定 款 一般社団法人知財ブランド協会 一般社団法人知財ブランド協会 第１章 （名称） 第１条 ２ ３ 定款 総則 （事務所） 第２条 ２ 当法人は、一般社団法人知財ブランド協会と称する。 当法人の通称を知財登録協会（ＳＩＲ）とする。 当法人の英語名称を The Society of Intellectual Registration 又は The Society of Intellectual Registration & Revolution（略称をＳＩＲ）とする。 当法人は、主たる事務所を大阪市に置く。 当法人は、理事会の決議により必要な従たる事務所を置くことができる。 （目的と事業） 第３条 当法人は、知識経済社会における知財（知的財産及び知的財産権）の重要性に鑑み、 知財の保護と産業振興の両立を図ることができる新しいパラダイムの創造と普及によ り、公正な共存共栄社会の実現に寄与することを目的として、次の事業を行う。 （１）出願によらない知財保護と活用事業 （２）知財（ＩＰ）コードの発行管理、ＰＲ、普及事業 （３）新しい知財経営モデル及びシステムの研究事業 （４）知財コンサルタント事業 （５）知財品質向上事業 （６）知財価値評価事業 （７）知財教育、資格認定、称号等の付与事業 （８）その他協会の目的を達成するために必要な事業 (公告) 第４条 （機関） 第５条 当法人の公告は、官報に掲載してする。ただし、貸借対照表に係る情報の提供は、イ ンターネットに掲載してする。 当法人は、理事会及び監事を置く。 第２章 （種別） 第６条 （入会） 第７条 ２ （会費） 第８条 会員 当法人の会員は、次の３種とし、正会員をもって一般社団法人及び一般財団法人に関 する法律上の社員とする。 （１）正会員 当法人の事業を遂行するために入会した者（法人、団体又は個人） （２）賛助会員 当法人の事業を援助するために入会した者（法人、団体又は個人） （３）一般会員 当法人のサービス利用のために入会した者（法人、団体又は個人） 当法人の会員として入会する者は、理事会において別に定める方法で申し込み、理事 長の承認を得なければならない。 入会する者は、理事会において別に定める会則を遵守しなければならない。 会員は、社員総会において別に定める会費を納入しなければならない。 （退会） 第９条 （除名） 第１０条 会員は、理事会において別に定める届け出により退会することができる。 会員が次の各号に該当するときは、社員総会の決議により除名することができる。 （１）本定款その他の規則に違反したとき。 （２）当法人の名誉を傷つけ、又は目的に反する行為のあったとき。 （３）登録情報に虚偽のある事が判明したとき。 （４）その他除名すべき正当な事由があるとき。 （会員資格の喪失） 第１１条 前２条の場合のほか、会員は、次のいずれかに該当したときは、会員資格を喪失する。 （１）会費の納入が１年以上なされなかったとき。 （２）正会員全員が同意したとき。 （３）当該会員が死亡もしくは失踪宣告を受け、又は破産や解散をしたとき。 （会員資格喪失に伴う権利及び義務） 第１２条 会員が前３条の規定によりその資格を喪失したときは、当法人に対する会員としての 権利を失い、義務を免れる。正会員については、一般社団法人及び一般財団法人に関 する法律上の社員としての地位を失う。ただし、未履行の義務は、これを免れること はできない。 ２ 当法人は、会員がその資格を喪失しても、既納の会費その他の拠出金品は、これを返 還しない。 第３章 社員総会 （種別） 第１３条 当法人の社員総会は、定時社員総会及び臨時社員総会の２種とする。 （構成） 第１４条 社員総会は、すべての正会員をもって構成する。 （権限） 第１５条 （開催） 第１６条 （招集） 第１７条 社員総会は、次の事項を決議する。 （１）会費の額 （２）会員の除名 （３）役員の選任及び解任 （４）役員の報酬額及び職務執行に係わる費用手当て又はその基準 （５）各事業年度の決算報告 （６）定款の変更 （７）解散 （８）理事会において社員総会に付議した項目 （９）前各号に定めるもののほか、法令に規定する事項及び本定款に定める事項 定時社員総会は、毎年１回、毎事業年度終了後３ヶ月以内に開催し、臨時社員総会は、 必要がある場合に開催する。 