使用上の注意 ■水漏れ 木質床材は本質的に水気を嫌います。長時間濡れたままにしておくと、シミ・変色・ひび割れだけでな くカビの発生や天然木の膨張よる膨れや反りの原因となります。また、表面が滑りやすく、転倒の恐れ があり危険ですので、すぐに拭き取ってください。 *台所や洗面所など常時水のかかる恐れのある場所では水切りマットを敷いてください。 *観葉植物などの鉢には、必ず水受け皿などを敷いてください。 *窓や縁側からの雨の吹き込みに十分ご注意ください。 ■熱 温風ヒーター・ストーブ・電気カーペット(ホットカーペット)などの使用時には、温風や輻射熱が直接 床面に当たらないようにカーペットなどで保護して下さい。表面材の乾燥によるひび割れ・床材の継ぎ 目にスキが出来る原因となります。 床暖房(電気カーペットを含む)には必ず床暖房用床材をご使用下さい。一般フロアーで電気カーペット を使用したり、床暖房設備の仕上げ材として一般フロアーを使用すると表面材のひび割れや床材の 継ぎ目に極端にスキが出来る原因となります。 ひび割れの原因となりますので床暖房を利用の場合はカーペットを使用しないでください。木質床材 では暖房機器の過熱による乾燥で木材が収縮し、若干の目隙が発生することがあります。 ■重量物、キャスター ピアノなどの重量物を置く場合は、根太や下地の補強をした上で、脚部に敷板などを敷き、重量を分散 させて下さい。また、移動させるときは引きずらないようにご注意ください。 テーブルや椅子などを引きずりますと、床表面を損傷させる恐れがあります。足先に市販のフェルトや ゴムキャップ等を付け、必ず床表面を保護して下さい。また、ゴムキャップには種類により床材を汚染 するものがありますのでご注意ください。 キャスター付きのイスやワゴンを使用されますと床材表面を傷つけますので、もし使用される場合は 必ずカーペットなどを敷いて表面保護してください。 上履用ですので店舗など土足での使用は避けてください。 ■直射日光 直射日光が長時間当たりやすい場所は床材表面の日焼けによる変色やシミ・ひび割れの原因となりま す。カーテンやブラインドで直射日光をできるだけ遮ってください。 ■ペット ペットの排泄物は、すぐに固く絞った雑巾で拭き取って下さい。そのまま放置しますとシミ・変色の原 因となります。ペットの爪で床表面を傷つける場合もありますのでご注意ください。 お手入れの方法 <自然塗装フローリングの場合> 自然塗装は塗料をフローリングの表面から内部に浸透させて保護しています。 木の質感を生かした 塗装方法ですが、塗膜を作らないので傷や汚れがつきやすくなります。自然塗装フローリングの場合は 年に一度、最塗装を行うことで、汚れをつきにくくし、ツヤも出て長く美しさを保つことができます。 ■日常のお手入れ方法 1) 日常のお手入れは乾いた雑巾やモップで乾拭きして下さい。また、砂やホコリ・ゴミ等は箒や掃除 機で速やかに取り除いてください。 2) 汚れのひどい場合は、固く絞った雑巾で素早く拭いてください。場合によっては少量の中性洗剤を 水に入れ固く絞った雑巾で素早く拭き取るようにしてください。 3) 水をこぼした場合は直ちに拭き取って下さい。水をこぼしてそのままにしておくと、変色・腐れ・ 膨れなどの原因になります。 ■大掃除などの定期的なメンテナンス 1)床表面のゴミやホコリを掃除機や箒で取り除きます。 2)乾いた雑巾やモップで乾拭きします。 3)気になる汚れがある時は、各自然塗装専用ワックスクリーナー等を利用して汚れを拭き取ります。 <UV 塗装・ウレタン塗装の場合> ウレタン系合成樹脂の薄い膜を貼るような塗装をしています。表面をコーティングされているので、汚 れがつきにくく、お手入れし易いものとされています。しかし、表面が塗膜でコーティングされている とはいえ、素材は木材ですので過度な水拭きはお勧めしません。 ■日常のお手入れ方法 1) 日常のお手入れは乾いた雑巾やモップで乾拭きして下さい。また、砂やホコリ・ゴミ等は箒や掃除 機で速やかに取り除いてください。 2) 汚れのひどい場合は、固く絞った雑巾で素早く拭いて下さい。場合によっては少量の中性洗剤を水 に入れ固く絞った雑巾で素早く拭き取るようにしてください。 3) 水をこぼした場合は直ちに拭き取って下さい。水をこぼしてそのままにしておくと、変色・腐れ・ 膨れなどの原因になります。 ■大掃除などの定期的なメンテナンス 1)床表面のゴミやホコリを掃除機や箒で取り除きます。 2)乾いた雑巾やモップで乾拭きします。 3)頑固な汚れは、中性洗剤を含ませ固く絞った雑巾で拭き取ります。 4)木質フローリング用水性樹脂ワックスを薄塗りで塗り重ねる。 ■注意事項 *洗剤等をご利用になる際は、必ず使用上の注意をよく読み、目立たないところから使用してください。 *化学雑巾をフローリングの上に長時間放置すると変色する場合があります。 *スチームモップ、スチーム掃除機のご使用はさけてください。膨張や白濁の原因となります。 *不織布タイプのモップ(ワイパー)を使用した場合、繊維がフローリングにひっかかる場合があります。 *アルコールやシンナー等は塗装面を傷めますのでお避けください。
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