トンネル用製品 カタログ

トンネル用製品
平成27年6月改訂
松阪興産株式会社
トンネル用製品 トンネル用スリット側溝(歩車道境界ブロック一体型)
国土交通省 新技術活用システム
NETIS登録番号 CB-110030-A
コンクリート壁(プレキャスト監視員通路壁)
既設の歩道・自転車道を監視員通路に改修する際に使用
NEXCO中日本にて納入実績あり
1
トンネル用スリット側溝
トンネル用スリット側溝は、スリット側溝と歩車
道境界ブロックを一体構造とした側溝です。
通常のトンネル内の路面排水工は、プレキャ
スト円型水路と歩車道境界ブロックを2工程で
施工していましたが、これらを一体構造とするこ
とにより、1工程での施工が可能となります。
また、集水桝やフラット歩道に対応した製品も
御用意いたします。
トンネル用スリット側溝は、「施工の省力化、工
期短縮、コスト削減」に対応した製品です。
■一体構造
従来、円型水路と歩車道境界ブロックは別々の製品ですが、トンネル用スリット側溝では一体構造としました。
トンネル用スリット側溝
従来(円型水路+歩車道境界ブロック)
350
425
180 25145
220 25 180
歩車道境界ブロックB
350
100 20
370
φ 200
383
358
20
100
200
50
10 250
2%
630
別々
2%
75 200 80
605
250
一体構造
50
50
450
360
50
460
■スリット形状
スリット部にグレーチングを必要としない形状です。
連続スリットで全面集水
します。
■製品種類
マウンドアップ型およびフラット型に対応した製品を御用意いたします。
標準用
集水桝
マウンドアップ型
フラット型
2
トンネル用スリット側溝
■施工工程
トンネル用スリット側溝
従来
■材料コスト比較(10m当たり)
350
50
10 250
100 20
50
450
※東海地方採用例
プレキャスト円形水路φ200
従来
歩車道境界ブロックB
変更後
370
φ 200
383
358
100
200
20
75 200 80
605
2%
2%
50
歩車道境界ブロックB
630
425
220 25 180
250
350
180 25 145
トンネル用スリット側溝 f250-200
360
50
460
13,200円×10m = 132,000円
910円×16.6本 = 15,106円
合計 147,106円
18,680円×5本 = 93,400円
3
約36%のコスト削減
36%のコスト削減
トンネル用スリット側溝
※マウンドアップ型
350
145 25 180
■トンネル用スリット側溝f250-200 標準用
参考重量649kg
150
1700
2000
250
180 25 145
30R
358
200
0
75
R4
R260
R10
0
80
605
2%
75
200
75
350
■トンネル用スリット側溝f250-200 集水桝
参考重量344kg
250
180 25 145
30R
145 25 180
350
1000
0
533
R1 0
200
0
250
R4
R260
780
80
2%
75
200
75
350
4
150
トンネル用スリット側溝
※フラット型
350
145 25 180
■トンネル用スリット側溝f250-200 標準用
参考重量647kg
150
1700
2000
180 25 145
30R
250
30R
358
200
0
75
R4
R260
R 10
0
80
605
2%
75
200
75
350
■トンネル用スリット側溝f250-200 集水桝
参考重量337kg
1000
440
350
145 25 180
400
180 25 145
30R
250
30R
0
0
533
R 10
200
R4
R260
3Gグレーチング
250
780
80
50
70
2%
75
200
75
350
■グレーチング蓋
グレーチング規格
B
B'
T
T'
参考質量
3G
215
243
44
50
6kg
※グレーチングは、細目タイプやノンスリップ仕様も
御用意いたします。
※集水桝の設置間隔は、50mに1箇所が標準です。
5
150
トンネル用スリット側溝
■施工方法
止水パットの
貼り付け
連 結
据 付
目地モルタル
埋め戻し
パット溝(片側端面のみ)を
ウエスなどで清掃し、溝形状
に合わせてパットが弛まない
ように貼りつけます。
パット溝
止水パット
■吊り上げ
手順1-キャップを外し、アイビ-を取付けて下さい。
手順1-
手順2-専用吊り金具をご使用の場合
手順2-
: ワイヤ-ロ-プ先端のフックを
アイビ-に取付けて下さい。
吊り上げ
シャックルをご使用の場合 : シャックルをアイビ-に取付け、
取付け位置に応じたワイヤ-
ロ-プをご使用下さい。
手順3-アイビ-を取外し、インサ-ト孔をモルタルで埋めて下さい。
手順3-
(モルタルは、セメント1:砂2程度が良好です)
■吊り上げ時の使用金具一覧
呼び名
JLアイビー※1
シャックル※2
ワイヤーロープ※3
6形専用吊り金具
f250タイプ
M16-2ヶ
呼び16以上-2ヶ
2本※4
あり※5
※1:JLアイビー1個による垂直吊り及び2個による45°吊りの使用荷重は630kgfです。
JLアイビーとアイボルトは異なりますので、アイボルトを吊り金具としてご使用にならないで下さい。
※2:シャックルは、『JIS B 2801 SC型など 呼び16以上』のものをご使用下さい。
※3:ワイヤーロープは、『JIS G 3525 6×24 径12mm以上』のものをご使用下さい。
なお、ワイヤーロープは1.5m以上のものをご使用下さい。
※4:f250タイプは、エプロン側と境界ブロック側でワイヤーロープ長が異なります。
f250-200は、エプロン側ワイヤーロープ長⇒1.50m 、境界ブロック側ワイヤーロープ長⇒1.24m
※5:専用吊り具がございます。詳しくはお問い合わせ下さい。
■連結
■目地モルタル
目地溝
連結プレート
目地溝をウエス
などで清掃し、
モルタルを充填
して下さい。
連結ボルト
6
コンクリート壁(プレキャスト監視員通路壁)
トンネル内では、規模、トンネルの連続性等を
総合性に判断して監視員通路を設置しますが、
既設の歩道・自転車道を監視員通路に変更する
には、円形水路の改修など大掛かりな工事に
なってしまいます。
また、現場打鉄筋コンクリートで構築するため工
期が長くなったり、通路幅が狭くて建築限界幅の
0.75mが確保できないといったことが問題に上げ
られます。
そこで、問題を解決するために連結ボルトを差
し込み、現場打円形水路と一体化することができ
る「コンクリート壁」を開発しました。
標準用はL=2400mm、長さ調整用はL=600から
2300mm、消火栓用や非常電話用などステップ付
きの製品も御用意いたします。
既設の歩道・
自転車道
監視員通 路
幅 が狭い
現場打 鉄筋コン クリート
大掛かりな
工事に!
