自己資本の充実の状況等 ( 単体における定量的開示事項 ) / 用語解説

自己資本の充実の状況等（単体）
Ⅱ．単体における事業年度の開示事項
1.自己資本の構成に関する開示事項（単位：百万円）
項目
シティ信金とCSR
コア資本に係る基礎項目
普通出資又は非累積的永久優先出資に係る会員勘定の額
うち、出資金および資本剰余金の額
うち、利益剰余金の額
うち、外部流出予定額（△）
うち、上記以外に該当するものの額
コア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額
うち、一般貸倒引当金コア資本算入額
土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額の45%に相当する額の
うち、
コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
コア資本に係る基礎項目の額（イ）
コア資本に係る調整項目
無形固定資産（モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除
く。）の額の合計額
うち、のれんおよびモーゲージ・サービシング・ライツに係るもの以外の額
繰延税金資産（一時差異に係るものを除く。）の額
特定項目に係る10%基準超過額
うち、繰延税金資産（一時差異に係るものに限る。）
に関連するものの額
コア資本に係る調整項目の額（ロ）
自己資本の額（（イ）−（ロ））（ハ）
リスク・アセット等
信用リスク・アセットの額の合計額
資産（オン・バランス）項目
うち、経過措置によりリスク・アセットの額に算入される額の合計額
うち、無形固定資産（のれんおよびモーゲージ・サービシン
グ・ライツに係るものを除く。）
うち、繰延税金資産
うち、他の金融機関等向けエクスポージャー
うち、上記以外に該当するものの額
オフ・バランス取引等項目
CVAリスク相当額を8%で除して得た額
中央清算機関関連エクスポージャーに係る信用リスク・アセットの額
オペレーショナル・リスク相当額の合計額を8%で除して得た額
リスク・アセット等の額の合計額（ニ）
自己資本比率（（ハ）／（ニ））
シティ信金の営業のご案内
シティ信金の業績
シティ信金の概要
59
平成25年度
平成26年度
経過措置による不算入額
経過措置による不算入額
79,075
29,174
50,840
937
△1
6,267
6,267
82,992
29,024
54,830
860
△1
5,660
5,660
1,167
1,050
86,509
89,703
ー
463
70
280
ー
ー
ー
ー
ー
86,509
463
37
801
801
70
23
ー
ー
93
89,609
280
93
343
343
841,891
840,367
△11,178
878,312
876,011
△10,463
463
280
839
△15,075
2,593
1,466
55
1
61,407
903,299
9.57%
437
△13,775
2,593
1,854
446
0
56,661
934,973
9.58%
2.定量的な開示事項
（1）自己資本の充実度に関する事項（単位：百万円）
平成25年度
平成26年度
リスク・アセット所要自己資本額リスク・アセット所要自己資本額
35,132
35,514
ー
ー
3
ー
ー
11
ー
42
216
ー
5,171
16,340
6,345
825
2,081
309
3
780
ー
171
171
ー
3,212
25,125
1,005
25,125
1,005
7,816
312
7,816
312
19,237
769
18,999
759
上記以外のエクスポージャー
②証券化エクスポージャー
証券化（オリジネーター）
（うち再証券化）
証券化（オリジネーター以外）
（うち再証券化）
③複数の資産を裏付とする資産（所謂ファンド）のうち、個々の資産の把握が困
難な資産
④経過措置によりリスク・アセットの額に算入されるものの額
⑤他の金融機関等の対象資本調達手段に係るエクスポージャーに係る経過措置
によりリスク・アセットの額に算入されなかったものの額
⑥ＣＶＡリスク相当額を８％で除して得た額
⑦中央清算機関関連エクスポージャー
ロ．
オペレーショナル・リスク
ハ．
単体総所要自己資本額（イ＋ロ）
ー
280
ー
ー
280
ー
ー
11
ー
ー
11
ー
ー
469
ー
ー
469
ー
ー
18
ー
ー
18
ー
ー
ー
ー
ー
3,896
155
3,311
132
△ 603 △ 13,775
△ 551
2
0
2,456
36,131
17
0
