平成27年度 白岡市予算案の概要 平成27年2月 白岡市 目次 1 . 予 算 編 成 に あ た っ て ................................................... 1 2 . 会 計 別 予 算 の 規 模 ..................................................... 2 3 . 一 般 会 計 当 初 予 算 案 の 概 要 ............................................. 3 一 般 会 計 当 初 予 算 内 訳 表 ................................................. 3 【 歳 入 】 ............................................................... 3 ① 市 税 ............................................................... 4 ② 地 方 交 付 税 ......................................................... 4 ③ 国 ・ 県 支 出 金 ....................................................... 5 ④ 繰 入 金 ............................................................. 5 ⑤ 市 債 ............................................................... 6 【 歳 出 ( 目 的 別 )】 ...................................................... 7 ① 民 生 費 ............................................................. 7 ② 総 務 費 ............................................................. 7 ③ 土 木 費 ............................................................. 8 ④ 教 育 費 ............................................................. 8 【 歳 出 ( 性 質 別 )】 ...................................................... 9 ① 義 務 的 経 費 ......................................................... 9 ② 投 資 的 経 費 ......................................................... 9 4 . 平 成 2 7 年 度 主 要 事 業 の 概 要 ( 総 合 振 興 計 画 分 野 別 ) ................... 1 0 1 健 や か な 福 祉 の ま ち ( 保 健 ・ 医 療 ・ 福 祉 ) ........................... 1 0 2 安 全 ・ 安 心 な ま ち ( 生 活 安 全 ) ..................................... 1 0 3 自 然 と 共 生 し た ま ち ( 自 然 環 境 ) ................................... 1 1 4 学 び 楽 し む ま ち ( 教 育 ・ 文 化 ・ ス ポ ー ツ ) ........................... 1 1 5 活 力 あ る ま ち ( 産 業 ・ 雇 用 ) ....................................... 1 1 6 基 盤 の 整 っ た 快 適 な ま ち ( 都 市 基 盤 ・ 住 環 境 ) ....................... 1 1 7 誰 も が 交 流 す る ま ち ( 参 画 と 協 働 ・ 人 権 ) ........................... 1 1 8 自 立 し た ま ち ( 行 財 政 運 営 ) ....................................... 1 1 1.予算編成にあたって 我が国経済は、緩やかな回復基調が続いており、先行きについては、当面、 一部に弱さは残るものの、雇用・所得環境の改善が続くなかで、 国の各種政策 の効果もあって、緩やかに回復していくことが期待されているところです。 