渡辺新喜議員 第1標題「新倉山及び尾垂山周辺地域の今後のビジョン及び整備計画について」 1回目の質問 平成 27 年9月定例議会において、一般質問の機会を与えて頂きましたことを心より 感謝申し上げます。 また、先の統一地方選挙において多くの市民の皆様からのご支持をいただいて初当 選を果たすことが出来ました。富士吉田市が未来に向けて夢の持てるまちとなるよう 努めてまいりますので宜しくお願いいたします。 本日は、第1標題「新倉山及び尾垂山周辺地域の今後のビジョン及び整備計画につ いて」、第2標題「マイナンバー制度への対応について」以上の2点について質問をさ せていただきます。 まず、第1標題「新倉山及び尾垂山周辺地域の今後のビジョン及び整備計画につい て」の質問をさせていただきます。 新倉山から尾垂山にかけた一帯の地域は富士吉田市の北西部に位置し、美しく均整の とれた富士山の全景を仰ぎ見ることのできる市内でも有数なビュースポットを多数抱 えている地域であります。 私の地元である富士見町もこの地域に属し、町名が示す通り、先人も認めた富士山 眺望の景勝地であり、日本各地に数多存在する富士見町とは一線を画す麓から山頂ま でが一望できるすばらしい眺望を有しているまちであると自負しているところであり ます。 一昨年の富士山世界文化遺産登録によりこの地域にも富士山の絶景を求めて国内外 より数多くの観光客が訪れるようになりました。特に今年の春先には新倉山浅間公園 に富士山と桜と五重塔という日本を象徴する被写体のコラボレーションを求めて、麓 の道路が渋滞を起こすほどの賑わいを見せました。 しかし、このように観光客が増加したにも拘わらずこの地域においてその経済効果 を実感している市民はほとんどいないのではないでしょうか。もちろんこれだけの観 光客を相手に商売を行いたいと考えている人たちは多いと思います。しかしながら、 なかなかそのような動きが見られないのは、アプローチ道路や駐車場、トイレといっ たインフラの整備が遅れていることもさることながら、桜が咲いている時期の新倉山 浅間公園に観光客が集中し、人出のピーク期間が限定され、一年を通した観光客誘致 が期待し難いために商売の為の投資をためらっている傾向があるのではないかと考え ます。 投資を促し、観光を中心とした産業を育成するためには、渋滞緩和に向けたインフ ラ整備や案内ツールの充実を図り、この地域を訪れた観光客の利便性を向上して手軽 に訪れることが出来る行楽地であることを広くPRするとともに、同じ地域にある富 士山のビュースポットとして名高い孝徳公園の散策や歴史のある葭池温泉での入浴、 また新倉三山のお寺巡りや小室浅間神社への参拝等を含めた通年型観光ルートの開発、 さらに富士山を眺めながら本格的なハイキングが味わえる遊歩道の整備などこの地域 ならではの魅力ある観光メニューを充実させることによって、より多様な楽しみ方を 提供しリピーターを増やして観光客の平準化を図っていくことも重要であると考えま す。施策によっては、当然、時間や費用の掛かるものもあるとは思います。 しかし、新倉山及び尾垂山周辺地域は富士山の絶景を心ゆくまで味わうことのでき るビュースポットを多数有する市内でも観光産業の中核と成り得るポテンシャルの高 い地域であり、この賑わいを一過性のブームに終わらせないためにも出来るだけ早急 な対策が求められていると考えますが、この地域に対する富士吉田市としての今後の ビジョン及び整備計画についてお聞かせ願います。 1回目の市長答弁 渡辺新喜議員の「新倉山及び尾垂山周辺地域の今後のビジョン及び整備計画につい て」の御質問にお答えいたします。 私は一般的な観光の意義について、人々にとっては、ゆとりや潤いと地域の歴史や 文化を学ぶ機会を提供し、地域にとっては、住民の誇りと生きがいの形成・活性化に 寄与し、また、地域経済にとっては、大きな効果を期待するといった点で重要な意義 を有しているものと考えております。 外国人旅行者を含む様々な人々が「気軽」に楽しめるような観光振興、観光関係者 のみならず、地域住民全体が観光客と互いに交流し合う観光振興、自然・社会環境と 共生し、魅力の継続、資源の保全・発展、住民や観光客の満足度の継続等多様な側面 からも持続的な発展が可能となるこれら多様な観光振興を図ることが目指すべき方向 であると認識しております。 そこで、真に活力ある富士吉田市を構築するためには、観光振興をまちづくりの大 きな柱のひとつとして強力に推進していくことが重要であると考え、マニフェストに も掲げさせていただいたところであります。 また、マニフェスト実現のため、今般、地域資源を活用した新たなまちづくりを強 力に進めるための「まちづくり部」の新設と、新倉山浅間公園をはじめとする富士山 の眺望を地域資源として活用した魅力的なまちづくりを推進するための補正予算の議 決をいただいたところであり、現在、「富士山の眺望を活用した観光施策基本構想」の 策定に着手したところであります。 