THE001 神学通論 シラバス - iクラス

i
THE001 神学通論 シラバス
中央聖書神学校
通信科
担当:菊地和博
A.
内容
アッセンブリー教団の「基本的真理に関する宣言」を骨子として、それの解説書:
伊藤顯榮『「基本的真理に関する宣言」解説』
、William W. Menzies & Stanley M. Horton,
Bible Doctrines A Pentecostal Perspective, マイヤー・パールマン『聖書 の教理』
(上下)等]を用い、講義、ディスカッション、課題等により学習する。
B.
目的
1.組織神学(教理)の各項を概観し、内容の要点を捉え、各項相互の順序や
連関を学ぶ。
2.アッセンブリー教団の「基本的真理に関する宣言」を中心にペンテコステ
の立場からの教理を学ぶ。
3.神の言葉に立つ神学的思考と信仰的態度を身につける。
C.
評価
1. 授業の視聴
25%
2. テスト
10%
・ 『基本的真理に関する宣言』を熟読し、テストする。
3. レポート
20%
・ 「ウエストミンスター信仰告白」を通読し、この信仰告白との比較
において、 アッセンブリー教団の「基本的真理に関する宣言」の
特徴をレポートする。
(約 2000 字)
4. 読書及び感想文
20%
・ 参考図書の中から 300 頁以上の読書と感想文(1200 字以内)
5. 期末試験
D.
25%
参考文献
伊藤顯榮『
「基本的真理に関する宣言」解説』 福音出版社、2000 年
ヒュー・カー編(竹森満佐一訳)
『カルヴィン キリスト教綱要抄』新教出版社、
1958 年
ii
桑田秀延「キリスト教神学概論」『桑田秀延全集 第一巻』キリスト新聞社、
1976 年
高倉徳太郎 「福音的基督教」(復刊第1刷) 新教出版社、1997 年
日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団「基本的真理に関する宣言」『教会員
必携』福音出版社 1969 年
日本基督改革派教会/信条翻訳委員会訳『ウェストミンスター信仰告白』新教出
版社、 1964 年
P.C.ネルソン『信仰綱要解説(改訂)』 福音出版社、1960 年
マイヤー・パールマン『聖書の教理(上下)
』 福音出版社, 1981 年
J.G.メイチェン(吉岡繁訳)『キリスト教とは何か』聖書図書、1976 年
William W. Menzies and Stanley M. Horton, Bible Doctrines: A Pentecostal
Perspective, Springfield Missouri,1973.
吉田隆訳『ハイデルベルグ信仰問答』新教出版社、1997年
ハロルド・リンゼル、チャールズ J.ウッドブリッジ共著(山口昇訳)『聖書
教理ハンドブック』 いのちのことば社、1962 年
*特に指定しないが、福音主義に立つ良質な注解書として、I.ハワード・
マーシャル『使徒の働き』 いのちのことば社:2005 年を推薦する。
E. スケジュール
1. 神学緒論
2. 霊感された聖書(聖書論)
3. 唯一のまことの神(神論)
4. 主イエス・キリストの神性(キリスト論)
5. 人間の堕落(天使論・人間論)
6. 人間の救い、教会の礼典(救済論 教会論)
7. 聖霊のバプテスマ、聖霊のバプテスマの証拠(聖霊論)
8. 聖化、教会とその使命(救済論 教会論)
9. 奉仕の務め、神癒(教会論 聖霊論)
10.
祝福に満ちた望み、キリストの千年期統治、最後の審判、新天新地(終
末論)
11.
期末試験