としても「戦争法案」を成立させようと躍起になっている。 これに対して、 「戦争法案反対」 「憲法9条を守り平和を守ろう」とい う国民の声が日を追うごとに大きくなっている。 検査科は現在、 検査技師 名 と内視鏡の看護師1名で構成さ れています。 今 年4 月、 パー トで 頑 張って 来 ら れ た 山 下 明 日 さん と 後 藤 英 隆 さん を 正 職 員に 迎 える 事 が 出 来まし た。 これか らの 活 躍 が期待されます。 ところで、 100床の病院にし ては検査技師が多いという印象 が あ るでしょう が、 4つの 診 療 所への支援、労災の定期検査、睡 眠 センタ ー 業 務、出 張・院 内 健 診 業 務、内 視 鏡 助 手、生 理 検 査、 緊急検体検査と、その業務内容 は 多 岐にわ た りま す。今 回3度 目の 病 院 機 能 評 価 で サ ーベイ ヤーの先生に初めてご理解を頂 いた事は涙が出る程うれしかっ たです。 業 務 が 雑 多 で わ か り に くい、 みんなに知られていない、 裏方の 地 味 な 仕 事ですが、 診 療 現 場に 迅 速に 正 しい 検 査 結 果 を 返 し、 医療の足元をしっかり支えるた めに日々努力する職場でありた い と 思いま す。 夜 間の 業 務 も 多 く、 集 合 写 真でもメンバー 全 員 が揃う事がなくて残念です。 安倍首相の暴走が止まらない。国民の平和を願う声を無視して、何 11 私たちの生協でも、6月21日に開催した通常総代会で「戦争法案 反対・憲法9条を守れ」の特別決議を採択して安倍首相に送るととも に、総代会終了後に150名を超える組合員・職員が駅前の繁華街に 繰り出して大街頭宣伝を行った。 くわみず病院検査科 今年4月に入職した新入職員も多数参加して、リクルートスーツに 身を包んで初めてマイクを握り市民に訴えた。その初々しい姿に若い ◎ 頃を思い出して少々目頭が熱くなった。 西村 優子 若者の「政治離れ」が叫ばれて久しいが、今回の「戦争法案」ばかり は黙ってはいられないと、全国各地で多くの若者が起ち上がっている。 ▲ 西村優子さん(前列右端) とスタッフのみなさん 本当に頼もしい限りだ。未来を担う若者や子どもたちに、何としても平 和な日本を引き継がないといけない。 先日、作家の瀬戸内寂聴さんが「また戦争が今にも始まりそうな気 配になってきている。今の日本の状態は昭和16・17年頃の雰囲気だ。 表向きは平和だが、すぐ後ろの方に軍靴の音が聞こえている、そうい う危険な感じがする」と話していた。 私は戦後生まれで、その当時のことは歴史上のこととしてしか知ら ないし、瀬戸内さんの人となりもわからないが、当時の世相を生き抜い てきた人たちのこうした実感は本当に重く、改めて今起きていることが 八代中央クリニック事務課 只事じゃないんだということ、なんとしても廃案に追い込まないといけ ないということを強く思った。 ◎ さて、東日本大震災・東京電力福島第一原発事故から5年目を迎え 橋本 徳一郎 た。私たちの生協も、全国の仲間の大きな支援を受けて困難に立ち向 かい、一歩一歩前に向かって歩んでいる。震災直後から続々と寄せら 気づけられ、 「連帯」という言葉の持つ力を改めて実感することができ た。この力をバネにして、安心して暮らせる福島を取り戻す運動をおお いにすすめたい。 一方で、原発事故収束の見通しは立っておらず、福島県は復興には 程遠い。こうした状況にもかかわらず、政府は福島の教訓を学ぼうと せず、全国で原発再稼働を強引に推し進めようとしている。戦争法案 も原発再稼働も根っこは同じ。国民のいのちをないがしろにする悪政 には一刻も早く退場してもらわないといけない。 ▲ 橋本徳一郎さん(左端) と事務職のみなさん 当クリニックの事務職員は正 職2名、 パー ト3名の5名。 一人 ずつ紹介すると、西村は事務長 を何代まで遡れるか?という大 ベテラン。窓口の外来診療・健診 対応から会計、文書作成まです べてこなしています。吉川は友の 会事務局を兼務。患者さんと窓 口で友の会の行事の打合せやお 誘い を 気 軽に 行い 地 域 と ク リ ニックの距 離 を 縮める 存 在です。 田中は介護請求を担当。通所リ ハビ リ・居 宅 支 援の請 求 を 確 実 に 保 険 請 求に 繋 げていま す。中 村 は く わ み ず 病 院 健 診 部か ら 異 動して八 代3年 目、医 科の保 険請求を担当。以前は学芸員? とのこ と。新 婚 で す。最 後 に 私、 橋本ですが今年4月に赴任しま し た。就 職 し て 年。前の 職 場 はひまわり薬局、その前は菊陽 病 院、県 連・くわみ ず 病 院 と、 い ろいろ経験させてもらいました が ま だ ま だ 力 不 足 で す。行 く 先々で I T 化 を 中 心に 作 業 環 境の見直しをしています。 当クリニックは事務長の交代 が 多い為か、職 責 がいな くても 業務も運動も現場で回るといっ た 印 象。現 場の事 務 職 員がしっ かりしているのでしょうね。 れた支援物資や医師・看護師支援、数々の心温まる激励には本当に勇 20 福島医療生活協同組合 渡辺 幸夫 専務理事 15 2015 Summer Houwakai Dayori vol.111 14
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