2,266
37,398
△ 15,075
55
1
61,407
903,299
446
0
56,661
934,973
シティ信金の概要
878,312
887,859
ー
ー
80
ー
ー
282
ー
1,074
5,408
ー
129,282
408,501
158,643
20,640
52,033
7,731
89
19,507
ー
4,279
4,279
ー
80,305
シティ信金の業績
33,674
34,109
ー
ー
3
ー
ー
ー
ー
21
160
0
4,675
15,710
6,224
866
1,813
367
3
868
ー
111
111
ー
3,281
シティ信金の営業のご案内
841,864
852,732
ー
ー
80
ー
ー
ー
ー
538
4,018
20
116,880
392,764
155,624
21,674
45,330
9,180
99
21,706
ー
2,777
2,777
ー
82,036
シティ信金とCSR
イ．
信用リスク・アセット、所要自己資本の額の合計
①標準的手法が適用されるポートフォリオごとのエクスポージャー
現金
我が国の中央政府および中央銀行向け
外国の中央政府および中央銀行向け
国際決済銀行等向け
我が国の地方公共団体向け
外国の中央政府等以外の公共部門向け
国際開発銀行向け
地方公共団体金融機構向け
我が国の政府関係機関向け
地方三公社向け
金融機関および第一種金融商品取引業者向け
法人等向け
中小企業等向けおよび個人向け
抵当権付住宅ローン
不動産取得等事業向け
３カ月以上延滞等
取立未済手形
信用保証協会等による保証付
株式会社地域経済活性化支援機構等による保証付
出資等
出資等のエクスポージャー
重要な出資のエクスポージャー
上記以外
他の金融機関等の対象資本調達手段のうち対象普通出資等に該当する
もの以外のものに係るエクスポージャー
信用金庫連合会の対象普通出資等であってコア資本に係る調整項目の
額に算入されなかった部分に係るエクスポージャー
特定項目のうち調整項目に算入されない部分に係るエクスポージャー
（注）1．所要自己資本の額＝リスク・アセット×４%
2．
「エクスポージャー」とは、資産（派生商品取引によるものを除く）並びにオフ・バランス取引および派生商品取引の与信相当額等のことです。
3．
「３カ月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から３カ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャーおよび「我が国の中央政府および中央
銀行向け」から「法人等向け」においてリスク・ウェイトが１５０％になったエクスポージャーのことです。
4．当金庫は、基礎的手法によりオペレーショナル・リスクを算定しています。
＜オペレーショナル・リスク（基礎的手法）の算定方法＞
粗利益（直近3年間のうち正の値の合計額）
×15％
直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数
÷8％
5．単体総所要自己資本額＝単体自己資本比率の分母の額×４％
60
（2）信用リスクに関する事項（証券化エクスポージャーを除く）
イ．信用リスクに関するエクスポージャーおよび主な種類別の期末残高
＜業種別および残存期間別＞（単位：百万円）
信用リスクエクスポージャー期末残高
貸出金、コミットメントおよ
びその他のデリバティブ以
外のオフ・バランス取引
シティ信金とCSR
製造業
農業
林業
漁業
鉱業
建設業
電気・ガス・熱供給・水道業
情報通信業
運輸業
卸売業、小売業
金融・保険業
不動産業
各種サービス
国・地方公共団体等
個人
その他
業種別合計
１年以下
１年超３年以下
３年超５年以下
５年超７年以下
７年超１０年以下
１０年超
期間の定めのないもの
残存期間別合計
シティ信金の営業のご案内
シティ信金の業績
平成25年度平成26年度平成25年度平成26年度
389,125 379,388 365,557 346,735
190
190
177
177
−
−
−
−
0
0
0
0
0
0
−
−
115,362 112,906 114,362 111,906
9,163
448
6,755
39
7,672
5,114
10,521
4,963
77,220
36,973
89,086
42,379
180,222 180,324 174,090 165,746
851,171 829,668
32,694
54,524
162,302 166,788 158,968 161,924
102,155
98,307
99,904
