ターミナルとコマンドの使い方

ターミナルとコマンドの使い方
シェルの名前
プロンプト
• 
• 
• 
• 
ターミナルの画面
カーソル
行あたりの文字数 X 行数
ターミナルの背景は「新規ウィンドウ」、「新規タブ」などで選べる
この背景は 「Grass]
文字の大きさなどはメニューバーからメニューを選んで変更
起動したときのカレントディレクトリはホームディレクトリ
ターミナルでコマンドを実行する.
•  シェル(Bash) が動いている
•  コマンドはこのプログラムへの入力
•  コマンドは英小文字で入力.
•  ファイル名も英字にするほうが良い
– ファイル名は日本語が使えることもある
(アプリケーションにより異なる.)
シェル(Bash)の操作
• 
• 
• 
• 
• 
• 
コマンド行の編集/再利用
(日本語/英字入力モード)
ファイル名とコマンド名の補完
ファイル名の簡略指定
標準入出力のリダイレクション
パイプ処理
コマンド行の編集/再利用(1)
•  カーソルキー カーソルの移動
↑ 1つ前のコマンド
↓ 1つ先のコマンド
→ 右に移動
← 左に移動
• 
• 
• 
• 
Control+a 行の先頭
Control+e 行の末尾
Delete カーソルの1つ前の文字を削除
Control+d カーソル位置の文字を削除
コマンド行の編集/再利用(2)
•  コマンド履歴の利用
– 
– 
– 
– 
!! 直前のコマンドを再実行
!str strが先頭にあるコマンドを再実行
!-n n個前のコマンドを再実行
^str1^str2 "
コマンドのstr1をstr2に変えて再実行
–  !* コマンド名を除くすべての引数
–  !$ 最後の引数
日本語/英文字入力モード
ATOK2010
•  ⌃⇧C : 英文字
–  Control+Shift+C
•  ⌃⇧Z : ひらがな(日本語モード)
–  Control+Shift+Z
•  ⌃⇧X : カタカナ(日本語モード)
–  Control+Shift+X •  ⌃⇧V : 英字(日本語モード)
–  Control+Shift+V
コマンド入力時の操作
•  おかしな状態になってしまったとき
–  Return/Enter
–  Control+q
–  Control+c
–  Control+d
•  ターミナルを閉じて、再度起動する
ファイル名とコマンド名の補完
•  Tab
–  補完出来るところまで補完し、複数候
補がある位置で止まる
•  ESC+?
–  補完候補の一覧を表示
–  ファイル、コマンド両方が表示される
ファイル名の簡略指定
•  ワイルドカード文字を使用してファイルを指定
する
* 0個以上の任意の文字列
? 任意の1文字
[xyz] x,y,zのうちいずれか1文字
[a-z] aからzのうちいずれか1文字
[^abc] a,b,c以外の任意の1文字
コマンドの形式.
ファイル名など (複数並ぶこともある)
コマンド
ls –l ~/C
オプション (コマンドの動作を変える)
コマンドもファイルである。 ls は /bin にある。
最低限これぐらい使えれば何とかなる
• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
pwd
cd 異動先のdirectory
ls
mkdir directory
cat file
less file
mv file1 file2
lpr –Pprinter file
コマンドの例
•  日付、時刻を表示する
•  date
•  date –u コマンドの例
•  カレンダーを表示する
–  cal
–  cal 05 2016
ls
ファイルの情報を表示する.
ls
カレントディレクトリーのファイルを表示
ls ディレクトリィ名
指定されたディレクトリーのファイルを表示
ls –al
名前以外の詳しい情報も表示する
ls
•  ls [options] file
-l 名前以外の詳細な情報を表示
-a ファイル名の先頭が.であるファイルも表示
-F "
ディレクトリには/、実行可能ファイルには*を
つけて表示
pwd
カレントディレクトリィを表示する.
mkdir
ディレクトリィを作る
mkdir directory名
cd
カレントディレクトリィを移動する
cd
ホームディレクトリィへ移動
cd ..
親のディレクトリィヘ移動
cd ディレクトリィ名
指定されたディレクトリィヘ移動
mv
ファイルを移動する
ファイルの名前を変える
ディレクトリーを移動する
ディレクトリーの名前を変える
mv file名1 file名2
cat
•  cat file
–  ファイルの内容を表示する
–  画面のコントロールは行わない
–  (長いフィルは見づらい)
•  cat file1 file2
–  ファイルの内容を連結する コマンドの例
date > file1
cal 03 2016 >> file1
cat file1
現在の時刻と2016年3月のカレンダー
がfile1に書き込まれる
catコマンドでfile1を表示する
標準入出力、リダイレクション(1)
•  command < file
–  標準入力のリダイレクション
–  標準入力をキーボードからファイルに切り替える
•  command > file
–  標準出力のリダイレクション
–  標準出力をファイルに切り替える
–  (ファイルは書き換えられる)
•  command >> file
–  ファイルの最後に追加
標準入出力、リダイレクション(2)
•  command >& file
–  標準出力と標準エラー出力のリダイレクション
–  両方が同一のファイルに出力される
•  command < datafile > outfile
–  標準入力と標準出力の切り替え
コマンドの例
(date –u ; cal 03 2016) > file1
cat file1
標準入出力、リダイレクション(3)
•  (command1 ; command2 ; ...) > file
–  連結された標準出力のリダイレクション
–  複数のコマンドの結果がファイルに書き込まれる
•  (command > file1) >& file2
–  コマンドの標準出力と標準エラー出力を別のファイ
ルに書き込む
less
•  less file
–  ファイルの内容を表示する
–  画面のコントロールを行う
Space 1画面先に進む
b
1画面前に戻る
return 1行先に進む
y 1行前に戻る
g fileの最初に移動
G fileの最後に移動
/str 文字列strの検索
n 前回の検索の繰り返し
q 終了
lpr
•  lpr files
-P プリンタ名を指定
rm
•  rm file
–  fileを消去する。
•  rm –R dir
•  ディレクトリdirを再帰的に消去する。
cp
•  cp file1 file2
–  file1をコピーして、名前をfile2とする
•  cp files dir
–  複数のファイルをディレクトリdirにコピーする
–  (コピー元のファイルは空白で区切る)
-R コピー元とコピー先がディレクトリの場合、
ディレクトリの下のファイルを再帰的にコ
ピーする
rmdir
•  rmdir dir
–  ディレクトリdirを消去する
–  dirにファイルがあると、消去されない。
man
コマンドの詳しい説明を表示
man コマンド
画面の操作はlessと同じ
ただし英語!
コマンドによっては -h , -help オプ
ションで簡単な説明を表示するもの
もある。
man
man
man cal
と入力して、cal コマンドを
調べてみよう。 echo
•  echo 文字列を表示する
•  echo $PATH
–  PATHはコマンドがおいてあるディレク
トリのリスト(シェル変数)
–  コマンドはPATHにあるディレクトリから
コマンドを探して実行される