社員総会は、法令の別段の定めがある場合を除き、理事会の決議に基づき、理事長が 招集する。招集は、メールなどの電磁気的記録手段によって行うことができる。 （議長） 第１８条 （決議） 第１９条 社員総会の議長は、理事長がこれに当たる。 ２ 社員総会の決議は、法令又は本定款の別段の定めがある場合を除き、総正社員の議決 権の過半数を有する正会員が出席し、出席した正会員の議決権の過半数もって行う。 前項の規定にかかわらず、次の決議は、特別決議として、総正会員の議決権の３分の ２以上をもって行う。 （１）会員の除名 （２）監事の解任 （３）定款の変更 （４）解散 （５）その他法令で定めた事項 社員総会に出席できない正会員は、文書又は電磁気的記録手段によって議決権の行使 を他の正会員もしくは議長に委任もしくは一任することができる。この場合、当該正 会員は社員総会に出席したものとみなす。 ３ （決議及び報告の省略） 第２０条 理事又は正会員が社員総会の目的である事項について提案をした場合において、当該 提案につき正会員の全員が書面又は電磁気的記録手段により同意の意思表示をしたと きは、当該提案を可決する旨の社員総会の決議があったものとみなす。 （議事録） 第２１条 ２ 社員総会の議事録については、法令で定めるところにより議事録を作成する。 議長及び出席した理事の１名は、前項の議事録に署名又は記名捺印する。 第４章 役員 （役員の設置） 第２２条 当法人に、次の役員を置く。 （１）理事 ３人以上７人以内 （２）監事 １人以上２人以内 ２ 理事のうちから、代表理事１名を定め、代表理事をもって理事長とする。 ３ 理事のうちから、副理事長、専務理事及び常務理事各若干名を定めることができる。 （選任) 第２３条 ２ ３ ４ ５ ６ 理事及び監事は、社員総会の決議によって選任する。 理事及び監事は、再任を妨げない。 理事長、副理事長、専務理事及び常務理事は、理事会の決議によって理事の中から定 める。 監事は、当法人又はその子法人の理事又は使用人を兼ねることができない。 理事のうち、理事のいずれかの１名とその配偶者又は３親等内の親族その他特別の関 係にある者の合計数は、理事総数の３分の１を超えてはならない。監事についても、 同様とする。 他の同一の団体（公益社団法人及び公益財団法人を除く。）の理事又は使用人である 者その他これに準ずる相互に密接な関係にある者である理事の合計数は、理事の総数 の３分の１を越えてはならない。監事についても、同様とする。 （理事の職務権限） 第２４条 理事長は、当法人を代表し、その業務を執行する。 ２ ３ ４ 副理事長、専務理事及び常務理事は、理事会の決定したところに従い、当法人の業務 を執行する。 理事長、副理長、専務理事及び常務理事は、６ヶ月に１回以上、自己の職務の執行状 況を理事会に報告しなければならない。 理事は、辞任した場合又は任期満了の場合においても後任者が就任するまではその職 務を行わなければならない。 （監事の職務権限） 第２５条 監事は、理事の職務の執行を監査し、法令で定めるところにより、監査報告を作成す る。 ２ 監事は、いつでも、理事及び使用人に対して事業の報告を求め、当法人の業務及び財 産の状況の調査をすることができる。 ３ 監事は、辞任した場合又は任期満了の場合においても後任者が就任するまではその職 務を行わなければならない。 （任期） 第２６条 ２ ３ ４ （解任） 第２７条 理事の任期は、選任後２年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時社 員総会の終結の時までとする。 監事の任期は、選任後４年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時社 員総会の終結の時までとする。 補欠として選任された理事又は監事の任期は、前任者の任期の満了する時までとする。 理事又は監事は、第２２条第１項に定める定数に足らなくなるときは、任期満了又は 辞任により退任した後も、新たに選任された者が就任するまで、なお理事又は監事と しての権利義務を有する。 理事又は監事は、社員総会の決議によって解任することができる。