北方山草 17 (2000) 北海道産モメンヅルの分布と個体数の推定札幌市松井洋調査結果はじめにモメンヅル A s ! r a g a ! u s r e f ! e x i s l i J J l I/ u s 北海道の標本庫(ハノミリウム)にある Miquel (閃1) 1 土日本同有の種であり、北モメンヅノレの乾燥桜本と文献調査およびこ海道と本州に分布する(大儒 1 9 8 9 )。北海道れまでの調査結巣より道内のモメンヅノレのの産地 (Hab ，)は石狩、空知、分布について、支1 5'毎にまとめた。個体数上川、十勝の各支)j'に生育する(伊藤・日野間・中井は 1株を 1個体とみなして数えた。 1 9 9 4 )。 ( 1 ) 石狩支 1 j 'の分布 ①f f 平川流域(札幌市)に自生筆者は 1 I 旦振支庁穂別町八燃の八幡覆i 宣の天井に生育するモメンヅノレについて報告し北海道大マ'農学部植物標本庫 (SAPS)に 9 9 4 )。北海道のモメンヅルの分布た(松jド1 豊平川流域で採集した標本は次の 5，~、があはカラフトモメンツソレ A s ! r a g a / u s s c l i e/ i . る・石 f、 ! l J u l y5， ' 8 7採集者名なし、- c l lOV i iT u r c z aJlinowの分布との関連につ Yamahana July 8， 1912Yanagisawa 9 9 6， 1 9 9 7， 1 9 9 8 )。いて考察した(松井 1 (司、柳沢秀雄)、・札幌、 Jul .' 1 8 採集者名 0 なし，・県平河畔真駒内 v. i15， 1 9 2 9大谷、要約するとカラフトモメンヅ Jレは i 丘北 ( 日 1、空知支庁北部)、およひ1 且東(網走、卜勝支庁)に偏って分布する。一方、モメンヅノレはそれよりも西南部に生育し、上 1 1 1 支p)の天地川流域になる名寄市有里利樋門昆生している。ではカラフ iモメンヅ/レと I このぞi ; J ， f 市千J ili:が北限にあたり、十!路支 l i 乞の大樹I!汀E 正月l 川ないし豊頃町J 大津付近が東仮にあたると考察した。この度、円高支)j'平取町でモメンヅノレの自生と上川支庁風連防でモメンヅ/レとカラ / As ウ J "乙ノアフ↑モメンヅノレが隣接して自生しているこ豆一とを確認した。川辺 ( 1 9 9 8 ) が十勝支庁音更町の背淀川流域の音更橋周辺でモメンヅルの内生を報告した。以上の新知見を加え jと悩て北海道に自生するモメンヅノレの分イf 図 1，モメンヅノレ(飯沼 1 9 0 7 ) 体数を指定した。 2 1