900
歩車道境界ブロックB
歩道・自転車道
掘 削が必要
現場打円形水路
現場 打円形水 路
改修が 必要
変更
そこで…
そこで…
監視員通路
幅が広い
140
140
コンクリート壁
コンクリート壁
連結ボルト
連結ボルト
900
900
940
監視員通路
調 整 モ ル タ ル t=10
調 整 モ ル タ ル t=10
現場打円形水路
現場打円形水路
・現場打鉄筋コンクリートをプレキャスト化
・現場打円形水路とコンクリート壁を連結ボルトで一体化
7
コンクリート壁(プレキャスト監視員通路壁)
■標準用 H940×L2400
参考重量792kg
平面図
正 面図
側面 図
140
600
600
600
295
940
820
295
880
940
70 70
水抜 孔設置
φ40
60
60
60
10020
60
200
1155
80
1155
2390
背 面図
側面 図
70 70
695
1000
695
375
375
アン カー
1t用 4箇 所
85
565
85
565
940
820
連結 用イン サー ト
70 130
60
10020
60
695
460
80
460
695
2390
標準用
消火栓用
8
非常電話用
200
60 140
2390
コンクリート壁(プレキャスト監視員通路壁)
平面図
■消火栓用
2390
15
15
270
15
正面図
側面図2
600
600
150 50
ステ ップ
ステ ップ
300
60
300
60
300
10020
60
295
φ40
60
130
600
300
640
70 60
20
580
295
150 50 140
140
520
70 70
640
側面図1
640
270
60 140
15
200
200
445
300
410
80
410
300
445
2390
水抜 孔設置
背面図
側面図1
ア ンカー
1t用 4箇所
連結 用イン サート
1000
695
75
695
75
70 70
85
565
520
85
565
640
200
H640×L2400
参考重量550kg
60
10020
60
70 130
695
460
80
460
695
2390
平面図
2390
270
15
60 140
■非常電話用
H490×L2400
参考重量428kg
側面図1
側面図2
70 70 60
140 60
正面図
295
600
600
600
295
ステ ップ
490
150 50
60
φ40
60
200
150 50 90
200
130
490
70 60
20
490
370
10020
430
60
80
200
200
1045
300
1045
2390
背面図
側面図1
アンカー
1t用 4箇所
連結用 インサ ート
1000
695
415
85
490
370
85
60
60
10020
355
490
75
695
75
70 70 60
60
490
300
80
70 130
695
1000
2390
水 抜孔設 置
9
695
200
15
コンクリート壁(プレキャスト監視員通路壁)
平面図
■調整用
正面図
側面図
140
940
820
880
H
70 70
水抜孔 設置
φ40
60
60
60
10020
60
200
L
名称
寸法
H
L
コンクリート壁 H940×L600
940
590
コンクリート壁 H940×L700
940
690
コンクリート壁 H940×L800
940
790
コンクリート壁 H940×L900
940
890
コンクリート壁 H940×L1000
940
990
コンクリート壁 H940×L1100
940
1090
コンクリート壁 H940×L1200
940
1190
コンクリート壁 H940×L1300
940
1290
コンクリート壁 H940×L1400
940
1390
コンクリート壁 H940×L1500
940
1490
コンクリート壁 H940×L1600
940
1590
コンクリート壁 H940×L1700
940
1690
コンクリート壁 H940×L1800
940
1790
コンクリート壁 H940×L1900
940
1890
コンクリート壁 H940×L2000
940
1990
コンクリート壁 H940×L2100
940
2090
コンクリート壁 H940×L2200
940
2190
コンクリート壁 H940×L2300
940
2290
※水抜孔設置穴は、L1300以下はありません。
※吊り用アンカーは4箇所(上2箇所、下2箇所)に付いています。
※φ40の穴はL寸法によってピッチが異なります。
製品重量
(kg)
195
228
262
295
328
361
394
427
461
494
527
560
593
626
660
693
726
759
■施工工程
①円形水路に連結ボルト用アンカーの打ち込み
↓
②調整モルタルにて高さ調整
↓
③コンクリート壁の設置
↓
④連結プレートにてコンクリート壁を連結(製品間には目地材t=10を使用)
↓
⑤連結ボルトの接続
↓
⑥φ40穴にグラウト充填
↓
⑦天端部分の穴埋め、および水抜孔設置
↓
背面部分の施工へ
10
200
60 140
L
1