ただし、監事を解 任する場合は、社員総会の特別決議をもっておこなわなければならない。 （報酬と費用） 第２８条 理事及び監事は、その報酬、賞与その他の職務執行上の対価を受けることができる。 ２ 理事及び監事は、その職務を行うために要する費用を支給することができる。 ３ 前各項に関する必要な事項は、社員総会の決議により定める。 （損害賠償責任及び責任の一部免除） 第２９条 理事又は監事は、その任務を怠ったときは、当法人に対し、これによって生じた損害 を賠償する責任を負う。 ２ 当法人は、前項の責任について、法令の定める要件に該当する場合には、理事会の決 議によって、賠償責任額から法令に定める最低責任限度額を控除して得た額を限度と して免除することができる。 第５章 （構成） 第３０条 （権限） 第３１条 理事会 理事会は、すべての理事をもって構成する。 理事会は、本定款に定めるもののほか、次の職務を行う。 （１）社員総会の日時及び場所並びに議事に付すべき事項の決定 （２）規定の制定、変更及び廃止に関する事項 （３）前各号に定めるもののほか当法人の業務執行の決定 （４）理事の職務の執行の監督 （５）理事長、副理事長、専務理事及び常務理事の選定及び解職 （招集） 第３２条 ２ 理事会は、法令に別段の定めがある場合を除き、理事長が招集する。ただし、理事及 び監事の全員の同意がある場合には、その招集手続を省略することができる。 理事長以外の理事は、理事長に対して、会議の目的である事項を示して、理事会の招 集を要求することができる。 監事は、必要があると認めるときは、理事長に対し、理事会の招集を請求することが できる。 ３ （議長） 第３３条 （決議） 第３４条 理事会の議長は、法令に別段の定めがある場合を除き、理事長がこれにあたる。 理事会の決議は、本定款に別段の定めがある場合を除き、議決に加わることのできる 理事の過半数が出席し、その過半数をもって行う。 （議決及び報告の省略） 第３５条 理事が理事会の決議の目的である事項について提案をした場合において、当該提案に つき議決に加わることのできる理事の全員が書面又は電磁気的記録手段により同意の 意思をしたときは、当該提案を可決する旨の理事会の決議があったものとみなす。た だし、監事が異議を述べたときは、この限りではない。 ２ 理事又は監事が理事及び監事の全員に対して理事会に報告すべき事項を通知したとき は、当該事項を理事会へ報告することを要しない。ただし、第２４条第３項の規定に よるについては、この限りではない。 （議事録） 第３６条 ２ 理事会の議事については、法令の定めるところにより、議事録を作成する。 理事長及び出席した理事及び監事は、前項の議事録に署名又は記名捺印する。 第６章 基金及び借入 （基金の募集） 第３７条 当法人は、返済義務の無い基金の拠出又は寄付する者の募集をすることができる。 （借入） 第３８条 当法人は、公的機関などにより支弁が実質的に保証されている場合を除き、借入を行 わない。なお借入をする場合は、理事会の決議に加えて、理事長の承認を必要とする。 （借入の返済） 第３９条 当法人の行った借入の返済は、前条の借入決議時の全理事がその責任を均等に負うも のとする。 第７章 計算 （事業年度） 第４０条 当法人の事業年度は、毎年１月１日から１２月末日までの年１期とする。 （事業計画及び収支予算） 第４１条 当法人の事業計画及び収支予算については、毎事業年度開始日の前日までに次の書類 を理事長が作成し、理事会の承認を受けなければならない。これを変更する場合も同 ２ 様とする。 （１）事業計画書 （２）収支予算書 前項の規定にかかわらず、やむをえない理由により予算が成立しないときは、理事長 は、理事会の決議に基づき、予算成立の日まで前年度の予算に準じ収入を得又は支出 することができる。 前項の収入支出は、新たに成立した予算の収入支出とみなす。 ３ （事業報告及び決算報告） 第４２条 当法人の事業報告及び決算報告については、毎事業年度終了後、理事長が当該事業年 度に関する次の書類を作成し、第１号から第３号までの書類については監事の監査を 受けた上で、理事会の承認を経て、定時社員総会に提出又は提供しなければならない。 （１）事業報告及びその附属明細書 （２）貸借対照表及び損益計算書並びにこれらの附属明細書 （３）財産目録 （４）役員名簿 （５）役員の報酬の額又はその基準を記載した書類 （６）運営組織及び事業活動の状況の概要及びこれらに関する数値のうち重要なもの を記載した書類 ２ 事業報告については、理事長がその内容を定時社員総会に報告しなければならない。 ３ 貸借対照表及び損益計算書並びに財産目録については、定時社員総会の承認を受けな ければならない。 （剰余金の分配の禁止） 第４３条 当法人は、剰余金の分配を行うことができない。 （特別の利益の禁止） 第４４条 当法人は、当法人の会員、役員、使用人若しくは基金の拠出者又はこれらの親族等に 対して、特別の利益を与えることができない。 ２ 当協会は、株式会社その他営利事業を営む者又は特定の個人若しくは団体の利益を図 る活動を行う者に対し、寄附その他の特別の利益を与えることができない。ただし、 公益社団法人又は公益財団法人に対し、当該法人が行う公益目的事業のために寄附そ の他の特別の利益を与える場合を除く。 第８章 賛助員及び使用人 （賛助員の種類） 第４５条 当法人の活動を支援するために賛助員を置くことができる。 ２ 賛助員は、アドバイザリーボード、名誉役員、パートナーとする。 ３ 賛助員の規定は、理事会の決議を経て、理事長が定める。 （設置等） 第４６条 ２ ３ ４ 当法人の事務を処理するために、使用人として事務局を置くことができる。 事務局には、事務局長及び所要の職員を置くことができる。 事務局長及び職員は、理事長が任免する。 事務局の組織及び運営に関し必要な事項は、理事会の決議を経て、理事長が定める。 第９章 定款の変更及び解散 （定款の変更） 第４７条 本定款は、社員総会の特別決議をもって変更することができる。 （解散） 第４８条 当法人は、次の事由によって解散する。 （１）社員総会の特別決議。 （２）社員が欠けたとき。 （３）合併により法人が消滅するとき。 （４）破産手続き開始の決定。 （５）その他法令で定める事由。 第１０章 （委任） 第４９条 附則 この定款に定めるもののほか、当法人の運営に必要な事項は、理事会の決議により別 に定める。 （最初の事業年度） 第５０条 当法人の設立初年度の事業年度は、当法人の成立の日から平成２７年１２月末日まで とする。 （設立時役員） 第５１条 当法人の設立時役員は、次の通りである。 設立時理事 玉井誠一郎 設立時理事 岡田徹 設立時理事 佐々木義正 設立時理事 矢間伸次 設立時代表理事 玉井誠一郎 設立時監事 桝秀樹 （設立時社員） 第５２条 当法人の設立時の社員は、次の通りである。 大阪府豊能郡豊能町光風台六丁目１８番地の１４ 設立時社員 玉井誠一郎 大阪府茨木市南春日丘二丁目１３番５２号 設立時社員 佐々木義正 （名誉称号） 第５３条 当法人に対して顕著な功労のあった者には、理事会の決議を経て、その功労をたたえ る名誉称号（象徴としての称号）を、終身（辞退のあるまで）与えることができる。 ２ 名誉称号は、会長、名誉会長、名誉理事、名誉監事などとすることができる。 ３ 名誉称号を与えられた者が、協会の名誉などを著しく毀損する行為があった場合には、 弁明の機会を与えた上で、理事会の決議により、この名誉称号を剥奪することができ る。 （会費の免除） 第５４号 当法人に対して顕著な貢献をしていると認められる者は、理事会の決議を経て、会費 を免除することができる。 （会則施行日） 第５５条 この定款は、平成２７年４月１日より施行する。 （法令の準拠） 第５６条 本定款に定めのない事項は、すべて一般社団法人及び一般財団法人に関する法律その他 の法令に従う。 以上、一般社団法人知財ブランド協会を設立するため、設立時社員玉井誠一郎他１名の代理人で ある司法書士桝秀樹は、電磁的記録である本定款を作成し、電子署名をする。 平成２７年３月２７日 設立時社員 玉井 設立時社員 佐々木 誠一郎 義正 上記設立時社員の定款作成代理人 兵庫県尼崎市南塚口町八丁目４９番３号 司法書士 桝 秀 樹
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