現在の新倉山浅間公園は、富士山と桜と五重塔を同時に眺望できる国内でも唯一無 二のスポットとして、世界的にも高い評価と支持を受けております。今年の6月には、 世界的にも人気のあるフランスのミシュラン社が独自の調査に基づき、お薦めしたい 日本の観光地を3つ星から1つ星で格付評価、及び紹介をする「グリーンガイドブッ クジャポン」の第4次改定版を発刊し、新倉山浅間公園から撮影した五重塔と富士山 の眺望写真がその表紙を飾ったことから、改めて海外からも非常に注目されている観 光スポットであると再認識したところであります。 この地域には、渡辺新喜議員御発言のとおり新倉山浅間公園のほか、長い歴史を持 ち文化的にも価値の高い建造物等を有している新倉三山のお寺や福源寺、月江寺、及 び小室浅間神社、また昭和のレトロな雰囲気を醸し出している下吉田の西裏界隈や富 士山のビュースポットとして評価の高い孝徳公園など観光資源としてもポテンシャル の高い場所が多数存在しております。 私は、これらの場所を単なる点としての観光スポットではなく、それぞれを結んだ 観光施策を展開することで地域の活性化に繋がっていくものと確信しております。 したがいまして、富士山の眺望を活用した観光施策基本構想には、新倉山浅間公園 だけではなく、下吉田・明見・上暮地地域の富士山の眺望スポットを対象に、交通ア クセスの変化や観光の多様化などの背景を踏まえ、地理的状況、自然環境を整理する とともに、地域住民の意見を聴取するなどして策定を進めて参ります。 また、保存整備や活性化につきましても、民間活力の導入も含めた幅広い検討を行 い、見上げれば、町のどこからでも富士山が見える麓の町ならではの魅力を感じるこ とのできる観光施策基本構想を策定して参ります。 多くの方々がこの地を訪れ、見て楽しんで参加していただけるような、おもてなし を基本とし、観光客のみならず地域住民の皆様からも喜ばれる観光施策を展開して参 ります。 以上、答弁といたします。 2回目の質問 「新倉山及び尾垂山周辺地域の今後のビジョン及び整備計画について」、2回目の質問 をいたします。 ただ今、市長から「真に活力ある富士吉田市を構築するために観光振興をまちづく りの大きな柱として捉え、多様な観光振興を図ることが目指すべき方向である」また 「新倉山浅間公園を中心とした地域のそれぞれの観光スポットを結んだ観光施策の展 開により地域の活性化に繋げていく」との答弁をいただき、その方向性と認識におい て私と同様のスタンスであることを大変心強く思うとともに地域経済の活性化や魅力 的なまちづくりの推進に向けて私も出来る限りの協力を行っていく所存であります。 さて、市長の答弁にもあったとおり新倉山浅間公園から撮影した五重塔と富士山の 眺望写真がミシュラン社の「グリーンガイドブックジャポン」の表紙を飾るなどこの 地域が海外からも益々注目を浴びており、来年の春先には新倉山浅間公園周辺地域に 今年以上の多くの観光客が訪れることが予想されます。今年の春先にも周辺の道路が 混雑のために渋滞を招いたり、外国人旅行者が富士急行線の下吉田駅周辺で道を尋ね 歩いていたりする姿を多く見かけました。 この地域を訪れる多くの観光客が少しでも良い気持ちで富士山の眺望やまちの風情 を味わってもらい、何度もこの地を訪れたいと思ってもらうためには、こうした課題 を少しでも緩和する施策を講じることが急務であると考えますが、現在計画を予定し ている具体的な施策があればお聞かせ願います。 また、 「富士山の眺望を活用した観光施策基本構想」の策定に着手されたとのことで すが、構想におけるコンセプトや施策の内容またスケジュール等について現段階で決 まった事項があればお聞かせ願います。 2回目の市長答弁 渡辺新喜議員の2回目の御質問にお答えいたします。 新倉山浅間公園周辺の現在計画している施策についてでありますが、新倉山浅間公 園を訪れた方々が快適にその眺望や散策を楽しむための施策といたしまして、安全性 の確保と利便性の向上に向けた公園施設等の整備を進めて参ります。 安全性の確保につきましては、本年8月に転落防止柵設置工事及び展望デッキ整備 工事の発注を行い、利用者の安全性の確保を図るとともに、利便性の向上につきまし ては、新倉浅間神社に隣接する公園内のトイレの改修等を実施して参ります。 また、桜の開花時期における周辺地域の渋滞緩和に向け、旧老人福祉センター跡地 を新倉山浅間公園の駐車場としても活用可能な仕様に再整備するとともに、同地域に 大型バス等の乗り入れが可能な駐車場の確保につきましても検討して参ります。 4月の最も来訪者が集中する時期に大型バス等でお越しいただく観光客につきまし ては、富士急行線下吉田駅前で下車していただき、そこから新倉山浅間公園に向け散 策していただく、いわゆるパークアンドウォーク方式を推奨して参りたいと考えてお ります。 