2015 年 1 月号お問い合わせ先：岸和田障害者共同作業所〒596-0044 TEL072-445-1261 通巻 7 号 FAX072-445-1443 岸和田市西之内 41-39 あけましておめでとうございます。年賀状を作り上げてポストに投函する前に記念撮影（上段）どうか届きますように・・・思わず手をあわせるその気持ちわかります（下段の左）国語辞典で間違えないように確認して書きます。この 1 年で辞書を引くことが増えました（下段の右）生きる力をなかまとともに～自分たちで作り上げたシュレオーテのクリスマスパーティー～シュレオーテのクリスマスパーティーは２０１４年１２月 25 日に実施、ひとりひとりが役割をもち準備から主体的に関わり、自分たちで作り上げるホームパーティーにしようということを全員で確認し行ないました。「ケンタッキーやピザが食べたい」「歌をうたいたい」「プレゼントが欲しい」「ケーキを食べたい」などひとりひとりから出る意見を皆で共有し、誰が何を準備するかを決めました。食事担当になった人はインターネットで店を調べて商品を選び、どのように注文すれば良いかを考え直接お店まで行って注文しました。ケーキの担当になった人は、妖怪ウォッチが好きなので「妖怪ウォッチのキャラクターをケーキにしたい」とインターネットで作り方を調べました。ところがあまりにも難しかったようで普通のケーキにし、妖怪ウォッチのお菓子をトッピングすることでなんとか気持ちを切り替えました。しかしそのお菓子はどのスーパーにも売っていなくて落ち込んでしまい、なかなか思うようにすすまないことにしんどさを感じているようでした。さらにケーキの作り方を考えて材料を買いにいき、当日には皆に作り方を伝えないといけないという大役がプレッシャーだったようでした。それでも「やるしかない」と自分に言い聞かせて頑張って作り上げました。完成した時の達成感や皆から「美味しいね」と言われる喜びをしっかり実感できた様子でした。クリスマスソングの歌詞カードをパソコンで作る役割を担った人は、漢字を打ち込むことや英語の歌をカタカナで打ち込むこと、ふりがなをつけることや文字の大きさの選択などに苦労しながらも、決して得意とは言えないパソコンを楽しみながら取り組んでいました。苦労して完成した歌詞カードを手にとった時は達成感と充実感に満ちた表情をし、当日皆に配る時は「俺が作った歌詞カードやで！」と得意気な様子を見せてくれました。自分たちがやりたいことをたくさん盛り込んだクリスマスパーティーは、準備からひとりひとりがしっかりと役割を果たせたことで大成功となりました。ひとりひとりが自分の役割を意識し、「あぁでもないこうでもない」と悩んだり考えたりしながら主体的に取り組むことができました。みんなのために自分の役割を果たす経験の素晴らしさを改めて実感しました。ひとり一人に出番をつくることを今後も大切にしていきたいと思います。シュレオーテ吉田久美恵 1 月 7 日に冬のオープンキャンパスを開催しました。支援学校に通う高校生 9 名とシュレオーテの 8 名の合計 17 名の参加がありました。今回は高校生チーム、シュレオーテチーム、保護者チームに分かれて転がし卓球で卓球バレーの団体戦を行ないました。見事に 2 連勝した高校生チームが優勝しました。高校生チームには金メダル、準優勝のシュレオーテチームにはビクトリーカップが手渡されました。最後は参加者全員で記念撮影、とても盛り上がったオ冬のープンキャンパスでした。大接戦の末、勝利した瞬間、よろこび爆発。転がし卓球初体験の高校生たち、最初は？？？〇1 月 24 日「おおさか学びの場交流会」に参加しました。午前中は舞台発表でダンスを披露。エネルギーあふれる楽しい初舞台となりました。〇1 月 25 日「全国障害者問題研究会大阪支部第 15 回支部研究集会」でシュレオーテからレポート報告しました。卒後の学びの場の大切さをさらに実感しました。〇2 月 26 日午前 10 時から岸和田市福祉総合センターで「シュレオーテとぽぽろスクエアの実践報告会」を予定しています。内容など詳細が決まり次第お知らせします。〇3 月 15 日午前中に「シュレオーテ学びの発表会（仮称）」を岸和田障害者共同作業所で開催を予定しています。内容など詳細が決まり次第お知らせします。シュレスタッフ紹介コーナー（毎月ひとりずつ紹介していきます）シュレオーテ非常勤の山出です。春から高校 3 年生になる女の子、高校 1 年生になる男の子の母親です。同世代ですね(^o^) 休みの日は家族で買い物に行ったり、上の子どものソフトボールの応援に行ったり、炊き出しをしたり、いろいろな地方を飛び回っています。名前：山出美智趣味：スポーツ観戦そして次の日、みんなの笑顔と元気をもらいにシュレオーテに行きます。これからもよろしくお願いします。