着手しました。3 年後に五層七重の天守閣をいただく城の豪華絢爛ぶり は、 当時の人々を驚かせたといいます。信長は安土城に 移り住み、 城下に楽市楽座を設け、 諸税・諸負担を免除 するなどさまざまな措置をしたことから、全国から商 人や職人が集まり賑わいをみせました。 広報かんら 25. 3. 1 4 3日 (土) さくら祭り武者行列前日4月1 は、 於:第二中学校体育館 織田信長サミット開催 サミット宣言 織 田 信 長 サ ミット は、 織田信長生誕4 50 年を記念して、 信長公 私たち織田信長公の関係市町村は、ふるさ との歴史を生かしたまちづくりをすすめ、明 日のまちの繁栄を築くために、次の目標に向 かって努力いたします。 ゆ か り の 歴 史を 持 つ 関 係 市 町 村が 一 堂に 会 し、 交 流 を 深 め、魅 力 あ るま ちづ くりを 1.関係市町村の交流を深め、魅力あるま ちづくりをさらにすすめます。 2.このサミットを機に歴史、観光、文化、 産業の振興をより強力に推進します。 3.織田家資料の保存、郷土史家の活動助 長に務めます。 以上のことを固く心に期し、価値のある歴 史遺産を後世に伝え、さらに関係市町村が限 りなく住みよい地域社会の実現をめざし前進 することを宣言します。 昭和60年1 0月1 9日 第二回 織田信長サミット 進 め てい くこ と を 目 的に安土町 (現・近 江 織田信長公 天童市・三宝寺蔵 八幡市) の提唱により、 昭和5 9年にはじまりました。以降、 平成16年ま では毎年開催され、平成の大合併による市町村 の枠組みが落ち着いた平成1 9年から隔年開催 となりました。 現在の構成は右の10市町。 静岡県富士宮市 は今回から加入しました。甘楽町では第3回 (S 6 1) 、 第16回 (H11) にサミットを開催し今回は 3回目となります。 1 3日当日は市町の首長が出席するサミット開 催に引き続き狂言和泉流二十世宗家 和泉元彌 さんの演舞が華を添えるなど、国指定名勝「楽 山園」周辺は大賑わいとなるでしょう。 翌14日は、和泉元彌さん扮する精悍な武将も 武者行列に参加します。また、お祭り広場には 富士宮市よりB級グルメ富士宮焼そばも出店予 定です。 写真上 平成23年サミット 。岐阜市 写真下 平成1 9年サミット 。安土町(現・近江八幡市) の安土信長まつり 狂言和泉流二十世宗家 和泉元彌さん 5 広報かんら 25. 3. 1
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