ロバ ート・ デイ建築設 計事務所と日本 ロバート・デイと日本との関係は1990年へと遡ります。1999年にロバー ト・デイ建築設計事務所を設立するより以前、ロバートは埼玉県川口市に住 んでおり、近藤企画設計という建築設計事務所で日本及びゴールドコース トの仕事を行なっていました。以来、近藤敏春氏とは親友であり、日本とオ ーストラリアの建築プロジェクトを共同で行なう機会を探し続けています。ま た、近藤氏は地元のロータリークラブの元会長でもあります。 ロバートが日本で働いていたときの役割の一つは、 日本人クライアントがオーストラリアのビジネ スや建設プロセスを正しい知識を持ってよく理解するためのお手伝いと同時に、オーストラリア人 に日本でビジネスをすることを啓蒙するための、異文化間の橋渡しとして機能することでした。 また、ロバートが日本にいるあいだ、彼は英語の個人教師としてカルビー食品株式会社や地元 の日本人家族や個々の人々に対して英語を教えていました。 ロバート・デイ建築設計事務所はこれまで日本の様々な建築プロジェクトに関わってきました。そ の中には大阪ガスの子会社の建設工事調査研究プロジェクトや九州での新築のレンガ造の建 物の詳細設計、山梨の貿易会社の新本社ビルの内装設計と使用するレンガの輸出などが含ま れています。これらはとても面白い仕事で、ロバートは責任を持って装飾的な天井、受付カウンタ ー、会議室、社長室、ワークステーションや造作家具など、すべてのインテリア設計を行ないまし た。これらに使ったすべてのものがゴールドコーストでつくられ、日本に輸出されました。 また、ここ数年ロバート・デイ建築設計事務所はオーストラリア国内で日本関連企業の建築プロ ジェクトを引き受けています。その中には、日本航空、ジャルパックのブリスベン本店とゴールドコ ースト店、日本式マッサージ店てもみんのブリスベンチェーン店を数店舗、また日本食のお店な どがあります。 最近では、ロバート・デイは東京、埼玉、ニセコ、富良野、白馬などの地域で建築プロジェクトの機 会を探しており、その取り組みはクイーンズランド州政府国際貿易局と合同で行なわれておりま す。その結果として、ロバート・デイはクイーンズランド州政府東京事務所と札幌、名古屋の Austradeの代表と彼らのオーストラリアのパートナーたちと強い関係を育みました。現在ロバート は富良野で地元の建設会社と日本人や外国人の投資家のための建築プロジェクトを共同で行な う相談をしています。 ロバート・デイはブリスベン日本商工会議所(JCCIB)とクイーンズランド日本商工会議所 (QJCCI)の会員であり、これらのグループを通していくつかの良好なビジネスの提携先を開発し ました。また、ロバート・デイは、日本の一級建築士の資格を持つ日本人を雇用しています。 ロバートの東京や東京の建築に対する幅広い知識のため、オーストラリア人建築家のための東 京建築ツアーを企画し成功させ、QUT Art Museumからそのツアーについてのプレゼンテーション をしてほしいと頼まれています。 ロバートは定期的に日本の友人や仕事上の相手とコミュニケーションをとっており、日本の最新 情報を手に入れています。また、ロバートは日本へ度々旅行しており、そのため日本人やオース トラリア人の企業家たちに有益なアドバイスを提供する立場によく置かれます。
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