緩和ケア病棟(15床)入院患者 平成26年4月から平成27年3月まで1年間退院患者 延べ205人(2回13人、3回2人、4回3人、5回1人) 実患者数175人:男性106人、女性69人 年齢 平均73歳(34歳~94歳) 平均在棟日数:24.6日(52分~451日) 全国平均33.6日 退院転帰:死亡166人 病床利用率 95.4% 全国平均75.8% 緩和ケア病棟入院患者の紹介元 平成26年4月から平成27年3月まで1年間退院患者 延べ205人(2回13人、3回2人、4回3人、5回1人) 院内他科から転科55人 緩和ケア内科で他病棟へ入院してから転棟45人 転院32人(市外24人、市内6人、他緩和ケア病棟2人) 外来46人(緩和ケア内科32人、他科10人、他病院4人) (予定32人、緊急14人) 在宅療養支援診療所27人(予定18人、緊急9人) 緩和ケア内科緊急対応での入院68/205=33% 退院先と転帰 205人退院 死亡退院166人 軽快退院39人 39人軽快退院のうち 当院緩和ケア内科外来へ 市内診療所へ 市外診療所へ 25人 10人 4人 39人のうち重複を除くと 実人数 再入院して緩和ケア病棟で看取り 満床のため他病棟で再入院し看取り 在宅療養支援診療所で看取り 生存中 26人 18人 1人 5人 2人 175名の紹介元医療機関 院外 94人 病院 市外病院 市内病院 市外緩和ケア病棟 院内 81人 56 48 6 2 在宅療養支援診療所 28 市内診療所 25 市外診療所 3 消化器内科 外科 呼吸器内科 呼吸器外科 泌尿器科 救急科 脳外科 循環器内科 耳鼻咽喉科 整形外科 歯科口腔外科 29 21 5 5 5 5 4 2 2 2 1 入院患者在院日数 平均在棟日数 52分~451日 25日 短期在棟患者 1日 7人 2日 22人 3日 11人 4日 6人 5日 6人 うち死亡患者 5人 11人 9人 5人 5人 計 205人 175人の疾患 • 肺癌 • 胃癌 • 大腸癌・直腸 • 膵臓癌 • 肝・胆管癌 42 23 18 18 19 • • • • 泌尿器系癌 乳癌 子宮癌・卵巣癌 その他の癌 計 175人 13 7 9 26 緩和ケア病棟満床なので一旦他の病棟に 緩和ケア内科で受け持ちをして入院する 他病棟に入院し後日 緩和ケア病棟に転棟した患者 45人 市外病院から 市内診療所から 市外診療所から 当院緩和ケア内科外来から 13人 10人 4人 18人 在宅療養支援診療所から計14人を受け入れし、 後日、緩和ケア病棟に転棟した 在宅療養支援診療所と 緩和ケア病棟入院患者との連携 在宅療養支援診療所 看取り5人 生存2人 一旦入院14人 一般病棟緩和ケア内科 再紹介 6人 紹介27人 (予定18人 緊急9人) 逆紹介 14人 緩和ケア病棟再入院後 退院して緩和ケア内科外来 再々入院6人 転棟14人 緩和ケア病棟 看取り33人 緩和ケア病棟退院後在宅療養支援診療 所で看取りになった患者 計5人、男性4人、女性1人 年齢 64、72、79、80、86歳 在棟日数 13、15、26、37、38日 退院後看取りまでの日数 3、4、7、35、106日 オピオイド使用 メサドン 2人 フェンタニル貼付剤 1人 なし 2人 二極化する緩和ケア病棟 がん拠点病院型 療養病院型 短期入院 院内紹介が多い 症状コントロール入院 再診外来あり 緩和ケアチームあり 長期入院 院外紹介が多い 看取り入院 再診外来なし 緩和ケアチームなし 地域包括ケアシステムにおける 緩和ケア病棟の役割 ○在宅療養がん患者の後方支援 ○地域での緩和ケアの普及 緩和ケア病棟に入院する患者は症状コントロール困難の 患者が多いため、在宅への復帰は難しいことが多いが、 在宅への復帰を希望する患者の場合は出来るだけ支援を 行い、退院を推進している。 宝塚市立病院緩和ケア病棟は、市民のニーズに応じて、 がん拠点病院型と療養病院型の両方の役割を果たしてい る。今後も在宅での看取りの推進のため、更に在宅療養 支援診療所などとの連携を深くすすめていきたい。
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