平成 27 年 読書作文コンクール 課題 まず、最初に紹介する楽曲は『旅の途中』という作品です。 主催 神奈川県私塾協同組合 この楽曲は、2011 年 3 月 11 日に作詞作曲をしました。 作詞作曲した日にちを覚えているのは恐らくこの『旅の途中』だけでしょう。 皆さんご存じの通り、この日は東日本大震災が起こった日です。 だから、しっかりと日にちまで覚えています。 『僕は感情を歌にした』 望月翔太 我が家でも停電がしばらく続きました。 当時、携帯電話のワンセグテレビでどれだけの被害だったかを目の当たりにし、 今回、作品提供をして下さったのは、神奈川県出身の音楽プロデューサー 望月翔太さんです。以下の望月さんのお話と、実際に望月さんが作った歌の 歌詞を読んで、あなたが感じたこと、思ったことを書いて下さい。 ただ、それを見守ることしか出来ない僕は、すぐにギターを握って曲を作ったのです。 復興の為に人手が必要なこと。助けを待っている人が沢山いること。 それは、僕自身にも分かっていましたが、いまだに被災地へ足を運べていない自分がいます。 締切日 平成 27 年 5 月 30 日 しっかん 当時は、自分自身が精神疾患(心の病)と診断されたばかりで 自分のことだけで精一杯だったのかもしれません。 『旅の途中』は被災された方々に向けて作ったのではなく、 もちづきしょうた はじめまして。望月翔太です。 何も出来ない自分へ書いた曲だと最近気がついたのです。 そして 4 年の月日が経った今年 2015 年に、被災地へ初めて行く決意が僕の中で出来ました。 僕は普段、作詞作曲をしたり、 アーティストをプロデュースしたりと 日々『音楽』に触れながら生活をしています。 僕が足を運んだところで何か変わるかはわかりません。 しかし、僕の歌詞を唄うアーティストがこの『旅の途中』を唄い続ける限り、 僕は表現者として一歩踏み出す必要があると思うのです。 音楽家の道を真剣に進もうと決めたのは 17 歳の時。 どんな状況でも自分自身をまず信じてあげて、一歩でも前に踏み出したい !! あふ そんな想いで溢れている作品です。 『この歌詞は自分の事を唄っているのでは?』と 人生でつまずいた時に、 何度も音楽に心を支えられてきました。 「旅の途中」 作詞作曲 望月翔太 唄 C a n o n ~カノン~ また、あらゆる感情を歌にして 想いをぶつけてきました。 皆さんは、普段どんな歌を聴いていますか? そして、どんな歌を唄っていますか? 今回は、僕がこれまでに書いてきた楽曲の 歌詞と経緯を読んでもらいたいと思い、 筆をとりました。 僕ら旅の途中で 涙を流す事を知った いつか全ての痛みが 明日の力に変わるように 僕ら旅の途中で 人を信じる事を知った いつか悲しいけれど 裏切られる事も覚えた 皆さんに感想文を書いて頂きたいと思います。 歌の中の歌詞には全てに意味があり、 それが自分なりに理解できると 音楽を聴くことが更に楽しくなります。 一歩が踏み出せない日々に 誰かがそっと背中を押した それは確かな過去の自分 目指すは前の未来の自分 大切なのは正解なんてないという事です !! 今の『あなた』の人生と照らし合わせた時に、 感じたままの想いをそのまま書いてほしいのです。 僕らの声は どこまでだって届くのだろう 自分を信じて ただ前へ進めいつまでも 僕は感情を歌にして、想いをぶつけてきました。 僕ら旅の途中で 命に終わりあると知った 一度きりの人生 負けないように枯れないように あなたも、是非、感じたままの想いを、感情を 書いてみてください。ぶつけてみてください。 僕らの夢は いつの日にか叶うのだろう 手と手を取り合って ただ前へ走れどこまでも 僕らの声は どこまでだって届くのだろう 自分を信じて ただ前へ進めいつまでも 僕らの夢は いつの日にか叶うのだろう 手と手を取り合って ただ前へ走れどこまでも 僕ら旅の途中で 涙を流す事を知った いつか全ての痛みが 明日の力に変わるように 生きる力に変わるように 誰しも悩みは抱えてて時々、明日さえ見えなくてでも、 生まれた意味があるんだろう だったら踏み出せ次の一歩 ① ②
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