倫理観と日常のケア

倫理観と日常のケア
身近な事例から倫理的問題を学ぶ
H24 年 11 月 21 日(水)
担当
藤井
倫理と価値観<患者さんをペーシェント”耐える人”にしない>
・その人の人生はその人しか生きられないということを尊重
することが大切。
・私たち一人一人は固有の価値観、信条、好みを
持っている。
・対人サービスは「人間の尊厳」を大切にする仕事。
*倫理と価値観は切っても切り離せない関係。
価値と倫理
「価値」=その専門職が「何を目指しているのか、
何を大切にしているのか」という信念の体系
「倫理」=価値を実現するための「現実的な約束事、
ルール」の体系
*目的となる方向とは「理念、価値」であり、それを
実現するための手段とは「倫理」である。
医療とは、そもそも何をすることなのでしょう?
・現実には治すことがかなわない、患者さんの、
残された人生が少しでもその人にとってよくなる
ために、その人の人生を尊重して、専門的な技術や
体験をその人に提供すること。
患者さんや家族個々の価値観を尊重することを
考えないで、良質の医療ができるはずはない。