一方、国の積極的な経済対策等により、日本経済は景気の回復基調が続いて いますが、地域経済には景気回復の実感は未だ十分浸透しているとは言い難い 状況にあります。 本市財政においても、平成25年度一般会計決算において、市税収入は2年 連続の増収となったものの、扶助費が過去最高の23億1,455万円となる など社会保障関係経費が増加し、経常収支比率が84.2%となるなど財政構 造の硬直化が見られるところです。また、少子高齢化対策、地域経済対策など 市が取り組むべき課題が山積している状況の中、当市においては、生涯学習施 設、都市計画道路の整備など、市の将来を左右する重要な施策の実施が控えて いるところであり、さらには、公共施設の長寿命化、老朽施設の補修・改修な ど財政需要の増加が懸念されています。 こ れ ら 厳 し い 財 政 状 況 を 踏 ま え 、平 成 2 7 年 度 の 予 算 編 成 に あ た っ て は 、 「第 5次白岡市総合振興計画」における施策の実現に向けて、中長期的な視野に立 って事業の厳選を行い、優先化・重点化すべき行政課題に積極的に取り組むた めの予算を編成しました。 1 2.会計別予算の規模 (単位:千円、%) 会計区分 平成27年度 平成26年度 増減額 増減率 一 般 会 計 13,008,000 12,563,000 445,000 3.5 特 別 会 計 10,672,866 9,676,927 995,939 10.3 国 民 健康 保険 特別 会計 5,812,271 5,149,140 663,131 12.9 後 期高 齢者 医療 特別 会計 521,045 492,328 28,717 5.8 介 護 保 険 特 別 会 計 2,628,802 2,527,646 101,156 4.0 農 業 集 落 排 水 事 業 特別 会計 83,889 79,639 4,250 5.3 公 共下 水道 事業 特別 会計 1,168,866 1,110,121 58,745 5.3 野牛・ 高岩土地区画整理事業 特 別 会 計 216,816 73,368 143,448 195.5 白岡駅東部中央土地区画整理 事 業 特 別 会 計 241,177 244,685 △ 3,508 △ 1.4 1,209,640 1,166,716 42,924 3.7 水 道 事 業 会 計 * *水道事業会計予算規模:総費用-減価償却費+資本的支出 2 3.一般会計当初予算案の概要 ■ 一 般 会 計 の 予 算 規 模 は 、1 3 0 億 8 0 0 万 円 と な り 、5 年 連 続 で 増 加 し 、 過 去 2 番 目 ( 前 年 度 比 + 4 . 4 5 億 円 [ + 3 . 5 % ]) 一般会計当初予算内訳表 【歳入】 (単位:千円、%) 平成27年度 予算額 1 市 平成26年度 構成比 予算額 構成比 増減額 増減率 税 6,551,841 50.4 6,524,336 51.9 27,505 0.4 2 地 方 譲 与 税 129,600 1.0 138,200 1.1 △ 8,600 △ 6.2 3 利 子 割 交 付金 11,700 0.1 15,500 0.1 △ 3,800 △ 24.5 4 配 当 割 交 付金 株 式 等 譲 渡所 5 得 割 交 付 金 地 方 消 費 税 6 交 付 金 自 動 車 取 得税 7 交 付 金 地 方 特 例 8 交 付 金 9 地 方 交 付 税 交 通 安 全 対策 10 特 別 交 付 金 分 担 金 及 び 11 負 担 金 使 用 料 及 び 12 手 数 料 13 国 庫 支 出 金 28,100 0.2 15,200 0.1 12,900 84.9 48,000 0.4 4,400 0.0 43,600 990.9 686,000 5.3 443,000 3.5 243,000 54.9 26,600 0.2 31,000 0.2 △ 4,400 △ 14.2 33,900 0.3 38,500 0.3 △ 4,600 △ 11.9 1,038,000 8.0 1,152,000 9.2 △ 114,000 △ 9.9 7,900 0.1 8,000 0.1 △ 100 △ 1.3 250,981 1.9 204,463 1.6 46,518 22.8 74,171 0.6 73,857 0.6 314 0.4 1,562,589 12.0 1,515,700 12.1 46,889 3.1 14 県 支 出 金 864,426 6.6 692,309 5.5 172,117 24.9 15 財 産 収 入 5,414 0.0 5,043 0.0 371 7.4 16 寄 附 金 3,023 0.0 3 0.0 17 繰 入 金 456,848 3.5 433,933 3.5 22,915 5.3 18 繰 越 金 200,000 1.5 200,000 1.6 0 0.0 19 諸 収 入 131,307 1.0 100,056 0.8 31,251 31.2 債 897,600 6.9 967,500 7.7 △ 69,900 △ 7.2 13,008,000 100.0 12,563,000 100.0 445,000 3.5 20 市 歳入合計 3,020 100,666.7 ※ 構成比については、表示単位未満四捨五入のため、積み上げと合計が一致しない場合があります。 