発行日 2015年12月1日 Rakuwakai Otowa Hospital No.122 洛和会音羽病院 地 域 連 携 12 〒607-8062 京都市山科区音羽珍事町2 TEL 075(593)4111㈹ http://www.rakuwa.or.jp/ 2015 December ニュース おとわの専門医 お問い合わせ/洛和会音羽病院 地域連携課 TEL:075(593)7725 FAX:075(593)4160 E-mail:[email protected] 発行/医療法人社団 洛和会 編集/アールプランニング 印刷/有限会社 ア ク ト 洛和会創傷ケアセンター 創が 生じる前の創傷ケアを 洛和会創傷ケアセンター センター長 兼 洛和会音羽記念病院 皮膚科 部長 まつ ばら くに ひこ 松原 邦彦 創傷ケアセンター外来を開設以来、多くの患者 害、足変形、動脈硬化症などがあればリスクは さまをご紹介いただき下肢救済に取り組んでまい 高まります。また、静脈うっ滞やリンパ浮腫に りました。当センターの特徴は、診療科と医療機 伴う難治性潰瘍の患者さまも増加しています。 関の枠を超えたチームであることです。血流改 これらの病態は、基礎疾患のコントロールに 善、創傷治療、全身管理などのチームが主体とな 加えて履き物、立ち仕事、入浴、座り姿勢など り、さらに、認定看護師、義肢装具士、リハビリ の生活習慣にも密接に関連があります。幅広い セラピストなどが適材適所の医療を提供していま 視野を持ち、創傷の治癒とともにQOLの向上を す。メンバーは洛和会丸太町病院 ・ 洛和会音羽病 目指して活動してまいる所存です。 院・洛和会音羽記念病院・洛和会音羽リハビリ 慢性創傷は時間が経過するほど難治化します。 テーション病院の 4 病 糖尿病患者さまは、足変形や血流障害がある場合 院にて活動しており、 には創がなくても専門的介入を行うべきと考え オール洛和会 での治 ます。高度な下肢浮腫も、創を生じる前に圧迫 ? 療を目指しています。 療法を開始すべきです。 患者さまの約6割 「創がなくても早期に創傷ケアセンターへ」 は糖尿病に関連した 下手なしゃれで申し訳ありません。今後ともよろ 足病変です。神経障 しくお願い申し上げます。 洛和会音羽病院 看護部 看護副部長 たき ま い 滝 麻 衣 洛和会音羽病院では、保健師助産師看護師法の改訂に伴い、新たに創設された 特定行為に関わる看護師の研修制度の指定機関として厚生労働省から指定を受け、 10月から5人の特定行為研修生が勉学に励んでいます。 当院の特定行為研修は、地域包括ケアシステムにおける医療と介護の連携、在宅医療の 推進につなぐための急性期病院としての役割、これらを認識したうえで医師の指示の下、医療 安全に配慮しながら特定行為を実施する看護師の養成をねらいとしています。 研修修了後は、看護ケアの実践や看護の標準化と維持・統制、質改善を担う看護師として、 院内のみならず地域の中核病院としての機能を発揮し、活動していきたいと考えています。 今後とも当院の活動へのご理解とご協力 今後とも当院の活動へのご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 当院で実施する特定行為研修は、 21区分38行為のうち呼吸・循環管 理、術後疼痛管理、血糖コントロー ルに関わる5 区分12行為を履修し、 特定行為実践に関わる医学的知識 と高度な判断力・実践力の修得を 目指します。 洛 和 会 音 羽 病 院 地 域 連 携 課 業務時間 月∼金曜日:午前8時30分∼午後8時 土曜日 :午前8時30分∼午後5時15分 医療機関予約専用フリーダイヤル 0120 (607) 489 連絡先 地域連携課直通 薊075(593)7725 蕭075(593)4160 問・ご 要 ご 意 見・ご 質 ましたら 望などござい ださい。 く け お申し付
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