96,498
233,741 258,143
98,060 104,464
178,614 185,051 178,614 185,051
102,203 119,237
−
−
2,409,146 2,437,955 1,263,382 1,274,413
384,140 372,045 208,129 211,822
316,745 339,654 125,070 116,921
357,146 335,203 214,926 235,516
375,547 356,960 274,041 232,909
307,687 359,013 128,785 113,356
334,351 421,894 306,371 358,519
333,528 253,183
6,057
5,367
2,409,146 2,437,955 1,263,382 1,274,413
有価証券
平成25年度
23,563
−
−
−
−
1,000
8,715
2,557
40,247
4,965
219,284
3,334
3,848
135,300
−
15,381
458,199
51,144
111,372
117,418
24,296
119,678
17,594
16,695
458,199
デリバティブ取引
三月以上延滞
エクスポージャー
平成26年度平成25年度平成26年度平成25年度平成26年度
3
2,581
32,648
4
1,410
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
1,819
1,000
−
1,097
−
−
6,715
−
−
−
0
3,557
−
−
0
164
46,706
0
152
12
1,158
11,915
12
1,341
41
11
224,973
72
8
−
3,470
4,864
−
2,622
−
2,038
3,406
−
1,680
−
−
152,613
−
−
−
1,615
−
−
1,280
−
−
40,172
−
−
58
12,859
528,574
90
9,593
16
37,738
17
2
133,330
2
1
82,983
13
9
32,379
7
22
151,127
30
4
49,006
19
−
42,008
−
58
528,574
90
（注）１．オフ・バランス取引は、デリバティブ取引を除く。
２．
「３カ月以上延滞エクスポージャー」とは、元本または利息の支払が約定支払日の翌日から３カ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャーのことです。
３．上記の「その他」は、裏付となる個々の資産の全部または一部を把握することが困難な投資信託等および業種区分に分類することが困難なエクスポージャーです。
４．ＣＶＡリスクおよび中央清算機関関連エクスポージャーは含まれておりません。
５．有価証券には、外国証券（円建て外債およびユ−ロ円債（平成25年度39,198百万円、平成26年度42,349百万円））が含まれています。
６．貸出金には、外国子会社向け融資（平成25年度305百万円、平成26年度374百万円）が含まれています。
７．債務保証には、外国子会社向けの保証（平成25年度50百万円、平成26年度59百万円）が含まれています。
ロ．一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高および期中の増減額（単位：百万円）
期首残高
シティ信金の概要
一般貸倒引当金
個別貸倒引当金
合計
61
当期増加額
当期減少額
目的使用
その他
期末残高
平成２5年度
2,000
8,891
ー
5,110
平成２6年度
5,781
5,276
ー
5,781
5,276
平成２5年度
4,098
39,777
4,234
19,423
20,216
平成２6年度
20,216
18,147
4,165
16,051
18,147
平成２5年度
6,098
48,668
4,234
24,533
25,998
平成２6年度
25,998
23,423
4,165
21,833
23,423
5,781
ハ．業種別の個別貸倒引当金および貸出金償却の残高等（単位：百万円）
個別貸倒引当金
期首残高
当期減少額
当期増加額
目的使用
その他
期末残高
貸出金償却
平成25年度平成26年度平成25年度平成26年度平成25年度平成26年度平成25年度平成26年度平成25年度平成26年度平成25年度平成26年度
1,220
997
5,006 4,496 5,716 5,137
23
20
−
−
20