3 [主な項目] ①市税 (単位:千円、%) 市 税 市 民 固 定 資 軽 自 動 市 町 村 た 都 市 計 産 車 ば こ 画 税 税 税 税 税 平成27年度 予算額 6,551,841 3,238,238 2,801,893 65,842 292,570 153,298 平成26年度 予算額 6,524,336 3,242,965 2,792,061 59,352 276,235 153,723 増減額 増減率 27,505 △ 4,727 9,832 6,490 16,335 △ 425 0.4 △ 0.1 0.4 10.9 5.9 △ 0.3 市税については、法人税割の税率引き下げにより市民税を減額で見込んだものの、 固定資産税、市町村たばこ税で増額を見込んだことから、前年度比0.4%増 の65 億5,184万1千円となっています。 【市税の推移】 〔百万円〕 8,000 7,000 6,000 6,710 6,164 421 423 6,681 6,601 6,555 6,610 6,634 6,524 6,552 411 430 481 473 513 489 512 2,831 2,860 2,856 2,737 2,767 2,792 2,802 417 5,000 4,000 6,957 2,817 2,870 2,736 その他 固定資産税 3,000 市民税 2,000 3,472 3,010 3,665 3,438 3,311 3,218 3,399 3,353 3,243 3,238 1,000 0 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 (決算) (決算) (決算) (決算) (決算) (決算) (決算) (決算) (予算) (予算) ※ グ ラ フ の 各 項 目 の 金 額 は 、 単 位 未 満 を 四 捨 五 入 して い る た め 、 内 訳 の 計 と合 計 が 一 致 しな い 場 合 が あります(以 下 同 様 )。 ②地方交付税 (単位:千円、%) 地方交付税 普 通 特 別 交 交 付 付 税 税 平成27年度 予算額 1,038,000 938,000 100,000 平成26年度 予算額 1,152,000 1,069,000 83,000 増減額 △ 114,000 △ 131,000 17,000 増減率 △ 9.9 △ 12.3 20.5 地方交付税については、地方消費税交付金の増などによる基準財政収入額の増や市 債の償還終了に伴う基準財政需要額の減などにより普通交付税において減額が見込ま れることから、前年度比9.9%減の10億3,800万円となっています。 4 【地方交付税の推移】 〔百万円〕 1,600 1,438 1,335 1,400 1,200 1,000 984 988 115 117 1,186 1,198 128 140 292 162 1,152 83 912 124 800 1,038 100 743 特別交付税 119 600 1,059 869 400 871 1,058 1,146 1,172 1,069 788 普通交付税 938 624 200 0 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 (決算) (決算) (決算) (決算) (決算) (決算) (決算) (決算) (予算) (予算) ③国・県支出金 (単位:千円、%) 国 県 庫 支 出 支 出 金 金 平成27年度 予算額 1,562,589 864,426 平成26年度 予算額 1,515,700 692,309 増減額 増減率 46,889 172,117 3.1 24.9 国庫支出金については、205号線(寺塚)道路新設改良事業を始めとする投資的 経費に係る補助金が増となったことから前年度比3.1%増の15億6,258万9 千円となっています。 また、県支出金については、新設私立保育園整備に係る補助金が皆増となったこと などから前年度比24.9%増の8億6,442万6千円となっています。 ④繰入金 (単位:千円、%) 繰入金 特別会計繰入金 基金繰入金 財政調整基金繰入金 公共施設整備基金繰入金 減債基金繰入金 社会福祉施設整備基金繰入金 保健福祉基金繰入金 平成27年度 予算額 456,848 2 456,846 330,776 60,000 10,000 5,070 51,000 5 平成26年度 予算額 433,933 2 433,931 333,931 100,000 0 0 0 増減額 22,915 0 22,915 △ 3,155 △ 40,000 10,000 5,070 51,000 増減率 5.3 0.0 5.3 △ 0.9 △ 40.0 皆増 皆増 皆増 繰入金については、白岡・宮代線道路改良事業など公共施設の整備費用に公共施設 整備基金から6,000万円、市債の償還に減債基金から1,000万円、民間保育 所整備推進事業など社会福祉施設の整備に社会福祉施設整備基金繰入金から507万 円、がん検診事業など保健福祉活動に保健福祉基金繰入金から5,100万円、収支 不足により財政調整基金から3億3,077万6千円を繰り入れるなど、基金繰入金 が増となったことから、前年度比5.3%増の4億5,684万8千円となっていま す。 ⑤市債 (単位:千円、%) 市 債 総 民 土 教 臨 時 財 務 生 木 育 政 対 策 債 債 債 債 債 平成27年度 予算額 897,600 22,600 12,800 92,000 72,200 698,000 平成26年度 予算額 967,500 0 5,700 81,800 0 880,000 増減額 △ 69,900 22,600 7,100 10,200 72,200 △ 182,000 増減率 △ 7.2 皆増 124.6 12.5 皆増 △ 20.7 市債については、205号線(寺塚)道路新設改良事業など投資的経費が増となっ たことから、その財源として投資的経費に充当する市債を前年度比128.1%増の 1億9,960万円としています。臨時財政対策債については、 財源不足額の減が見 込まれることから前年度比20.7%減の6億9,800万を計上しています。 これにより、市債全体では、前年度比7.2%減の8億9,760万円となってい ます。 【市債残高の推移】 〔百万円〕 16,000 14,000 12,000 13,979 13,291 12,550 3,361 12,049 12,006 11,889 11,863 5,862 6,427 4,009 4,499 5,278 8,000 4,000 11,737 7,090 7,639 11,465 3,719 10,000 6,000 11,788 10,618 9,572 8,542 7,932 臨時財政 対策債 普通債等 7,550 6,728 6,027 2,000 5,436 4,699 4,099 3,533 0 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 (決算) (決算) (決算) (決算) (決算) (決算) (決算) (決算) (予算) (予算) 6 【 歳 出 ( 目 的 別 )】 (単位:千円、%) 平成27年度 予算額 平成26年度 構成比 予算額 構成比 増減額 増減率 1 議 会 費 163,738 1.3 143,937 1.1 19,801 13.8 2 総 務 費 1,918,281 14.7 1,754,354 14.0 163,927 9.3 3 民 生 費 4,683,199 36.0 4,417,726 35.2 265,473 6.0 4 衛 生 費 1,017,146 7.8 1,063,056 8.5 △ 45,910 △ 4.3 5 労 働 費 18,120 0.1 18,114 0.1 6 0.0 6 農 林 水 産 業費 182,658 1.4 172,793 1.4 9,865 5.7 7 商 工 費 78,364 0.6 80,235 0.6 △ 1,871 △ 2.3 8 土 木 費 1,608,909 12.4 1,694,910 13.5 △ 86,001 △ 5.1 9 消 防 費 667,458 5.1 661,431 5.3 6,027 0.9 10 教 育 費 1,389,909 10.7 1,206,924 9.6 182,985 15.2 11 公 債 費 1,260,071 9.7 1,329,151 10.6 △ 69,080 △ 5.2 出 金 147 0.0 369 0.0 △ 222 △ 60.2 20,000 0.2 20,000 0.2 0 0.0 13,008,000 100.0 12,563,000 100.0 445,000 3.5 12 諸 支 13 予 備 費 歳出合計 ※ 構成比については、表示単位未満四捨五入のため積み上げと合計が一致しない場合があります。 [目的別の主な項目] ①民生費 民生費については、前年度比6.0%増の46億8,319万9千円となっていま す。 