平成 27 年 11 月 25 日 岐阜大学教育学部 附属小学校 No.11 先週 21 日の土曜 PTA には,ご多用の中,多数の保護者の方々にご参加いただき,ありがとうござい ました。サイエンスワールドの講師の方々による科学工作や科学ワークショップ,本校理科教員や本校 OB 理科教員によるサイエンスショー,参加型の親子活動や授業参観など,盛りだくさんの活動でした が,長時間に渡り親子で楽しい時間を過ごしていただくことができました。普段の授業参観とは違う活 動に,帰宅後の親子の会話が弾んだのではないでしょうか。 今,文部科学省でも理数教育の充実を図ることが課題の一つとされ,理数好きの子どもを育成するこ とが提言されています。日常の生活で目にする現象が科学的な原理に基づいていることを知ったり,身 近な物に科学的な仕組みを加えるだけで面白い作品ができたりする過程を体験する中で,「不思議」が 「なるほど」に変わっていきます。今回の活動でも,そうした経験がたくさんできました。中には,来 年度の「はかせ勉強」のヒントを得た子もいるかもしれません。学校でも、子どもたちが,興味から探 求へと進んでいく過程を応援したいと思います。 また,ご承知の通り本校は,広い地域から子どもたちが通い,特定の「地域」をもたない学校です。 市町村立の公立学校では,「コミュニティ・スクール」として地域の教育力を積極的に活用する方針が 打ち出されていますが,本校では, 「地域コミュニティ」に代わるものが PTA 組織となります。今回の 土曜 PTA を含め,さまざまな PTA 活動は,会員である保護者の皆様のご協力なくては成り立ちません。 今後とも,ご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。 17 日には,児童会行事として「いちょう・どろんこ山集会」を行いま した。毎年,この日に向けて, 「かぞく」で銀杏を拾い,高学年が洗って 干すなどの準備をしています。今年度は,大いちょうが非常に多くの実 を付け,この日までに 50250 個の銀杏を収穫しました。 戦火で幹の大部分をえぐり取られてもなお強く生きる大いちょうは, たくましく生きるふぞくっ子のシンボルです。しかし,今年は,夏前か ら大いちょうの葉が枯れ始め,明らかに弱っている様子でした。そこで,岐阜大学応用生物学科の加藤 先生にお越しいただき,弱ってきた理由とその対処についてお話を伺いました。水を吸い上げる力が弱 っている大いちょうに対し,水を吸い上げる根を大切にするために木の近くの地面を踏み固めないこと, 水が行き渡らず枯れている枝を剪定するとよいことなどを教えていただきました。 身を削っても子孫を残そうとしている大いちょうの強さを感じ,「たくましく生きる」ことについて 改めて考えた集会となりました。 12月 7日(月)〜10日(木) 個人懇談(下校13:40〜13:45) 15日(火) 3年生 校外学習 16日(水) 第6回 PTA 役員会・実行委員会 17日(木) 大掃除 22日(火) 全校集会(午前授業・給食なし) 12月23日(水)〜1月7日(木)冬休み 1月 8日(金) 全校集会(給食あり) 26日(火) PTA 役員選出委員会 27日(水) 第4回 PTA 教養講座(「みんなの学校」上演会) 30日(土) 教科研究協議会 2月 1日(月) 臨時休業日
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