さらに、来訪者の誘導案内につきましては、来訪者が迷うことなく新倉山浅間公園 を訪れることができるよう、アクセス道路の分岐となる各ポイントに案内板を増設し て参ります。特に、公共交通機関を利用し、下吉田駅から新倉山浅間公園周辺の観光 スポットの散策を目的とする観光客の利便性を高めるため、下吉田駅前に下吉田周辺 地域の観光スポットを紹介する総合的な案内板を設置して参ります。 次に、「富士山の眺望を活用した観光施策基本構想」におけるコンセプトや施策の内 容、スケジュールについてでありますが、本市は南にそびえる富士山に対峙し、東に 丹沢山系の杓子山や高座山、西及び北に御坂山系の新倉山や尾垂山などがあり、その 地勢から富士山を眺望する優れた地理的要件を備えております。 策定作業に着手いたしました基本構想は、富士山に登るだけではなく、富士山の眺 望を活用した観光施策に力点を置いたものであり、地域全体の長期的かつ総合的なビ ジョンを策定することを主眼に置き、観光施策を通した地域振興について、地域住民 の皆様の意見を広く聴き、構想に反映することをコンセプトにしております。 次に、スケジュールについてでありますが、まず、対象地域の観光資源などの基本 的事項を整理するなどにより、地域特性を把握し、関係法令、上位計画等の整合性を 確認した後、現状課題と地域の持つ多様な価値を明らかにした上で、これらを生かし た活性化に向けた基本的な方針を、年度内にまとめて参ります。 なお、施策の内容につきましては、正にこの基本構想の中で明らかにして参ります。 以上、答弁といたします。 第2標題「マイナンバー制度への対応について」 1回目の質問 第2標題の「マイナンバー制度への対応について」を質問いたします。 国や地方自治体が社会保障、税、災害対策の分野で個人情報を効率よく管理するた めに国民全体に番号を割り当てるマイナンバー制度が来年1月より利用開始となり、 本年 10 月には各市町村から各個人に番号が通知されます。 この制度は、行政を効率化し、国民の利便性を高め、公平・公正な社会を実現する ための社会基盤であると言われております。 さらに将来的には戸籍やパスポート、車検など幅広い行政事務への利用拡大が可能 となるほか、「公的認証」を民間に開放することによって私達の生活にとって大変便利 な様々なサービスが生まれる可能性があると期待されております。 しかしその反面、この制度の導入に関しては、サイバー攻撃を受けた日本年金機構 の職員の端末から個人情報が流出した問題等により、その情報管理体制を不安視する 声も多く聞こえております。また、導入のための準備作業が膨大なことから個人情報 のセキュリティー対策が後手になったり、予算や人材面で国が求めている水準の対策 実施に苦慮している市町村もあるといわれております。 そこで富士吉田市におけるマイナンバー制度の導入に係る作業状況とセキュリ ティー対策についての整備状況をお聞かせ願います。 1回目の市長答弁 「マイナンバー制度への対応について」の御質問にお答えいたします。 まず、マイナンバー制度への導入に係る作業状況についてでありますが、本年 10 月5日のマイナンバー法の施行日に合わせ、庁内関係部署において連携、協議を行う 中、マイナンバーに係るシステム改修作業を昨年度より順次進めており、関係条例の 見直し作業も進めているところであります。 来年1月からは希望者に対し「個人番号カード」の交付が始まり、平成 29 年1月か らは、国の機関において情報連携が開始されます。自治体との連携につきましては、 平成 29 年7月から始まる予定となっており、現在、その接続に向け、システム改修を 行っているところであります。システムの連携作業につきましては、今後の国からの 改修スケジュールの動向に合わせ、遺漏のないよう対応して参ります。 次に、セキュリティ対策の整備状況についてでありますが、平成 25 年度に侵入検知 システムの導入を行うなど、これまでにもセキュリティ対策は実施してきたところで あります。 また、今般の日本年金機構のサイバー攻撃事案など、インターネットからの侵入が 懸念されることから、本市の個人情報等が蓄積されている基幹系業務ネットワークシ ステムと、インターネットと接続している情報系ネットワークシステムとを切り離す 作業を行っており、これらの対策により情報漏れはないものであります。 いずれにいたしましても、セキュリティ対策については、今後においても常に最新 の対策を施し、万全を期して参ります。 以上、答弁といたします。 2回目の質問 「マイナンバー制度への対応について」2回目の質問をいたします。 今後さらに巧妙化することが予想されるサイバー攻撃に対して、答弁のとおり常に 最新のセキュリティ対策を施し、個人情報の漏洩防止のために万全を期していただき たいと思います。