保育所の待機児童解消を図るとともに潜在的保育需要に対応するため 、社会福祉法 人が運営する民間保育所の施設整備及び小規模保育事業を実施する民間事業者の施設 改修費等に対して1億6,082万4千円の補助金を交付するほか、ファミリー・サ ポート・センター事業において、児童の風邪や発熱時の預かりや送迎、緊急的な一時 預かりを行う緊急サポート事業を新たに実施するなど子育て支援に係る予算を計上し ています。 また、新たに、生活困窮者に対する包括的な支援に係る予算として1,697万9 千円を計上しました。 ②総務費 総務費については、前年度比9.3%増の19億1,828万1千円となっていま す。 防災行政無線のデジタル化再整備のための基本設計及び実施設計 に係る費用として 7 1,603万8千円、生活道路の交通安全対策を推進する費用としてゾーン30道路 標示等設置事業に800万円を計上したほか、ふるさと納税事業、魅力創造事業など 市の魅力を市内外にPRするための予算を計上しています。 また、市民の利便性の向上を図るため、市役所で旅券の発給申請受付及び交付事務 等を開始する予算を計上しています。 ③土木費 土木費については、前年度比5.1%減の16億890万9千円となっています。 JR宇都宮線を横断する粕壁街道踏切、市道205号線の拡幅及び歩道設置 に関す る費用として、205号線(寺塚)道路新設改良事業に1億6,070万円、白岡・ 宮代線道路改良事業において今後の年度別整備スケジュール等、工事に向けた計画を 作成する詳細設計実施のための予算を計上しています。 また、都市計画マスタープラン見直し事業として、現行計画策定後の社会情勢・都 市計画諸制度の変化や都市の変化等に応じた見直しを行う費用を計上しています。 ④教育費 教育費については、前年度比15.2%増の13億8,990万9千円となってい ます。 市立南小学校に10kWの太陽光発電パネルと15kWの蓄電池を設置 する費用と して2,948万4千円、毎年約7万人が利用するB&G海洋センターの大規模改修 工事に8,041万8千円を計上しています。 また、白岡市にふさわしい生涯学習と地域コミュニティの拠点、特色ある文化創造 の拠点となる図書館機能を有した生涯学習施設を整備するにあたり、施設の基本設計 及び実施設計に係る予算3,605万6千円を計上しています。 8 【 歳 出 ( 性 質 別 )】 (単位:千円、%) 平成27年度 平成26年度 増減額 増減率 予算額 構成比 予算額 構成比 義務的経費 6,291,870 48.4 6,299,886 50.1 △ 8,016 △ 0.1 人件費 2,659,601 20.4 2,651,565 21.1 8,036 0.3 扶助費 2,372,198 18.2 2,319,170 18.5 53,028 2.3 公債費 1,260,071 9.7 1,329,151 10.6 △ 69,080 △ 5.2 投資的経費 920,862 7.1 690,799 5.5 230,063 33.3 普通建設事業費 920,862 7.1 690,799 5.5 230,063 33.3 補助事業費 474,498 3.6 160,057 1.3 314,441 196.5 単独事業費 446,364 3.4 530,742 4.2 △ 84,378 △ 15.9 その他の経費 5,795,268 44.6 5,572,315 44.4 222,953 4.0 物件費 2,175,683 16.7 1,980,901 15.8 194,782 9.8 維持補修費 65,878 0.5 76,539 0.6 △ 10,661 △ 13.9 補助費等 2,139,927 16.5 2,210,617 17.6 △ 70,690 △ 3.2 積立金 2,264 0.0 1,973 0.0 291 14.7 貸付金 15,600 0.1 16,400 0.1 △ 800 △ 4.9 繰出金 1,375,916 10.6 1,265,885 10.1 110,031 8.7 予備費 20,000 0.2 20,000 0.2 0 0.0 歳出合計 13,008,000 100.0 12,563,000 100.0 445,000 3.5 ※ 構成比については、表示単位未満四捨五入のため積み上げと合計が一致しない場合があります。 [性質別の主な項目] ①義務的経費 人件費については、地域手当の支給割合の引上げなど各種手当の見直しを行ったこ とから、対前年度比0.3%の増の26億5,960万1千円、扶助費については、 前年度比2.3%増の23億7,219万8千円となっています。 主なものとしまし て、児童手当に7億9,224万円、障害者自立支援給付費に4億7,626万4千 円、生活保護費に4億57万5千円を計上しています。公債費については、前年度比 5.2%の減となり、総額で12億6,007万1千円となっています。 人件費、扶助費は増となったものの、公債費が減となったことから、義務的経費全 体としては、前年度比0.1%減の62億9,187万円となっています。 ②投資的経費 投資的経費については、前年度比33.3%増の9億2,086万2千円となって います。 205号線(寺塚)道路新設改良事業に1億6,070万円、民間保育所整備推進 事業に1億4,465万1千円を計上したほか、菁莪小学校校舎等改修事業、温水プ ール大規模改修事業、白岡・宮代線道路改良事業、生涯学習施設整備事業、太陽光発 電エネルギー等導入事業、小規模保育設置促進事業などさまざまな分野の事業を計上 しています。 9 4.平成27年度主要事業の概要(総合振興計画分野別) 1 健やかな福祉のまち(保健・医療・福祉) 事業名 ★ 生活困窮者自立 支援事業 ファミリー・サポー ト・センター事 業 民間保育所整備 推進事業 ★ 小規模保育設置 促進事業 一次予防事業 (高 齢 者 筋 力 向 上 トレーニング事 業 ) ★ 生活習慣病重症 化予防対策事業 ★ はぴすシテ ィ プロモ ーション事 業 健康増進事業 2 予算額 (千 円 ) 事業概要 所管課 自 立 相 談 支 援 事 業 等 を実 施 し、生 活 保 護 に 16,979 至 る前 の 生 活 困 窮 者 に 対 し て包 括 的 ・ 継 続 的 な 福祉課 支 援 を行 います。 児 童 の 風 邪 や発 熱 時 の 預 か りや 送 迎 、 緊 急 的 4,100 な 一 時 預 か り 等 で あ る 、 緊 急 サ ポ ー ト 事 業 ( 908 子 育 て支 援 課 千 円 )を新 たに実 施 し ます。 保 育 所 の待 機 児 童 解 消 を図 るとともに潜 在 的 144,651 保 育 需 要 に 対 応 す る た め 、 社 会 福 祉 法 人 等 が 運 営 する民 間 保 育 所 ( 園 ) の施 設 整 備 及 び小 規 子 育 て支 援 課 模 保 育 事 業 を 実 施 する 民 間 事 業 者 の施 設 改 修 16,173 費 等 に対 し て補 助 金 を交 付 し 、保 育 所 ( 園 ) 等 の 整 備 を推 進 します。 高 齢 者 の運 動 機 能 の向 上 及 び閉 じこもり予 防 として効 果 を上 げているトレーニ ングマシン等 を使 14,218 高齢介護課 用 した高 齢 者 筋 力 向 上 トレーニング事 業 を継 続 実 施 します。 糖 尿 病 性 腎 症 の国 民 健 康 保 険 被 保 険 者 を対 11,340 象 に 、 レ セ プ ト デ ー タ と 健 診 デ ー タ を 活 用 し 、 重 保 険 年 金 課 症 化 予 防 事 業 を実 施 し ます。 生 涯 の健 康 は、若 いうちから健 康 づくりに関 心 を高 め てい くこ とが 大 切 な こと から、健 康 に 関 する 412 情 報 提 供 や 健 康 づ く り へ の 意 識 付 け を 団 体 等 と 健 康 増 進 課 協 力 した事 業 を通 じ、市 民 の健 康 寿 命 を延 ばす 支 援 を行 っていきます。 歯 周 疾 患 は生 活 習 慣 病 等 と関 連 性 が深 いこ と 7,588 から 、健 康 づ くりの一 環 と し て壮 年 期 の歯 科 検 診 健 康 増 進 課 を新 たに実 施 し、歯 の健 康 づくりを推 進 します。 安全・安心なまち(生活安全) 事業名 ★ 防災行政無線デ ジタル化 事 業 ★ ゾーン30道 路 標 示等設置事業 予算額 (千 円 ) 事業概要 防 災 行 政 無 線 のデジ タ ル化 整 備 のた めの基 本 設 計 及 び実 施 設 計 を行 います。 一 定 範 囲 内 (ゾーン)の最 高 速 度 30km/h規 制 を中 心 とした総 合 的 な交 通 安 全 対 策 を推 進 8,000 し、歩 行 者 ・自 転 車 を優 先 に考 えた生 活 道 路 を 確 保 します。 16,038 10 所管課 安心安全課 安心安全課 3 自然と共生したまち(自然環境) 事業名 環境基本計画策 定事業 創 エネ・省 エネ促 進事業 4 事業概要 平 成 23年 3月 に策 定 した白 岡 市 環 境 基 本 計 5,000 画 を 経 済 社 会 の 変 化 や 施 策 の 実 施 状 況 な ど に 合 わせ見 直 しを行 います。 昨 年 度 に引 き続 き、住 宅 用 太 陽 光 発 電 システ ムの設 置 と併 せて省 エネ機 器 等 を設 置 する方 、 3,170 ま た 、 住 宅 用 LE D 照 明 を 設 置 す る 方 に 対 し て補 助 金 の交 付 を行 います。 