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プチコール / クイックデーター 日付部の印影について
このたびは弊社製品「プチコール / クイックデーターシリーズ」をご購入頂き、誠にありがとうございます。
同商品は『インクマット』よりインクを供給する機構を採用しているため、【日付部が薄い】などの症状が生じる場合が
あります。以下のご報告をご確認頂いた上で、印影に違和感を感じましたら『日付帯の高低調整を操作せず、早めにイ
ンクの補充』を行ってくださいますようお願いいたします。
■ 発生症状 / 原因
当商品の印面部(文字・日付帯)はキャップに内蔵されているインクマットに接することでインクを供給する
構造になっています。印面の文字部はインクマットと接触毎に異なる部分からインク供給ができますが、日付
「月帯」は インクマット中央部のみです。そのため、インクマットのインクが過度に枯渇するとインク供給が
できなくなり『印影濃淡の差(月部だけが薄い)』を生じる事があります。
※上記の押し型は説明用です
また、同様にインクマットのインク量が過度に不足した状態で「新しい日付駒」に変更すると、インクが満足
に供給できず周囲印面 / 日付部と『印影濃淡の差』が生じる場合があります。
このような場合、日付高低調整をおこなっても捺印の回復はできません。逆に、高低調整で日付部全体を必要
以上に高くすると、日付駒がインクマットや紙面に強く押されることで「圧縮変形 / 破損」を生じて恒久的な
捺印異常に繋がる恐れがありますのでご注意ください。
日付駒
印面
インクマット
【出荷状態】
【初期状態】
【日付変更】
印面・日付駒未含浸状態
■ 対応策
上記症状の応急対策として「インクマットに不足したインクを早急に補充する」ため、マット表面に補充イン
ク1∼2滴を直接 塗布補充してインクが完全に浸透するまで放置してください。
完全に浸透したのを確認後、本体器具を装着して「印面・日付部」にインク移行するためしばらく放置してか
ら捺印状況をご確認ください。この対応策にて捺印異常が回復するケースが多くあります。
また、普段より印影が薄いと感じましたら、早めに取扱説明書に記載している方法でインク補充や印面清掃・
メンテナンスを行うことで製品性能をより発揮して永くご使用頂けると思います。
弊社と致しましても、お客様により一層ご満足頂ける商品をご提供できるよう努めて参りたいと存じておりま
す。今後ともご指導・ご
撻の程宜しくお願い致します。
2015/10/30