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
626
4,119 2,590 3,217 3,464 1,025
−
−
−
−
−
−
93
89
−
8
89
65
243
242
36
5
279
165
250
570
1,963 1,827 2,077 2,576
6
3
0
−
4
1
1,255
5,416 4,754 6,009 4,593 1,163
503
584
1,510 1,112 1,615 1,026
−
−
−
−
−
−
981
949 1,186
237
651
1,175
−
−
−
−
−
−
4,130 19,423 16,086 20,216 18,147 5,007
1,452
−
−
−
−
790
−
0
77
407
16
1,410
539
−
312
−
5,007
シティ信金の営業のご案内
5,716 9,486 5,137
716
1,953
23
20
−
20
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
3,217 7,650 3,464
912
599
−
−
−
−
−
93
89
−
108
46
243
279
5
329
119
2,077 4,302 2,576
494
233
6
4
−
5
0
6,009 12,120 4,593 1,016
322
1,615 3,066 1,026
526
587
−
−
−
−
−
981
1,186 2,687
562
237
−
−
−
−
−
4,098 20,216 39,777 18,147 4,234
シティ信金とCSR
製造業
農業
林業
漁業
鉱業
建設業
電気・ガス・熱供給・水道業
情報通信業
運輸業
卸売業、小売業
金融・保険業
不動産業
各種サービス
国・地方公共団体等
個人
その他
合計
（注）当金庫は、国内の限定されたエリアにて業務活動を行っているため、
「地域別」の区分は省略しております。
ニ．リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等（単位：百万円）
エクスポージャーの額
告示で定めるリスク･ウェイト区分（％）
小計
合計
平成26年度
格付有り
格付無し
格付有り
格付無し
4,632
−
27,102
−
65,926
−
577
−
−
98,239
709,620
272,912
584,734
53,731
3,680
192,293
472,779
2,725
18,428
2,310,907
1,132
−
34,975
−
108,812
−
125
−
−
145,045
639,617
268,231
644,384
48,056
4,502
189,489
475,921
3,441
19,265
2,292,910
2,409,146
シティ信金の業績
0％
10％
20％
35％
50％
75％
100％
150％
250％
平成25年度
2,437,955
シティ信金の概要
（注）1．格付は適格格付機関が付与しているものに限ります。
2．エクスポージャーは信用リスク削減手法適用後のリスク・ウェイトに区分しています。
3．コア資本に係る調整項目となったエクスポージャー（経過措置による不算入分を除く）、ＣＶＡリスクおよび中央清算機関関連エクスポージャーは含まれておりません。
（3）信用リスク削減手法に関する事項
信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー（単位：百万円）
信用リスク削減手法
ポートフォリオ
信用リスク削減手法が適用された
エクスポージャー
①ソブリン向け
②金融機関向け
③法人等向け
④中小企業等・個人向け
⑤抵当権付住宅ローン
⑥不動産取得等事業向け
⑦三月以上延滞等
適格金融資産担保
保証
平成２5年度
平成２6年度
平成２5年度
平成２6年度
65,098
62,388
310,495
294,336
−
−
34,382
29,618
212
852
31
−
−
33,972
27,245
169
993
7
−
−
135,525
166,501
8,194
269
4
2,000
−
123,982
157,254
10,915
136
46
（注）当金庫は、適格金融資産担保について簡便手法を用いています。
62
（4）派生商品取引および長期決済期間取引の取引相手のリスクに関するリスク管理の方針および手続きの概要
●派生商品取引および長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項（単位：百万円）
