「障害者によりそう歩行訓練員」 2 月 9 日(月)7 限目 進路講演会 NPO 法人愛知視覚障害者援護促進協議会の坂部司さんが、障害者の方がどのように社会参 加していくのかを話してくださいました。障害者の分類には身体障害(肢体・視覚・聴覚・ 内部) 、精神障害、知的障害があり、複数の障害を抱えている方もみえると話してください ました。坂部さんの団体ではその中の視覚障害を抱えている方の支援をしているそうです。 視覚障害を抱えている方は目からの情報(視力・視野・奥行き・色覚)入手が困難でさらに 一人で歩くことや読み書きが困難なため仕事に就くことが大変だそうです。 また、視覚障害には先天性と後天性があり、少子化の影響から先天的に視覚障害を持って 生まれてくる人は減少の傾向にあるそうですが、事故や病気の影響で視覚を失ってしまう 人は増えているそうです。東北の震災支援の話では誰が視覚障害なのかが分からず十分な 支援をするまで時間が掛かったことや市役所に情報開示を求めても応じてくれないという 苦労話を聞かせてもらいました。 生徒からの「障害を持っている方の気持ちをどのように理解して接していくのか」という 質問に対して「障害を持っている方の気持ちを無理に理解しようとはせずに一緒に何かを することが大切」と応えていました。
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