所管課 環境課 環境課 学び楽しむまち(教育・文化・スポーツ) 事業名 ★ 予算額 (千 円 ) 太 陽 光 発 電 エネル ギー等 導 入 事 業 英語指導助手活 用事業 英会話強化指導 事業 教育活動補助事 業 さわやか相 談 室 相 談員等配置事業 教 育 支 援 センター 運営事業 生涯学習施設整 備事業 温水 プール大規 模改修事業 予算額 (千 円 ) 事業概要 避 難 所 に 指 定 し て いる 施 設 の 中 で 屋 内 への避 難 可 能 人 数 が市 内 で一 番 多 い、市 立 南 小 学 校 に、有 事 の際 に再 生 可 能 エネルギーを活 用 して 照 明 等 の確 保 ができるよう10kWの太 陽 光 発 電 29,484 パネルと15kWの蓄 電 池 を設 置 します。 また、有 事 以 外 の場 合 、発 電 し た電 力 について は、学 校 施 設 の照 明 等 の電 力 として活 用 し、電 気 使 用 料 の削 減 を図 ります。 各 小 ・中 学 校 へ英 語 を母 国 語 とする者 を英 語 17,891 指 導 助 手 として派 遣 し、ネイティブ発 音 を生 かし たコミュニケーション活 動 を通 して、児 童 ・生 徒 の 778 英 語 力 の強 化 を図 ります。 所管課 教育総務課 教育指導課 34,739 市 内 の小 中 学 校 のニ ー ズに応 じ て各 種 の補 助 員 や支 援 員 を配 置 し、各 学 校 におけるきめ細 か 5,739 な教 育 支 援 体 制 を整 え、一 人 ひとりの児 童 ・生 徒 に生 きる力 の育 成 を図 ります。 9,164 白 岡 市 にふさわしい生 涯 学 習 と地 域 コミュニテ ィの拠 点 、特 色 ある文 化 創 造 の拠 点 となる図 書 36,056 館 機 能 を有 した生 涯 学 習 施 設 の整 備 にあたり、 施 設 の基 本 設 計 及 び実 施 設 計 を実 施 し ます。 青 少 年 の健 全 育 成 を図 るとともに、市 民 の健 康 増 進 や体 力 づくり、また、スポーツに親 しむ場 所 と 80,418 し て 、 毎 年 7 万 人 前 後 が利 用 し て いる B & G 海 洋 セン タ ーにつ いて 、利 用 者 が安 心 し て利 用 で きる よう施 設 の大 規 模 改 修 を行 います。 11 教育指導課 生涯学習課 生涯学習課 5 活力あるまち(産業・雇用) 事業名 予算額 (千 円 ) 農地流動化奨励 ★ 事業 1,000 農作業機械修繕 費支援事業 1,000 農 業 ・農 村 の多 面 ★ 的機能支払交付 金事業 6,070 白 岡 市 住 宅 リフォ ーム資 金 補 助 事 業 1,250 観 光 パン フレ ット作 成事業 1,000 ★ ★ 6 農 地 の流 動 化 を促 進 し、農 地 の有 効 利 用 、利 用 権 設 定 の 促 進 、 遊 休 農 地 の 防 止 及 び農 業 者 の勤 労 意 欲 の向 上 を図 るため、農 地 を借 り受 け たかたに対 して補 助 金 を交 付 するものです。 農 作 業 機 械 の修 繕 を行 う農 業 者 に対 して、機 械 の修 繕 に係 る費 用 の 1/2 の補 助 金 ( 上 限 1 0 万 円 ) を交 付 し 、 市 内 農 業 の 経 営 基 盤 強 化 を図 ります。 将 来 に渡 り農 地 や農 地 周 辺 の農 村 環 境 を保 全 していくため、農 業 従 事 者 のみの組 織 または 地 域 住 民 を含 む組 織 が行 う地 域 ぐるみの共 同 活 動 に要 する費 用 に対 して交 付 金 を交 付 し、農 業 ・ 農 村 の多 面 的 機 能 の維 持 発 揮 を 図 る もの で す。 市 民 の住 環 境 の向 上 及 び市 内 の建 設 関 連 事 業 者 の振 興 を図 るため、住 宅 の改 修 工 事 を行 う 市 民 に対 して、費 用 の一 部 を補 助 するものです。 観 光 パンフレットを作 成 することで、観 光 客 の周 遊 性 を 高 め る と と もに 、 交 流 人 口 の 拡 大 によ る 地 域 経 済 の活 性 化 を図 るものです。 所管課 農政課 農政課 農政課 地域振興課 地域振興課 基盤の整った快適なまち(都市基盤・住環境) 事業名 ★ 事業概要 都 市 計 画 マスター プラン見 直 し事 業 205号 線 (寺 塚 ) 道路新設改良事 業 白 岡 ・宮 代 線 道 路 改良事業 既存建築物耐震 診 断 ・改 修 事 業 汚 水 幹 線 ・枝 線 整 備事業 雨 水 幹 線 ・枝 線 整 備事業 予算額 (千 円 ) 事業概要 現 行 計 画 策 定 後 の社 会 情 勢 ・都 市 計 画 諸 制 8,556 度 の変 化 や都 市 の変 化 等 に応 じ た見 直 しを行 い ます。 市 立 篠 津 小 学 校 及 び中 学 校 への通 学 児 童 ・ 生 徒 、並 びに通 行 利 用 者 の利 便 性 の向 上 と安 160,700 全 を確 保 するた め、JR 宇 都 宮 線 を 横 断 する 粕 壁 街 道 踏 切 、市 道 205号 線 の拡 幅 及 び歩 道 整 備 を実 施 します。 