与信相当額の算出に用いる方式
グロス再構築コストの額
シティ信金とCSR
平成２5年度
平成２6年度
カレントエクスポージャー方式
2
カレントエクスポージャー方式
2
担保による信用リスク削減手法の効果を
勘案する前の与信相当額
担保による信用リスク削減手法の効果を
勘案した後の与信相当額
平成２5年度
シティ信金の営業のご案内
①派生商品取引合計
（ⅰ）外国為替関連取引
（ⅱ）金利関連取引
（ⅲ）金関連取引
（ⅳ）株式関連取引
（ⅴ）貴金属（金を除く）関連取引
（ⅵ）その他コモディティ関連取引
（ⅶ）クレジット・デリバティブ
②長期決済期間取引
合計
58
16
41
−
−
−
−
−
−
58
平成２6年度
713
562
150
−
−
−
−
−
−
713
平成25年度
58
16
41
−
−
−
−
−
−
58
平成26年度
713
562
150
−
−
−
−
−
−
713
（注）グロス再構築コストの額は、０を下回らないものに限っています。
（5）証券化エクスポージャーに関する事項
イ．オリジネーターの場合
該当ありません。
ロ．投資家の場合
①保有する証券化エクスポージャーの額および主な原資産の種類別の内訳
ａ．
証券化エクスポージャー（再証券化エクスポージャーを除く）
（単位：百万円）
平成26年度
平成25年度
シティ信金の業績
証券化エクスポージャーの額
（ⅰ）自動車ローン
オンバランス取引
オフバランス取引
オンバランス取引
オフバランス取引
1,399
1,399
−
−
2,347
2,347
−
−
ｂ．
再証券化エクスポージャー
該当ありません。
②保有する証券化エクスポージャーの適切な数のリスク・ウェイトの区分ごとの残高および所要自己資本の額等
ａ．
証券化エクスポージャー（再証券化エクスポージャーを除く）
（単位：百万円）
エクスポージャー残高
告示で定めるリスク･ウェイト区分（％）
シティ信金の概要
20％
50％
100％
350％
1,250％
合計
平成25年度
平成26年度
所要自己資本の額
平成25年度
（注）所要自己資本の額＝エクスポージャー残高×リスクウェイト×4％
ｂ．
再証券化エクスポージャー
該当ありません。
③証券化エクスポージャーに関する経過措置の適用により算出される信用リスク・アセットの額
該当ありません。
63
平成26年度
オンバランス取引オフバランス取引オンバランス取引オフバランス取引オンバランス取引オフバランス取引オンバランス取引オフバランス取引
−
2,347
18
−
11
1,399
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
2,347
18
−
11
1,399
−
−
（6）出資等エクスポージャーに関する事項
イ．貸借対照表計上額および時価等（単位：百万円）
区分
平成25年度
平成26年度
時価
貸借対照表計上額
時価
3,434
7,561
10,995
3,434
7,561
10,995
7,074
7,524
14,598
7,074
7,524
14,598
上場株式等
非上場株式等
合計
シティ信金とCSR
貸借対照表計上額
（注）1．貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいております。
2．上記の「上場株式等」は、上場株式のほか信金中央金庫優先出資証券、株式関連投資信託です。
3．上記の「非上場株式等」は、非上場株式のほか、信金中央金庫出資金、投資事業有限責任組合出資持分等です。
ロ．出資等エクスポージャーの売却および償却に伴う損益の額（単位：百万円）
区分
平成25年度
売却益
売却損
償却
平成２6年度
57
19
32
28
15
−
（注）損益計算書における損益の額を記載しております。
区分
評価損益
平成25年度
307
シティ信金の営業のご案内
ハ．貸借対照表で認識され、かつ、損益計算書で認識されない評価損益の額（単位：百万円）
平成２6年度
1,191
二．貸借対照表および損益計算書で認識されない評価損益の額
該当する評価損益の額がありません。
（7）銀行勘定における金利リスクに関する事項
①内部管理（単位：百万円）
銀行勘定の金利リスク
（単体）
平成25年度
1,241
平成２6年度
6,081
アウトライヤー比率（単体）
平成25年度
2.45
平成２6年度
3.53
シティ信金の業績
②「バンキング勘定の金利リスク量」
（アウトライヤー基準）に基づくアウトライヤー
比率（ご参考）（単位：％）
（注）①銀行勘定の金利リスク（内部管理・アウトライヤー
比率）の算定にあたり、平成22年度以降はコア預
