Oracle Client 11g (11.2) 32

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Oracle Client 11g (11.2) 32 ビット版のインストール方法
Oracle Client 11g (11.2) 32 ビット版のインストール方法および設定方法の例を示します。
SmartPlant 3D 2011 および RISORANS 6.1 (PDS 2011 のデータベースサーバとして Oracle
Database 11g 64 ビット版を使用する際のサーバ側 RIS ソフトウェア)は 32 ビット版のアプリケ
ーションであり、64 ビット版 Windows 上で動作させる場合でも Oracle Client 11g (11.2) 32 ビ
ット版が必要となります。
1)
Oracle Client 11g 32-bit インストールメディア内の setup.exe を起動します。Custom を選
択し、Next ボタンを選択します。
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2)
必要に応じて Product Language の追加を行い、Next ボタンを選択します。
3)
インストール先として D:\Oracle 等のフォルダを指定し、Next ボタンを選択します。
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4)
インストール対象として下記の製品を選択し、Next ボタンを選択します。なお、Oracle
Database 11g 64 ビット版に対して Oracle Client 11g 32 ビット版の追加インストールを行
う場合には、Oracle Services for Microsoft Transaction Server の選択は行いません。
Oracle Database Utilities
SQL*Plus
Enterprise Manager Minimal Integration
Oracle Net
Oracle Connection Manager
Oracle ODBC Driver
Oracle Services for Microsoft Transaction Server
Oracle Administration Assistant for Windows
Oracle Counters for Windows Performance Monitor
Oracle Objects for OLE
Oracle Provider for OLE DB
Oracle Data Provider for .NET
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5)
Oracle Services for Microsoft Transaction Server を選択した場合には以下のような画面が
表示されます。デフォルトの状態のまま Next ボタンを選択します。
6)
インストールの設定を確認し、Finish ボタンを選択します。インストールが開始されます。
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7)
インストール処理終了後、Oracle Net Configuration Assistant が起動されます。Next ボタ
ンを選択します。
8)
Naming Method として Local Naming が選択された状態(デフォルト)で Next ボタンを選択
します。
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9)
Oracle データベースへの接続設定を作成します。Service Name に対して Oracle サーバ上の
データベースサービスの名前を入力し、Next ボタンを選択します。Oracle サーバ上でデー
タベースが未作成の場合には、任意の文字列を入力しておきます。
10) TCP が選択されている状態(デフォルト)で、Next ボタンを選択します。
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11) Host name に対して Oracle サーバ名を入力します。Use the standard port number of 1521
が選択された状態(デフォルト)で、Next ボタンを選択します。
12) Oracle サーバとの接続テストを行う場合には Yes, perform a test を選択し、Next ボタンを
選択します。Oracle サーバ上でデータベースが未作成の場合には No を選択します。
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13) 通常、以下のようなエラーが発生します。Change Login ボタンを選択します。
14) Username および Password に対して適切な入力を行い、OK ボタンを選択します。なお、
Oracle 11g ではパスワード中の大文字と小文字の区別が行われることに注意する必要があり
ます。
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15) 接続テストが成功した場合、以下のようなメッセージが表示されます。Next ボタンを選択し
ます。
16) ここまでの設定に対してクライアントマシン上で付ける名前(Local Net Service Name)を入
力し、Next ボタンを選択します。
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17) No を選択した状態で、Next ボタンを選択します。
18) Next ボタンを選択します。
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19) Next ボタンを選択します。
20) Finish ボタンを選択します。
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21) 以下のような画面が表示されます。Close ボタンを選択し、終了します。
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22) Explorer 等によりインストール先フォルダ(D:\Oracle\product\11.2.0\client_1 等)のプロ
パティを表示し、Security タブの Edit ボタンを選択します。以下のダイアログの Add ボタ
ンにより、Everyone – Read & execute のアクセス権を追加します。
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23) SupportModeler for PDS 等で使用する ODBC の設定(DSN の作成)を行う場合、下記の手順
を使用します。
64 ビット版 Windows の場合には C:\Windows\SysWOW64\odbcad32.exe、
32 ビット版 Windows の場合には Start -> Control Panel -> System and Security ->
Administrative Tools -> Data Sources (ODBC)を起動します。
24) System DSN タブにおいて、Add ボタンを選択します。
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25) ODBC ドライバとして Oracle in OraClient11g_home1 を選択し、Finish ボタンを選択しま
す。
26) Data Source Name および Description の入力を行います。TNS Service Name から、上記
Oracle Client イ ンス トー ル 時に 作成 した Local Net Service Name を選 択 しま す。
SupportModeler for PDS 等のために Oracle ユーザ毎に DSN の作成を行う場合には、User
ID の入力を行います。OK ボタンを選択します。
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27) OK ボタンを選択し、ODBC Data Source Administrator を終了します。
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クライアントマシン側から SQL*Plus 等のツールによりデータベースユーザ作成等の操作を行う
場合には、接続文字列として上記インストール手順中で作成した Local Net Service Name を使用
します。
Start -> All Programs -> Oracle – OraClient11g_home1 -> Application Development -> SQL
Plus を起動し、ユーザ名入力時に@文字に続けて Local Net Service Name を指定します。
なお、接続文字列を Windows の環境変数 LOCAL に登録しておき、SQL*Plus 使用時に指定を省
略することも可能です。