食環境デザインコースパンフレット

山形大学 地域教育文化学部
食環境デザインコース
食のプロとして社会に貢献しよう!!
本コースでは、
「食」に関する豊富な専門知識を
身に付けた栄養士、栄養教諭、ならびに家庭科教
員を養成し、「食」のプロフェッショナル として
社会へ輩出しています。
本コースの特徴
 栄養士に加え、中・高校教諭一種(家庭)の免許状も取得できます !
 栄養士として 2 年間の実務経験を経て、管理栄養士の国家試験が受験できます!
実際に、多くの卒業生が管理栄養士となり、社会の一線で活躍しています。
 高校のとき文系だった学生も毎年 5~6 名入学して、勉学に励んでいます。
 総合大学である本学の利点を活かし、医学部や附属病院の教授による授業を開講
し、加えて、農学部などの食物生産分野との共同研究も進めています。
 一般企業への早期就職内定率は 98%です!
在学生・卒業生の声
私は、「食」と人の体との関わりについて学び
私は食、栄養の面から人々の健康のサポートを
たいと思い、このコースを選びました。基礎的な
したいと思い、栄養士の資格取得を目指し、この
ことから専門的なこと、実践的なことまで教わる
コースを選びました。現在は高齢者に対する栄養
ことができ、仲間と切磋琢磨しながら充実した
について研究しており、将来は管理栄養士として
日々を過ごしています。
病院、福祉施設等で働きたいと考えています。
現3年
現4年
小笠原百合 (山形北高校出身)
市村梨紗(仙台南高校出身)
現在、私は山形県庁職員として県立病院で管理
私は栄養士の仕事に興味があり、本コースに入
栄養士として働いています。「給食経営実習」お
学しましたが、今は茨城県の中学校の家庭科教諭
よび「臨床栄養」の授業では、実際に病院の栄養
として働いています。本コースの良さは、取得で
士として働いていた先生が、その経験から実症例
きる資格が多いことだと思います。ここで学ん
をより現場に近い形で教えてくださったため、今
で、将来の可能性を広げることができたことに大
とても役に立っています。
変感謝しています。
卒業生
卒業生
引地翔平 (福島東高校出身)
岩上珠丈
(茨城県立緑岡高校出身)
教育プログラム
本コースでは、1 年次から下記のように専門科目を学びます。
赤文字は学外での実習
1 年次
食環境プログラム
人間栄養教育プログラム
生活文化教育プログラム
(栄養士)
(栄養士・栄養教諭二種)
(栄養士・中高教諭一種家庭)
生物有機化学、調理学、基礎栄養学、基礎科学実験
+ [基盤教育]
プログラム選択
生化学、解剖生理学、運動生理学、調理学実習、食品学概論、基礎栄養学各論 等
2 年次
教育原論、教職論 等
応用調理学、運動栄養学
家庭科教育法
教育臨床体験 等
研究室配属
応用栄養学、臨床栄養学、給食経営学実習、食品衛生学、フィールドプロジェクト 等
3 年次
4 年次
教育課程編成論、教育相談、生徒指導
学校栄養教育実習 等
進路指導
教育実践実習 等
分子栄養学、
食物生物科学
公衆衛生学、食品衛生学実験、卒業研究、臨地実習 等
教職実践演習 等
進路
病院(山形県立、北村山、
山形ロイヤル 等)
保育園(たんぽぽ保育園、
仙台市 等)
ドラックストア、福祉施設
栄養教諭
(山形県
茨城県
栃木県
三鷹市)
家庭科教諭
(山形県
茨城県
長野県)
企業:日清医療食品、富士産業、カワチ薬品、ヤマザワ、ワタミ介護部門、蓬仙園
ウェルシア関東、日本フードリンク、山形もがみ農業協同組合、JA 新潟 等
進学:山形大学大学院(理・農)、東北大学大学院(農)、岩手大学大学院(農)、
静岡県立大学大学院、宮城教育大学大学院
卒業研究
本コースでは、3 年次に各研究室に配属されます。配属後は下記のような「食・栄養」に関連
する幅広い分野の先端研究を行います。
 霜の害に強いサクランボを作ること(加藤研)
 肥満大学生の生活習慣に関する研究(矢口研)
 青年期を対象とした食事バランスガイドを用いた食育法(山岸研)
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舌圧と体筋肉量および嚥下障害度を加味した総合的な新嚥下障害食の指標作成(三原研)
栄養素・食品成分による小腸機能回復メカニズムの解明(鈴木研)
山形県にゆかりのある食品(アケビやピーナッツなど)の生体機能性に関する研究(楠本研)
青少年の骨量やエネルギー消費量に関する研究(大森研)
大腸発酵が栄養素吸収や内分泌機能に及ぼす基礎研究とその応用食品の開発(小酒井研)