青年部、柱脚施工の勉強会を開催 11名が参加し、自社の施工方法を開示

青年部、柱脚施工の勉強会を開催
11名が参加し、自社の施工方法を開示
当組合の青年部(部会長=岩土英爾・河野鉄工㈱工場長)は10月31日、当組合事
務局で柱脚の施工方法に関する勉強会を開催した。
ご承知の通り、柱脚は、鉄骨柱とRC造基礎に接合して固定するための重要な部材だ。
しかし、柱脚の施工では、施工誤差、現場墨出しミス、ベースプレートの孔加工ミスな
ど種々の要因によりアンカーボルトの取付け位置がずれることが多いのが現状だ。そこ
で、青年部では、勉強会を通じてアンカーボルトを高精度で設置するなど柱脚の見積を
含めて施工の簡素化、工期短縮など理想の柱脚工法、いわば広島方式の策定を目指して
いる。
当日は、各社が自社のアンカーボルトの見積方法やアンカーボルトの施工を自社で行
っているか否かなど施工の段階ごとにそれぞれ自社の取り組みについて説明した。中に
は、自社が独自開発した施工方法や詳細な外注費についてもオープンにしていた。
青年部では、今回の勉強会で明らかになった各社の独自に工夫した施工方法などをも
とに、次回の勉強会で理想のアンカーフレームの形状を具体化したいとしている。
1時間半にわたって熱心に意見交換した