ご挨拶 - PA会ホームページ

常議員立候補にあたって
佐 藤 玲 太 郎
この度、PA会からのご推薦を頂き、平成 27 年度
こで、「パテント」で「パテントコンテスト及びデザ
の常議員候補として立候補させて頂くこととなりま
インパテントコンテスト・知財教育」という特集を
した。どうぞよろしくお願いします。立候補にあたっ
組みました。執筆を、両コンテストに参加された学
て簡単に自己紹介をさせて頂きます。
校の先生にお願いしました。その結果、20 近くの学
校の先生に執筆して頂けました。教育現場における
私は平成 14 年 12 月に弁理士登録し、その後すぐ
知財教育はどのように行われているのかが分かり、
にPA会に入会しました。PA会の推薦等を受けま
非常に内容のある特集になったのではと思っていま
して、弁理士会の会務では、パテント編集委員会、 す。
アキバウイング運営委員会、知財ビジネスアカデ
知的財産支援センターでは、両コンテストの啓蒙
ミー、情報企画委員会、パテントコンテスト委員会、 活動を行っているDPJ(デザインパテントコンテ
広報センターを勤めさせて頂き、また、今年度は、 ストプロジェクト)を担当しています。啓蒙活動で
知的財産支援センターを勤めさせて頂いています。
すので、興味を持ちそうな大学の先生等に直接会っ
会務の最初の仕事は、パテント編集委員会でした。 て、両コンテストの良さを説明することが重要となっ
「パテント」の特集を決め、執筆者を選定し原稿を集め
てきますが、弁理士会事務局にはそのような先生の
るという作業が主な仕事でした。最初の特集を「地方
リストはありませんでしたので、パテント編集委員
自治体の知財への取り組み」とし、執筆者を全国の都
会で培った電話やメールでの飛び込み営業をフルに
道府県の知財を担当する方としました。ところが、当
活用しました。その結果、幾つかの大学の先生に直
時の弁理士会事務局にはそのようなリストはありません
接お会いして両コンテストの説明をすることができ
でしたので、私を含め当時の編集員が手分けして、電
ました。また、これを機会に、コンテストの参加を
話やメールで飛び込み執筆依頼をしました。頑張った
検討していただくことができました。
結果、半数近くの都道府県の方が執筆して頂きました。 このように、会務に対して熱意を持って取り組ん
その原稿を見ますと、知財への取り組み方が分かりや
できました。
すく書かれており、また、忌憚のない期待や要望も書
かれていました。弁理士や弁理士会にとっても非常に
常議員は、執行部の活動をお手伝いしまた支える
内容のある特集になったのではと思っています。
役割があると共に、会員の皆様から頂く多くのご意
パテントコンテスト委員会と広報センターを同時
見ご要望を執行部に確実に伝える役割があるものと
に勤めていた時期がありました。広報センターでは、 理解しております。弁理士登録 10 年をやっと超えた
再び「パテント」の担当をしました。パテントコン
程度の経験の浅い未熟者では御座いますが、当選さ
テスト委員会では、高校、高専、大学の学生の知的
せて頂いた暁には、いままで以上に弁理士会、会員
財産マインドを育てると共に、知的財産制度の理解
の皆様のために働かせて頂く所存で御座います。
を促進することを目的とした「パテントコンテスト」 PA会の先生方のご支援を賜りますよう、お願い
及び「デザインパテントコンテスト」の開催の周知
申し上げます。
を担当しました。しかし、両コンテストの良さを学
校の先生に説明する資料が殆どない状態でした。そ
− 12 −
(文書責任者:渡邉伸一)