地域の方々から新病院開設を望む声 お産外来は4人

い の ち
にでも 相 談 ・ 治 療 を 受
なこと が あ れ ば 、 す ぐ
わせて看護師 人を新規採用
受け入れます。オープンに合
けられ る 病 院 を 目 指 し
し、職員130人体制でスタ
ら回復期の医療保険での
理学療法士は「急性期か
ン室責任者の渡邊宏樹・
同院リハビリテーショ
たい」と意気込む。
しての機能を担っていき
域のリハビリセンターと
なかなかありません。地
広く深く取り組む施設は
と ア ピ ー ル。
「これだけ
力していく。渡邊・理学
引き続き同院を拠点に注
することとなっており、
クリニックを同院に統合
病院の開院後、順次、両
00件に達している。新
は患者さんが住み慣れた
援病院」を目指す。これ
後をめどに「在宅療養支
んだうえで早ければ1年
重視し、今後、実績を積
在宅医療への取り組みも
と地域包括ケアシステムの構
の適正化を図る地域医療構想
保推進法」が成立し、医療費
に主眼を置きながら幅広
リハビリサービスの提供
るなど、介護保険による
方にも訪問リハを実施す
ハ、そして通いが難しい
ックの訪問リハ部門の実
ックと茅ヶ崎駅前クリニ
ある茅ヶ崎徳洲会クリニ
は、新病院の関連施設で
訪問リハビリに関して
きたい」と抱負を語る。
極的に地域に出向いてい
療 法 士 は「
“ベッドは茅
間可能」
、
「緊急時に入院
という考えに基づき、積 「 往 診 や 訪 問 看 護 が
ヶ崎市の街の中にある”
できる病床を確保」など、
ートする病院のことで、
地域で、在宅療養をサポ
(1面から続く)
リハビリに加え、通所リ
在宅療養支援病院を目指し
在宅医療も推進していきま
地域の方々に優しい病院へ
す。 年に「医療介護総合確
分弱で着きます。同院と連携
築に向けた動きが加速します。
湘南藤沢病院は当院から直
ートを切ります。
し、医療・介護・福祉の役割
地域包括ケアシステムは、財
基準を満たす必要がある。
産婦人科は福島安義・
ふくしまやすよし
ていま す 。
理事長以下、私、三川 猛 部長、
分担を積極的に進めていきた
新病院は看取りを含む
線距離で3・3㎞。車なら
田口宏中医師の4人が担当し
いと考えています。
施件数が、月間で合計7
さ ん か わ たける
ます。小児科 医 や 助 産 師 、 看
く取り組んでいきます」
一般社 団 法 人 徳 洲 会 副
洲会病院(後の茅ヶ崎徳洲会
護師と力を合 わ せ 、 皆 で 新 し
政制約下にあっても高齢の方
クで登録されている通所リハ
院と統合します。3クリニッ
岡田クリニックは、新たに当
支援を一体的に提供しようと
居・医療・介護・予防・生活
とができるように、地域の住
い暮らしを最期まで続けるこ
間型)と、比較的要介護度、
密に連携して在宅療養支援病
にも、地域の医療機関などと
そうした要望に応えるため
ったほどでした。これは旧病
要望が出て、署名運動が起こ
器科、麻酔科 、 リ ハ ビ リ テ ー
整形外科、循 環 器 内 科 、 泌 尿
小児科に加え 、 内 科 、 外 科 、
の維持・改善だけでなく、生
セラピストを配置、身体機能
せもち、それぞれ適切な数の
組みも始め、地域密着型医療
など、超高齢化社会への取り
を迎える「2025年問題」
なかでも利用率の高い
機器を各種導入。
の利便性に配慮した医療
茅ヶ崎病院は患者さん
せる必要があったが、
X線検査画像を病室で確認
院が三十数年間、地域医療に
ション科、E R ( 救 急 外 来 )
同機は事前に登録した
位置・角度に自動で移
動するため、これまで
X線管の操作にあてて
度を設定中です。稼働時
画像が得られる位置や角
ない被ばく量で鮮明な
型別に、できるだけ少
「現在、検査部位や体
きる。
介助にあてることがで
場で再撮影できるため
像不鮮明の場合は、その
が可能なだけでなく、画
する。緊急時に迅速対応
て電子カルテに即時配信
院内ネットワークを介し
する。
けて、静音化機能を搭載
苦手という患者さんに向
検査時に生じる振動音が
った。
像を得ることが可能とな
場で確認できるのが特徴。 補正でき、より鮮明な画
操作終了まで待ってもら
介助が必要な患者さんに
松・副技師長は期待を寄
ながると思います」と赤
場所まで移動しますから、 時間短縮と負担軽減につ
が苦手という方は一度、
る が、
「MRIの検査音
音対応できないこともあ
撮像部位によっては静
ご相談いただければと思
(赤松・副技師長)
。
ンピュータ断層撮影装置) います」
新規導入の 列CT
(コ
技師長は同機のメリット
るスナップショットフリ