都 市 計 画 道 路 白 岡 宮 代 線 の早 期 開 通 を目 指 し、今 後 の年 度 別 整 備 スケジュール等 、工 事 に 43,960 向 けた計 画 を作 成 するため詳 細 設 計 を実 施 しま す。 木 造 の 戸 建 て住 宅 を 対 象 とし た 耐 震 診 断 に 要 す る 費 用 の 補 助 率 5 0 %を 1 0 0 % ( 限 度 額 は 5 万 円 )に嵩 上 げするとともに、耐 震 改 修 工 事 とは別 1,650 の減 災 対 策 とし て、既 存 住 宅 の一 部 屋 に設 置 で きる『耐 震 シェルター』に要 する費 用 の一 部 (補 助 率 100%かつ限 度 額 10万 円 )を補 助 金 の交 付 対 象 として新 設 し ます。 上 野 田 、 下 野 田 地 区 に つい て 、公 衆 衛 生 の向 上 や公 共 用 水 域 の水 質 保 全 を図 るため、事 業 102,000 認 可 区 域 内 の公 共 下 水 道 化 に向 けて、汚 水 幹 線 を整 備 し ます。 西 4、6丁 目 (西 小 学 校 周 辺 )の旧 磯 川 落 とし について、浸 水 区 域 の解 消 を図 るため、雨 水 幹 132,650 線 を整 備 し ます。 12 所管課 街 づくり課 道路課 道路課 建築課 下水道課 下水道課 ★ 高岩浄水場受変 電設備更新事業 7 外国 人向け生活 ★ ガイ ドブ ック作 成 事 業 市民提案型協働 モデル事 業 予算額 (千 円 ) 事業概要 本 市 に居 住 する外 国 人 の方 の日 常 生 活 に役 立 つ情 報 や本 市 の魅 力 を多 言 語 で紹 介 し たガイ ドブックの作 成 を行 います。 1,102 ガ イ ド ブ ッ ク を 配 布 す る こ と に よ り 、 本 市 在 住 の 外 国 人 の方 の生 活 の利 便 性 を高 めるとともに、 市 内 外 の外 国 人 の方 に、本 市 の魅 力 を広 く発 信 します。 市 民 との参 画 と協 働 によるまちづくりを推 進 する ため、地 域 で活 動 している団 体 などが自 ら企 画 ・ 200 提 案 し 、 市 と 協 働 し て 行 う事 業 を 対 象 と し て補 助 を行 います。 所管課 地域振興課 地域振興課 自立したまち(行財政運営) 事業名 予算額 (千 円 ) ★ ふるさと納 税 事 業 1,970 ★ 魅力創造事業 5,577 ★ 水道課 誰もが交流するまち(参画と協働・人権) 事業名 8 安 全 な水 を安 定 的 に供 給 するため、高 岩 浄 水 43,500 場 の 主 要 設 備 で あ る 高 圧 受 変 電 設 備 を 更 新 し ます。 公 共 施 設 マネジメ ント計 画 策 定 事 業 7,500 個人住民税賦課 事業 21,075 旅券事務取扱事 業 3,035 事業概要 歳 入 確 保 や市 の PR のため、ふるさと納 税 確 保 のための仕 組 みづくりに新 たに取 り組 みます。 市 の魅 力 を市 内 外 に効 果 的 に発 信 することに より地 域 を持 続 的 に発 展 させるため、白 岡 市 シテ ィプロモーション戦 略 に基 づく新 たな取 り組 みを 実 施 します。 平 成 26年 度 に作 成 した「公 共 施 設 等 マネジメ ント計 画 (白 書 )」を基 に、施 設 の更 新 時 期 ・費 用 を把 握 した上 で、施 設 の有 効 活 用 や財 政 負 担 削 減 ・平 準 化 のために、長 期 的 視 点 に立 った施 設 の見 直 し、施 設 の統 廃 合 、計 画 的 な維 持 更 新 等 を行 う「公 共 施 設 等 総 合 管 理 計 画 」を策 定 します。 「埼 玉 県 ・市 町 村 個 人 住 民 税 税 収 確 保 対 策 協 議 会 」(県 と県 内 全 市 町 村 で構 成 )において、 「個 人 住 民 税 特 別 徴 収 の全 県 一 斉 指 定 に関 す る決 議 」 が 採 択 さ れ たこ と に合 わせ 、 個 人 住 民 税 の特 別 徴 収 未 実 施 の事 業 所 を、原 則 とし て特 別 徴 収 義 務 者 に指 定 し、滞 納 の未 然 防 止 と公 平 な税 負 担 の実 現 を図 ります。 市 民 に身 近 な市 役 所 で旅 券 の発 給 申 請 受 付 及 び交 付 事 務 等 を開 始 することで、市 民 の利 便 性 の向 上 を図 ります。 ※1 特別会計及び水道事業会計の事業を含みます。 ※2 新規事業には、事業名欄左側に★印をしています。 13 所管課 企画政策課 企画政策課 財政課 税務課 市民課
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