マイナンバー制度の円滑な運用を図るためには、各市町村における 情報管理体制の強化とともに企業においては従業員の番号収集や情報管理に関して高 い安全性の確保が求められております。 しかし、一部新聞報道によると本年6月から7月の時点でシステム改修などの準備 が完了した企業は3%弱にとどまっており、特に中小企業において対応の遅れが目 立っている状況にあるとのことです。 このように中小企業の対応が遅れているのは、マイナンバー制度に対する認識不足 やシステム対応に関する重い費用負担が原因であると言われており、とりわけシステ ムの改修にあたっては、中小企業でも数百万円から1千万円程度の費用がかかるとさ れております。また、来年1月の制度開始に間に合わなければ制度の運用に混乱を生 じる恐れがあるとの指摘もされております。 現在、企業に対する本制度における各種の相談に関しては、主に商工会議所などの 経済団体や税務署等が窓口となって対応しております。しかしこうした現状を鑑みる と行政としても何らかの支援が必要であると考えますが、地元の中小企業に対してど のような対応を考えておられるのかお聞かせ願います。 次に本年 10 月に実施される番号の通知カードの送付に関して様々な理由により住 民票との食い違いが生じカードが届かなかったり、また高齢者や障害者の中にはカー ドが届いてもそれが何であるかを判断できなかったりする人がいるのではないかと懸 念されております。 この制度が公平・公正な社会を実現するための社会基盤であるとの観点から、より 多くの市民の皆様にマイナンバー制度におけるメリットを享受していただくためにも こうした懸念を少しでも解消することが急務であると考えますが、そのための対応に ついてもお聞かせ願います。 2回目の市長答弁 渡辺新喜議員の2回目の御質問にお答えいたします。 まず、地元の中小企業への対応についてでありますが、マイナンバー制度に向けた 取組み状況の遅れについては私も危惧しているところであります。 中小企業におけるマイナンバー制度への対応は、まずはそれぞれの事業所で取り組 みますが、従業員の個人番号取得に伴う個人情報の管理体制、事業所によってはそれ に伴うシステム改修等が必要とされており、国の周知不足や事業所の認識不足から準 備が遅れているものと受け止めております。 事業所の制度に関する各種の相談や周知では、主に商工会議所や税務署、青色申告 会、ハローワークなどで対応しておりますが、本市におきましても、法人市民税の申 告や従業員の給与支払報告書などの提出、また、資金面での融資の相談等で関わりが あり、そうした対応は当然必要であると考えております。 このような税に関する業務や融資に関する業務など各種の相談におきましては、商 工会議所や税務署などの関係機関と連携する中で、わかり易く丁寧な対応に努めて参 ります。 また、マイナンバー制度の事業所への導入が円滑に進むよう広報紙、市のホームペー ジ、パンフレット、ポスター等の各種媒体や相談業務を通じ、その啓発について積極 的に行って参ります。 次に、通知カードの送付に伴う懸念を解消するための対応についてでありますが、 通知カードの未送達後の対応等につきましては、渡辺新喜議員御発言のとおり、本年 10 月以降、市民の皆様、一人一人に対して、通知カードにより「個人番号」が通知さ れます。 また、不在、あて先不明などの理由で送達できなかった通知カードにつきましては、 郵便局で一時保管し、保管期限を経過したものが、未送達分として本市に戻って参り ます。 その後、庁内で確認作業等を行う中で、通知カードが市民の皆様一人一人のお手元 に届くように対応を図って参ります。 本市におきましては、本年4月から毎月広報紙、市ホームページ、自治会への回覧 板、9月号の広報紙の特集掲載により、市民の皆様にマイナンバー制度の理解を深め ていただくための周知を積極的に行うとともに、市ホームページにおいては、マイナ ンバー制度に対する動画を配信するなど、市民の皆様にとってわかり易い情報発信に 努めて参りました。 今後におきましては、さらに、広報紙、市ホームページの充実を始め、CATV 富士五 湖への情報発信の要請等により、高齢者や障害者の方をはじめ、市民の皆様にとって、 より一層わかりやすい周知に努めて参ります。 以上、答弁といたします。 「締めの言葉」 本日は、私の議会における初の一般質問に対して前向きで力強いご答弁を頂きまし た。地域創生におけるまちづくりを推進していくためには地域特性を最大限に活用し て産業振興を図り、稼ぎ出す力を育み地域に活力を与えることが重要であると考えて おります。 今後とも市政において議員としての責務を全うしていけるよう尚一層努力すること をお誓い申し上げまして私の一般質問を終了させていただきます。ご清聴ありがとう ございました。
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