「ことばの教育」パイロット校事業実践報告

「ことばの教育」パイロット校事業 実践報告
広島県立忠海高等学校
体系的・系統的な「ことばの教育」の実践
忠海高等学校
学習成果発表会
目指す力 : 自分の考えを,書く・話すという手段で,説得力ある根拠をもとに表現していける力
2年
新聞リレー・小論文セミナー
校内小論文コンクール
1年
新聞コラム・小論文セミナー
校内小論文コンクール
HR活動
入試面接指導
インターンシップ
ディベート選手権
言語技術指導
企業研究機関訪問
国際交流行事運営
大学出張講義運営
課題探究型授業
課題研究レポート
研修旅行レポート
訪問成果レポート
志望理由書作成
職業研究レポート
学問研究レポート
総合的な学習の時間
N・I・Eの実践による語彙力・読解力の育成
入試小論文添削指導
思考力を高める教材開発・言語技術の活用
3年
朝の読書・モーニングコラム・基礎小論文模試
進路指導
活
用
応
用
基
礎
教科
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言語技術指導1
™受け答えの技術
忠海高等学校
学習成果発表会
ロジカルシンキング(論理的思考)の基本
問い(なぜ)
主体の明確化と結論の先行 私は,・・・であると考える。
説得力ある理由や根拠
なぜならば(その理由は何点)
視点を変える
もちろん(しかしながら)
再結論
したがって(あらためて)
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「 H18 広島県共通学力テスト」国語A
忠海高等学校
学習成果発表会
主体(主語)
主体(主語)
結論の先行
ナンバリング
ナンバリング
視点を変える
視点を変える
再結論
再結論
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「 H18 広島県共通学力テスト」国語B
忠海高等学校
学習成果発表会
敬体・常体表現が混在
マイナス面からの理由立て
曖昧な表現
口語的な表現
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言語技術指導2
™説明の技術
忠海高等学校
学習成果発表会
グラフから読み取れ
グラフから読み取れ
る情報を概略(量的)
る情報を概略(量的)
から詳細(質的)の順
から詳細(質的)の順
に整理して説明する。
に整理して説明する。
戦後の衆議院議員総選挙の投票率は,ジグザグ傾向があるも
戦後の衆議院議員総選挙の投票率は,ジグザグ傾向があるも
のの,70%後半の数値からだんだんと低下してきている。とりわけ,
のの,70%後半の数値からだんだんと低下してきている。とりわけ,
平成の時代に入ってからの低下が著しく,最近の選挙では50%
平成の時代に入ってからの低下が著しく,最近の選挙では50%
台にまで落ち込んでいる
台にまで落ち込んでいる。。
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言語技術指導2
忠海高等学校
学習成果発表会
™説明の技術
■ まず,大きめの円を一つ書いてください。
■ 最初に書いた円の中に楕円を一つ書いてください
。
■ その楕円の中にも二つ円を書いてください。
■ その楕円の上の方に二つ点を書いてください。
■ 最初に書いた円の上に三角形を二つ書いてください。
ポイント : 相手に目的や見通しをまず伝え,イメージをふくらませる
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共通学力テスト無回答率の変化
忠海高等学校
学習成果発表会
正答率
共通学力テスト
無回答率
分量
平成17年度
共通学力テスト
平成18年度
共通学力テスト
構成
語句
A問題
94.3%
92.0%
73.9%
4.5%
B問題
72.7%
73.7%
54.5%
18.2%
A問題
97.4%
96.1%
94.8%
2.6%
B問題
92.8%
89.2%
53.0%
3.6%
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パイロット校アンケート調査より
忠海高等学校
学習成果発表会
■授業の中で友だちの考えや意見を聞くとき
90%
80%
70%
相手が一番言いたいのは何
かを考えながら聞いています
根拠や理由を考えながら聞い
ています
お互いの意見の違いや共通
点に気をつけて聞いています
60%
50%
40%
30%
20%
10%
0%
2005.8
2005.12
2006.12
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パイロット校アンケート調査より
忠海高等学校
学習成果発表会
■授業の中で友だちに自分の考えや意見を話すとき
80%
70%
60%
自分が伝えたいことを明確に
して話しています
根拠や理由を明確にして話し
ています
相手や目的によって組み立て
に気をつけて話しています
50%
40%
30%
20%
10%
0%
2005.8
2005.12
2006.12
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パイロット校アンケート調査より
忠海高等学校
学習成果発表会
■授業の中で自分の考えや意見を書くとき
80%
70%
60%
自分が伝えたいことを明確に
して書いています
根拠や理由を明確にして書い
ています
読み手や目的によって組み立
てに気をつけて書いています
50%
40%
30%
20%
10%
0%
2005.8
2005.12
2006.12
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国公立大学推薦・AO入試合格状況
12
忠海高等学校
学習成果発表会
11
10
8
6
6
7
合格者数
4
2
0
2005年
2006年
2007年
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