姉妹都市ニュースTOMO117号

Sapporo Sister Cities Association Newsletter
Winter, 2015
Volume 117
TOMO 姉妹都市ニュース
姉妹都市協会のマスコット
「シスターくん」
札幌姉妹都市協会
〒060-0001 札幌市中央区北1条西3丁目札幌MNビル
札幌国際プラザ内
TEL: 011-211-2105
瀋陽市(中国)
1980年11月に提携。遼寧省の省
都で、7200年前には定住集落があ
ったとされ、長い歴史を持つ古都。
瀋陽故宮は世界遺産に登録されてい
ます。
ポートランド市(アメリカ)
1959年11月に提携。オレゴン州
最大の都市で、環境に優しい都市と
して知られています。毎年6月に開
かれる「ローズフェスティバル」が
有名です。
▲ローズフェスティバル
ノボシビルスク市(ロシア)
1990年6月に提携。ロシア第3の
都市で、世界で最も人口が急成長し
た街と言われています。音楽やバレ
エなど優れた芸術文化を誇ります。
ミュンヘン市(ドイツ)
1972年8月に提携。バイエルン州
の州都で、ビールの街として有名。
毎年9月から10月にかけて行われる
オクトーバーフェストでは連日連夜
ビールを飲み、歌い踊り明かします。
▲瀋陽故宮
▲国立オペラ・バレエ劇場
大田広域市(韓国)
▲新市庁舎
2010年10月に提携。国内随一の
先端科学技術都市として注目されて
います。百済時代に発見された儒城
(ユソン)温泉が有名です。
▲エキスポ科学公園
姉妹都市を紹介するパネル展を札幌国際交流館(リフレサッポロ)で開催中です!
【期間】 平成27年2月17日(火)~3月30日(月)8:30~21:00 (3/28の休館日を除く)
【場所】 札幌国際交流館(リフレサッポロ)西側ロビー(札幌市白石区本通16丁目南4-26)
2015年は、瀋陽市、ノボシビルスク市、大田広域市が姉妹・友好都市提携周年!
上記のとおり、札幌には5つの姉妹都市がありますが、今年(2015年)はそのうちの3都
市との提携周年の年に当たる事をご存知でしょうか。
まずは35周年を迎える中国・瀋陽市(1980年提携)。次に25周年のロシア・ノボシビル
スク(1990年提携)、そして5周年となる韓国・大田広域市(2010年提携)です。
札幌姉妹都市協会では、札幌国際プラザと協力して、各姉妹都市との周年記念事業を実施し
てまいります。
最初に予定されておりますのは、6月のノボシビルスクへの市民訪問団派遣です。
ノボシビルスク市では、毎年6月の最終日曜日が「まちの日」となっており、まちを挙げて
盛大に祝賀します。今回の訪問団も、この日に合わせて企画しています。
正式な募集開始は4月からとなりますが、3月中旬には旅行の詳細をご案内できる予定です。
9月には、瀋陽市から瀋陽市長をはじめとした訪問団が札幌を訪れる予定になっており、札
幌からの訪問団も瀋陽に派遣する企画も検討中です。
大田市との記念事業につきましても現在検討中ですので、決まり次第、札幌国際プラザと連
携を取りながら、「広報さっぽろ」や「プラザだより」そしてホームページ等で随時お知ら
せいたします。どうぞお楽しみに!
姉妹都市を知ってもらうセミナーを開催しました!