金内部モデルを用いて算出（平成23年2月採用）
しています。
②内部管理上の「銀行勘定の金利リスク」の算定に
あたり、平成25年度以降、算出方法を一部変更し
ております。
③アウトライヤー比率の算出に当たっては、標準的
な金利ショック幅は保有期間1年、観測期間5年で
計測される金利変動の１％タイル値と99％タイル
値を採用しています。
用語解説
【自己資本比率関係】
自己資本比率
コア資本
自己資本額を算出する際の概念のひとつで、自己資本
の中心となるものであり、当金庫の場合、出資金、利益準
備金、特別積立金、繰越金等が該当します。
エクスポージャー
リスクにさらされている資産のことを指しており、具体的
には貸出金、有価証券、デリバティブ取引などの与信取引な
どが該当します。
リスク・ウエイト
資産を保有するために必要な自己資本額を算出するた
めの掛け目のことであり、当金庫は自己資本の算出にあ
たってはあらかじめ定められたリスク・ウエイトを使用す
る標準的手法を採用しています。
信用リスク・アセット
当金庫が保有している資産にリスク・ウエイトを乗じて
得られる金額。国内基準ではリスクアセットに対して4％
の自己資本額が必要とされています。
信用リスク削減手法
金庫が抱えている信用リスクを軽減するための措置を
いい、具体的には、預金担保、有価証券担保、保証などが
該当します。これらの担保・保証等がある場合には、担保
や保証のリスク・ウエイトに置き換えることができます。
1パーセンタイル値・99パーセンタイル値
自己資本比率算出において、金融機関がリスクウエイト
を判定する際に用いることができる格付を付与する格付
機関のことを指します。金融庁は、適格性の基準を満たし
た格付機関を適格格付機関に定めています。適格格付機
関としてJCR、Fitch、R&I、S&P、Moody’sの5つがあ
り、当金庫は4つの機関を採用しています。
金利リスク量の算出において、各期間ごとの金利の1年
前との変化幅のデータを最低5 年分集め、小さい方から
大きいほうへ並べて、データ数の1％目もしくは99％目の
値を変化幅として使用する手法のことです。
オペレーショナル・リスク
当金庫では「金庫が抱える事務リスク、システムリス
ク、リーガルリスク、風評リスク、事故・災害等リスク、人
的リスク」と定義し、リスク量については基礎的手法を用
いて算出しています。
＜オペレーショナル・リスクの算定方法＞
粗利益（直近3年間のうち正の値の合計額）×15％
÷8％
直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数
【市場リスク・金利リスク関係】
アウトライヤー基準
バーゼルⅢの第2の柱の中で規定されている金融機関
の金利ショックに対する抵抗力を測る尺度のことを指し
ます。標準化された金利ショックないしこれと同等の
ショックに伴って、自己資本の20％を超える経済価値の
低下が保有資産・負債に生じる場合にアウトライヤーと
し、監督当局が早期警戒制度の枠組みの中でモニタリン
グを行います。
シティ信金の概要
自己資本の額をリスク・アセット等の総額（信用リスク・
アセット額およびオペレーショナル・リスク相当額を8％
で除して得た額）で除して得た額。国内基準を採用する金
融機関では4％以上が必要とされています。
適格格付機関
VaR（バリュー・アット・リスク）
VaRとは、「ある一定の確率で起こりうる将来の損失
額の最大値」で、統計的に計測するリスク管理手法のこと
です。当金庫では市場リスクと信用リスクを対象とし、信
頼区間99％、データ観測期間1年で、保有期間は取引種
類に応じて、21日（1カ月）から250日（1年）を用いて計
測しています。
BPV Basis Point Value
（べーシス・ポイント・バリュー）
金利リスクの指標の１つで、すべての期間の金利が1
ベーシス・ポイント（0.01％）変化した場合における割引
現在価値の変化額を表します。
GPS Grid Point Sensitivity
（グリッド・ポイント・センシティビティ）
一定期間毎に設定した基準時点（グリッド）の金利を、
それぞれ個別に変化させて現在価値の算出を行い、任意
グリッドの金利変化に対する現在価値の変化額を計測す
る方式をいいます。
コア預金
明確な金利改定時期の定めがなく、預金者のご請求に
よって随時払い出される要求払い預金のうち、引き出され
ることなく長期間金融機関に滞留する預金を言います。当
金庫の場合、平成23年2月からコア預金内部モデルによ
り、流動性預金のコア預金額を算出しています。
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