立体格子状接触体排水処理装置 - Team E

[
積水アクアシステム株式会社
]
適
用
工分
場野
排
水
処
理
、
生
活
排
水
処
理
立体格子状接触体排水処理装置
•省エネルギーで汚泥発生量が少なく維持管理が容易
特
徴
•活性汚泥法と比較して動力費が約40%
節減できる
•活性汚泥法と比較して汚泥発生量が1/2
以下と少ない
•流入負荷変動に強く維持管理が容易で
ある
エスローテ
概
要
(技術原理、動作等)
原理・構造
特殊な立体格子状接触体に固着させた微生物膜を利用して、排水を浄化する装置です。
接触体は、約40%を排水中に浸漬させた状態でゆっくり回転し、空気中からは酸素を吸収し、排水中からは汚
濁成分を吸着して、微生物の働きにより好気的に分解します。
分解過程で増殖した微生物は、その活性が低下したものから接触体より脱落し、沈殿槽で固液分離されます。
水
対質
策汚
濁
エスローテ構造図
A0サイズ (841×1189mm)
関西・アジア 環境・省エネビジネス交流推進フォーラム (Team E-Kansai) 水分科会
特長
従来型の回転円板と比較して、特殊な格子状の形状により表面積が大きい、酸素供給量が大きい、軸方向
の水流により接触効率が大きいという特長があります。このため、従来円板の2~4倍のBOD面積負荷を
かけることができます。
また、従来型回転円板と同様に活性汚泥法と比較して
①散気用のブロワーが不要で接触体を回転する動力のみで済むため、動力費が約40%程度節減できる。
②固着する微生物の食物連鎖が長いため、汚泥発生量が1/2以下と少ない。
③バルキング等の発生がなく、負荷変動にも強いため運転管理が容易である。
という特長をもっています。
公的評価
環境省の環境技術実証モデル事業の実証評価(実証番号020-0407)を取得しています。
導入実績
・国内…食品・化学工場の排水処理を中心に約200台 (I型・II型合計)
・中国…工場排水処理(Ⅱ型×2箇所 計3台)、生産工程排水処理と工場内生活汚水処理
・台湾…ソーラーウェハー製造工場排水処理 (II型×4台)
・韓国…ソーラーウェハー製造工場排水処理 (II型×4台)
・インドネシア…生活排水処理(I型×2箇所)
病院排水処理(I型×16箇所)
効 果
•動力費が少なく、汚泥発生量も少ないため、低炭素型社会に貢献できる排水処理装置です。
•新設の排水処理設備に導入する場合には、
電力費が節減できる、
汚泥発生量が少ないため汚泥処分費が節減できる、
運転管理が容易なため排水処理専門の知識を持った担当者が不要である
といった効果があります。
•既設の排水処理設備では、工場の排水量・排水濃度等が増加した場合に、前処理として使用することにより
容易に処理能力を増強することができます。
積水アクアシステム株式会社
給排水ソリューション事業部
国際部
http://www.sekisuia.co.jp/
所在地:〒531-0076
大阪市北区大淀中1-1-30
梅田スカイビルタワーウエスト21F
TEL 06-6440-2525 FAX 06-6440-2527
TEL 06-6440-2508 FAX 06-6440-2518
A0サイズ (841×1189mm)
関西・アジア 環境・省エネビジネス交流推進フォーラム (Team E-Kansai) 水分科会