2014年9月6日(土)、道新プラザDO-BOXにおいて、米国・ポートランドを知るセミ
ナー「ライフスタイルPORTLAND~ライフスタイル先進都市ポートランドの都市生活像
の魅力とは~」を開催しました。
▲「ライフスタイルPORTLAND]の様子
当日はポートランドのヘイルズ市長も参加。ポートランドのま
ちづくりの本を著した吹田良平氏をコーディネーターに、ポー
トランド観光協会ハマリー部長、同市開発局開発オフィサーの
山崎氏、札幌圏大学国際フォーラム幹事長で北海道大学大学院
蟹江教授がパネリストとして登壇し、トークショー形式でポー
トランドの現状とライフスタイルなどを紹介しました。
2014年12月11日(木)に開催した「中国を知るセミナー」(於:国際プラザ交流サロ
ン)では、「札幌市の友好都市・瀋陽市」をテーマに、瀋陽市のあれこれを同市出身の札
幌市国際交流員・韓妮沙(カン・ニンサ)さんが、紹介してくれました。
瀋陽の歴史、食文化、観光地、イベント、産業などの概要のほか、昨年から始まったばか
りの「興順夜市」などの地元ならではの情報、今年35年になる札幌市との多岐にわたる交
流の歴史などが伝えられ、姉妹都市瀋陽への興味がますます深まりました。
子どもたちに姉妹都市のついて知ってもらいました!
~「こどものまちミニ札幌」・「SORA子育てフェスティバル」出展報告~
今年度も札幌国際プラザと合同で、2014年10月4日(土)、
5日(日)にアクセスサッポロで開催された「こどものまちミ
ニさっぽろ2014」に出展しました。
小学校3・4年生が職業体験するこのイベントで、参加児童
には「国際交流スタッフ」として国際交流員からそれぞれの
都市についての説明を聞いた後、思い思いのデザインで姉妹
都市を紹介するパンフレットを作ってもらいました。
▲「こどものまちミニさっぽろ2014」の様子
2014年12月13日(土)には、札幌コンベンションセンターで開催された「SORAこそ
だてフェスティバル2014」にも出展。述べ70名の親子が来訪しました。子どもたちは、
姉妹都市がある国々の遊びや国旗のぬり絵を楽しんだり、札幌市の国際交流員がそれぞれの
出身国の言葉と日本語で読んでくれる絵本に目を輝かせ楽しんでいました。
「第66回さっぽろ雪まつり」国際雪像コンクールに
アメリカ・ポートランドチームと韓国・大田チームが出場しました!
2015年2月5日(木)~11日(水・祝)に開催された「第66回
さっぽろ雪まつり」のイベント「第42回国際雪像コンクール」に
ポートランドと大田のチームが出場しました。
▲ポートランド市内近郊に住む
陽気なアーティスト3人組
ポートランドチーム
2月6日(金)、雪像製作の最後の仕上げを
している両チームを取材しましたが、どちら
のチームも「札幌は美しい街で、人々も優し
いし大好きです」と答えてくれました。
ポートランドチームはシャチの家族、大田
チームは人生をリボンで表現した雪像を製作
し、コンクールの結果、昨年度優勝の大田
チームが今年も第3位に輝きました。
▲全員が大田市内に住む彫刻家
大田チーム
国際交流員がレポート!姉妹都市HOTニュース!
アメリカ・ポートランド市 レポーター:クレア・フレリク
1998年に台湾で最初の店が開かれ、日本をはじめ世界中で人気
を集めている「猫カフェ」。ブームの到来が少し遅いのですが、
今年1月24日に、ポートランド初の猫カフェ「パーリングトン
ズ・キャット・ラウンジ」がオープンしました。8~10匹のかわ
いいネコたちと遊びながら、コーヒー、ペストリー、ポートラン
ドの地ビールも満喫できます。またポートランドならではの特徴
として、店にいるどのネコでも引き取ることができます。家のな
いネコたちのために愛情に満ちた家族を見つけるまで、このカフェは居心地の良い場所を
提供します。コーヒー、ビール、ネコ、チャリティーを大事にするポートランドに、この
ような店ができたことは決して驚きではありません!
