おいしいハウス桃ができるまで

おいしいハウス桃ができるまで
∼ハウス桃栽培の1年∼
本ファイルは、「日本一早い桃のお花見」の
園内に、2008シーズンから展示するための
原案として作成したものをPDF形式で
表示しているものです。
実際の掲示パネルとほぼ同内容です。
ふえふきファーム 志村直毅
9月上旬 秋季剪定
夏に繁茂した強勢な枝を剪定します。樹冠内部にまでよ
く日が当たるようにして芽や結果枝の充実を図ります。
10月∼11月 施肥・土づくり
来期に向け元肥を施し、必要に応じて土壌分析や土壌
の硬化を防ぐためバンダー処理をします。
※バンダー(グロース
ガン)処理とは、土壌に
圧縮空気を注入し固く
なった土壌をやわらか
くすること。肥料を同時
に注入する場合もあり
ます。
12月初旬 剪定講習会∼剪定
ハウス桃生産者は、各種講習会を通して栽培技術の均
衡を図り、品質向上、安定生産に努めています。
1月中旬 加温開始
剪定が終わり、ハウスの被覆が済み、桃の樹に必要な
休眠時間が確保できるとハウス内の加温を始めます。
2月中旬 開花始め
加温開始から約1ヵ月すると花が咲き始めます。
収穫までの間、潅水や防除、草刈りなどが続きます。
2月中旬∼下旬 満開
ハウスの加温開始時期の違いによって、花の咲く時期も
異なりますが、開花始めから約1週間で満開となります。
※ハウスの構造が二
重または一重の違い、
栽培品種の違いなどに
よって、同時に加温し
ても収穫時期が異なる
ため、経営内容に応じ
て生産者ごとに栽培体
系が異なっています。
※「日本一早い桃のお
花見」は、この時期の
幅を利用してお客様を
見頃の園にご案内して
います。
2月中旬∼下旬 満開
満開時の桃の花は、開花時よりもピンク色が一段と濃く
なってきます。
2月中旬∼3月中旬 桃宴
「日本一早い桃のお花見」は、JAふえふき富士見支所
管内のハウス桃園でお楽しみいただけます。
2月下旬∼3月上旬 落花∼展葉
開花始めから約1週間で満開となります。
満開を過ぎると花が落ち、葉がぐんぐん育ってきます。
3月中旬 結実∼摘果
満開から3週間ほどすると、結実した幼果がふくらんで
きて1回目の摘果作業が始まります。
3月中旬 摘果(1回目)
満開から3週間ほどすると、結実した幼果がふくらんで
きて1回目の摘果作業が始まります。
3月中旬 実際の摘果例(摘果前)
満開から3週間ほどすると、結実した幼果がふくらんで
きて1回目の摘果作業が始まります。
3月中旬 実際の摘果例(摘果後)
満開から3週間ほどすると、結実した幼果がふくらんで
きて1回目の摘果作業が始まります。
3月中∼下旬 摘果後の園内
1回目の摘果終了後、果実の肥大とともに袋掛けまでの
間に2∼3回摘果をおこないます。
4月上旬∼中旬 袋掛け
摘果が完了すると、袋掛けをおこないます。生育促進、
病虫害防止、着色向上などの効果があります。
4月中∼下旬 除袋
収穫2週間∼10日前までに除袋し、マルチを敷きます。
生育期間は早生品種で満開から約80日です。
5月上旬∼ 収穫
早生品種から収穫が始まります。5月下旬から6月上旬
が最盛期となります。
5月上旬∼ 収穫∼荷づくり
収穫した桃は、ひとつひとつ丁寧に選果し、キャップをか
けて箱詰めします。
5月∼6月 出荷
共選場に持ち込まれたハウス桃は、すべて検査を受け
格付けされます。
5月∼6月 出荷
検査・格付けが済むと市場へと出荷され、やがて店頭に
ならび消費者のもとに届きます。
富士見支所のハウス桃は、
すべてエコファーマーに
よって生産されています。
5月∼11月 富士見支所直売所
ハウス桃をはじめ、ハウスぶどうや野菜の販売が始まり
ます。11月まで営業し、果実の全国発送も好評です。
JAふえふき富士見支所
農産物直売所
Tel 055-262-3853
笛吹市石和町東高橋
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