戦争法案の強行採決を断固糾弾し 「法案」の廃案をめざしてたたかい抜く

2015 年 7 月 17 日
No14
全日本建設交運一般労働組合 中央本部
2015 年夏季闘争推進ニュース
戦争法案の強行採決を断固糾弾し
「法案」の廃案をめざしてたたかい抜く
声明を発表
安倍自 公政権が憲法 違反で ある『戦争法案』を 15 日の衆議院特別 委員会
に続き 、16 日の衆議院本会議においても 与党単独で 採決を強行しました。
こ の 『戦争法案』 の強行採決に対して建交労は、「 戦争法案 の強行採決を
断罪し『法案』の 廃 案をめ ざして闘い抜く声明」を発表 しました。引き続き
各 職 場 ・地域から戦争法案の 廃案を もとめるたたかいに 全組合員が決起し、
奮闘す るこ とを呼び かけま す。
建交労全国津々浦々で行動を展開しよう
各地での行動は直ちに中央本部へ
連日の国会前
での行動をはじ
め、全国各地で
『戦争法案』廃
案を求める行動
が取り組まれて
います。各組織
は行動への参加
状況を含め、写
真や記事を含め
て中央本部まで
送りましょう
今日、中央本
部にあった報告
は、東京都本部
で◆7 月 14 日( 火)日比谷 野音集会◆15 日(水)緊急座り込み行動 ◆15 日
(水) 国会 前行 動◆16 日(木 )緊急座り込み行動◆16 日(木)国会前行動
など、 のべ 13 人の 参加が報告 されました。
佐賀「憲法まもれ!」「9条壊すな!」のコール!
衆院本会議で戦争法
案を強行採決。くらしを
守る共同行動佐賀県実
行委員会は、今日もまち
か ど 広 場 で、「 憲法 まも
れ ! 」「 9 条 壊 す な ! 」
「勝手に決めるな!」
「戦争したがる総理は
いらない!」コールをあ
げました。
仕事帰りの労働者が
ビラを受け取り、自転車
の高校生がシール投票
で「集 団的 自衛権 に 反対」と意思表示。横断歩道を拳をあげながら渡ってく
る白髪 の男 性、 車の なかか ら手を振る人、「ガンバレー!」と叫ぶ人…。
昨日よ りも さら に明 らかに 、反応が大きくなっています。
止める 。絶 対。 民主 主義を 終わらせない。終わるのは、アベ政治だ‼
(佐賀県本部・ 池﨑基子書記長 Facebook より )
関西合同支部「戦争立法反対」の行動を実施!
関西合 同支 部は、14 日、京 都分会・大阪分会合同で『 戦争立法反対』の宣
伝行動 を実 施し まし た。参 加は 6 名 ですが、かがやけ憲法を 60 筆、 チラシ
を 600 枚配布し、あわせて 平和のう
ちわも 配布しました。
戦争法案の強行採決を断固糾弾し
「法案」の廃案をめざしてたたかい抜く声明
安倍内閣は、この間の国会審議を通じて違憲性が明確となり、国民の多数が
反対する希代の悪法「安保法制」(戦争法案)を 7 月 15 日の衆議院安保特別委
員会で強行採決し、翌 16 日の本会議でも採決を強行して衆議院を通過させた。
建交労は、安倍政権の歴史的な暴挙に満身の怒りを込めて糾弾すると同時に、
改めて「法案」の廃案をめざしてたたかい抜く決意を表明する。
安倍内閣が「国民の安全を守り、国際平和活動に貢献する」と説明する戦争
法案の実態は、①自衛隊の海外派兵を自由化し、②アメリカがおこなう戦争の
支援体制に自衛隊を組み込み、③日本を戦争する国へ導くものにほかならない。
6 月 4 日におこなわれた衆議院憲法審査会では、与党が推薦した参考人を含む
3 人の憲法学者全員が「集団的自衛権の行使は憲法違反である」と解釈改憲を明
確に批判した。これに対し政府・与党は、
「集団的自衛権の行使は砂川事件・最
高裁判決」
(1959 年)で認められている」と主張したが、判決は「日米安保条約」
にもとづく米軍の駐留を認めたもので集団的自衛権とは無関係のものである。
マスコミの世論調査では、「戦争法案は今国会での成立に反対、政府の説明は
不十分」との回答が調査を行うたびに増え続け、国民の 6 割~8 割に達している。
さらに「戦争法案」の廃案を求める怒り行動には、万余の国民が連日国会を包
囲し、この怒りの行動は燎原(りょうげん)の火の如く全国に広がり、地方議
会では「安保法制の慎重審議を求める」意見書の採択が急速に広がっている。
国民と憲法を無視し、暴挙を重ねる政府与党に対する国民の怒りは安倍内閣打
倒・即時退陣を迫る闘いへと発展し内閣支持率は急速に低下している。
建交労は「失業と貧乏、戦争に反対する」運動の歴史と伝統を引き継ぐ労働
組合として、憲法 9 条を守り抜くために各職場・地域から戦争法案の廃案を求
めるたたかいに全組合員が決起し、奮闘することを呼びかける。
2015 年 7 月 17 日
全日本建設交運一般労働組合
書記長 廣瀬 肇