ドイツ・ミュンヘン市 レポーター:ウリ・ヤミツキ
最近、ミュンヘン市では大変珍しいお店が流行っているので紹介
したいと思います。それは“Der verrückte Eismacher”
(デル・フェルクテ・アイスマッハー)というアイスクリーム屋
さんです。その店の特徴は、変わった味のアイスクリームを提供
することです。例えば、ビール味、ソーセージ味、ポテトサラダ
味、マスタード味、お寿司味などです。皆さん、ミュンヘンにお
越しの際は、ぜひチャレンジしてみてください。
中国・瀋陽市 レポーター:韓 妮沙(カン・ニンサ)
瀋陽では、ずっと人気がある名物の一つは鳥ガラです。鳥ガラ
料理は、煮る、揚げる、焼く、炒める、燻製などいろいろあり
ます。味が作り方によって違いますが、どれも瀋陽人の大好物
です。もちろん、他の名物もたくさんありますが、鳥ガラは瀋
陽人にとって、季節、年齢、値段と関係なく、いつでも食べら
れて、だれでも大好きな美味しい料理です。
ロシア・ノボシビルスク市 レポーター:マリナ・ラケエワ
ノボシビルスクの中心を流れ、街を二分するオビ川。600m以上
の幅を渡す自動車が通ることのできる橋が長い間2つしかなく、
市民は不便さを感じてきました。第3の橋を建設する予定は19
80代からありましたが、さまざまな理由で実現せず、いよいよ
2010年に建設が始まり、遂に、2014年10月に開通しまし
た。開通式には、ロシア大統領をはじめ、市長や知事も出席し盛
大に行われました。とてもきれいな橋に市民は大喜び。新しい橋
と自分を写す「自撮り写真」を撮る姿が多くみられました。
韓国・大田広域市 レポーター:ソン・ミンジ
札幌を含む日本ではマラソンブームが続いていますね。大田広
域市でも、毎年3つのマラソン大会が行われます。その中で
42.195kmのフルマラソン種目があるのは「3大河川マラソン
大会」という大会だけです。大田川、甲川、柳等川という3つ
の川が大田市内を流れていますが、その河川敷を走るコースと
なっています。今年は、2015年4月19日(日)に開催予定です。
参加記念品としてもらえるサングラスや様々な料理も名物の1つで、今までキムチを使っ
た料理が振る舞われています。韓国の味と大田の春を楽しみながら走るマラソン大会です。
みなさん、大田で走ってみませんか。
☆札幌姉妹都市協会は、札幌国際プラザ内にあります☆
札幌国際プラザは、国際都市にふさわしい札幌のまちづくりを進めるため、国際交流の促進やコンベン
ションの振興に取り組んでいます。国や文化、言葉の違いを越えて、すべての人が暮らしやすくなるた
めの取組や、世界の国や文化に触れ、様々な国の人々と交流する機会を作っています。
交流サロン
国際プラザ内にあるどなたでもご利用いただける交流スペースです。
♪メッセージボード
「友達を作りたい」「外国語を学びたい・教えたい」などのメッセージを
掲示できます。
♪案内・相談カウンター
生活・観光情報を提供しています。英語を話せるスタッフや
外国語ボランティアが常駐しています。
♪海外情報コーナー
外国語の新聞や留学・ワーキングホリデー等に関する資料があります。
♪無料インターネット&Wi-Fi
その他、参加者が各言語でフリートークをする「レッツトーク・プログラム(英語、中国語、ハングル、ロシア語、
ドイツ語、日本語)」(無料・予約不要)のほか、各国の生活や文化を紹介する「各国を知るセミナー」など様々
なイベントを行っています。
☞(公財)札幌国際プラザ多文化交流部HP
http://plaza-sapporo.or.jp/citizen_j/
札幌姉妹都市協会のFacebookでも情報を提供しています!
姉妹都市関係のイベントの情報を即時的に写真付きでご紹介するほか、
姉妹都市交流に関心を寄せて下さっている皆様の情報交換の場にもなればと
思っております。ぜひご活用下さい。
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