2015年9月 ダウンロード - 獨協医科大学 情報基盤センター

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2015
Vol.6-6
獨協医科大学 情報基盤センターニュース
Center for Information & Communication Technology News
オンライン版 :http://infoed.dokkyomed.ac.jp/news/news_index.html
学術ネットワークのインターネット接続停止のお知らせ
NTT東日本の光ケーブルメンテナンス工事のため、下記の通りインターネット接続が停止いたします。ご
不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
■停止日時︓
10 月 2 日(金) AM 2:00 ~ AM 4:00 の間で 40 分程度
■停止サービス︓
学内から外部へのインターネット接続 ・ 学外から学内サービスの利用
(ホームページ閲覧 ・ LMS 利用など)
■対象範囲︓
全学(三病院、三郷校も含みます)
ご不明な点につきましては、情報基盤センター(壬生内線︓2241)までお問い合わせください。
Tips ︓ デ ー タ の 大 き さ と 単 位
先日、コンピューターを利用していると、あるソフトで「8GB以上のUSBメモリーを用意してください」
と要求されました。そこで、手元にあった8GBのUSBメモリーをコンピューターに接続したところ、「この
メモリーでは容量が不足しています」とのエラーメッセージが表示され、それ以降の作業がストップしてし
まいました。作業を進めるためには、より大きい16GBのUSBメモリーが必要でした。あまり納得のいかない
話ではありますが、なぜこのような事態になってしまったのでしょうか︖
コンピューターの高性能化に伴い、データの大きさを示す単位B(バイト)の頭に、K(キロ)、M(メガ
)、G(ギガ)などの単位がつけられることが多くなってきました。このような単位の接頭語は通常の単位で
も用いられます。例えば長さや質量の世界では、k(キロ)、M(メガ)、G(ギガ)といった単位はそれぞ
れ、千倍、百万倍、十億倍といった意味で用いられます。ところが、コンピューターの世界では、2の10乗で
ある1024をひとかたまりとして、1KB=1024バイトのように用いられることがあります。
なぜ、人間にわかりやすい1000を基準とせずに1024を基準とするかというと、0と1の2つの値を基準とす
るコンピューターにとって、2の累乗である1024という数字が、きりのいい数字といえるからです。とはい
え、キロバイト、メガバイトといった表現が出てきたときには、1000を基準にしたものか、1024を基準に
したものの両方が混じって使われることがあり、注意が必要です。下の表に、KB、MB、GBをバイト換算し
た数値と、両者の誤差を示してみました。
単位
1000基準
1024基準
誤差
K(キロ)
1000
1024
2.4%
M(メガ)
1000000
1048576
4.9%
G(ギガ)
1000000000
1073741824
7.4%
このように、同じ1ギガバイトといっても、1000を基準としたものと1024を基準としたものでは、7.4%、
およそ70メガバイトの誤差が発生します。冒頭の例では、USBメモリー側が1000を基準とした「8GB」であ
ったのに対して、ソフト側が1024を基準とした「8GB」を指示したために、今回のようなことが発生したと
思われます。
今回のお話は、データを保管するときは、保管場所の「大きさ」にゆとりをもちましょう、という教訓話
でした。データを保管するときは、最低でも10%、あるいはそれ以上の余裕をみたほうがよさそうです。
CiCT NEWS 発行 : 獨協医科大学 情報基盤センター 連絡先 : 0282-87-2136 (内線 : 2241)