は、心臓の鼓動を補正す
で撮影した画像を、その
同機能でブレを
題があったが、
ブレるという問
動により画像が
有用な一方、鼓
狭心症の診断に
心臓CTは、心筋梗塞や
の病棟やER
(救急外来) ーズ機能を新たに搭載。
ポータブル機は回診時
をアピールする。
放射線部の赤松英雄・副
う必要がありません」と、 せる。
1・5テスラMRIは、
はボタンひとつで最適な 「 患 者 さ ん と 検 者 双 方 の
いた時間を患者さんの
時
総合病院)は関東初の徳洲会
茅ヶ崎駅前クリニック、茅
します。私は 今 年 、 勇 退 も 考
ビリテーションの利用者さん
ひろなか
グループの病院として誕生し、
い生命を迎え た い と 思 っ て い
1980年6月、茅ヶ崎徳
地元医療機関などの先生方と
が住み慣れた地域で自分らし
えていました が 、 7 歳 年 長 の
さむかわ
ヶ崎徳洲会クリニック、寒 川
に従事してまいりました。し
福島・副理事 長 が 現 役 で 頑 張
医 療 依 存 度 の 高 い 方 で 身 体・
院を目指します。 年後に団
患者さんの利便性配慮
ます。内覧会 は 4 月 日 で 、
かし、残念ながら建物の老朽
するものです。茅ヶ崎市は一
お産外来は 日 か ら ス タ ー ト
化により十分な医療環境の提
約300人を当院で受け入れ、
新病院は5 月 1 日 に 保 険 診
認知機能の維持・向上を図り
塊の世代が 歳以上の高齢期
う方が少なくありません。
環境で最期を迎えたい」とい
まれ育った部屋、住み慣れた
る姿に刺激を受け「一生現役」
供が困難となったため、20
を誓いました 。
化します。
歩行の安定向上を図りたい
地域の皆様からは「茅ケ崎
療を開始しま す 。 敷 地 面 積 7
たい方を対象とした複合型(長
方を対象とした特化型(短時
駅の南側に救急病院がなくな
788・ ㎡ 、 延 床 面 積 2 万
時間型)通所リハビリをあわ
さまざまな活動参加に支援も
通リハを強化し生活機能改善
12年 月に湘南藤沢徳洲会
つじどう
病院と名称を変更し、隣のJ
R東海道本線辻堂駅北口に新
ってしまうので、旧病院跡地
909・ ㎡ で 、 産 婦 人 科 と
築移転オープンしました。
に病院を建ててほしい」との
力を注いできた成果であり、
単純X線撮影装置は、患
者さんと検者双方の負担
サービスに徹底的に取り組み
を軽減するオートポジシ
ま す。
「建物はきれいになっ
たが、旧病院のほうが良かっ
ョニング機能の付いた新
活機能の改善や、さまざまな
た」と言われないためにも、
型の据え置き機と、検査
活動への参加もサポートして
介護老人保健施設浜之郷、
患者さんの心を感じ、身体を
画像を病室などで確認で
を備え、透析 セ ン タ ー 、 内 視
特別養護老人ホームつるみね
思いやって、医療・介護・福
鏡センター、手術室(4室)、
茅ヶ崎市の 救 急 は 旧 病 院 が
など当院の関連施設の介護施
祉に全力投球していきます。
こうした大きな期待に応える
跡地に、新たに茅ヶ崎徳洲会
その6割を担 い 、 ウ ォ ー ク イ
設は計約300床あり、バッ
のが私たちの責務だと考えて
病院がフルオープンします。
ンの患者さん も 少 な く あ り ま
クヤードも万全です。
いきます。
許可病床数は132床。湘
せんでした。 E R は 以 前 と 同
動させることが可能な機
モートコントロールで移
を照射する真空管)をリ
機能とは、X線管(X線
オートポジショニング
した。
きるポータブル機を用意
じく年中無休 ・ 時 間 体 制 で
地域の方々から新病院開設を望む声
お産外来は4人の医師で手厚く対応
皆で頑張りましょう。
南藤沢病院や地域の医療機関
健康管理セン タ ー も 設 置 。
10
24
10
戸建て住宅が多く「自分の生
命と健康を守るため地域医療
連携を密にしつつ、住民の生
14
34
います。そして5月、旧病院
75
心臓の鼓動による画像のブレを補正する 64 列
CT
静音化機能を備えた 1.5 テスラ MRI
24
64
52 63
安心して相談・治療できる病院を目指す
能。従来は検者が手動で
適切な位置や角度に合わ
ポータブル型のX線撮影装置
は、撮影した画像を電子カル
テに即時配信
10
などと医療連携を図り、不安
ぐ ち ゆ う せ い
の
従来機に比べX線管の操作にかかる時間が低減する単純
X線撮影装置
27
26
さらに通所リハビリ機能を強
茅ヶ崎徳洲会病院院長
野口有生
平成 27 年 4 月 20 日 月曜日│No.976 ❷
聞
新
洲
徳
生 命だけは平等だ