学校だより 平成27年4月27日 第1号 校庭の桜が咲き誇る中、新1年生138名を迎え、平成27年度がスター トしました。今年度は、1年生136名(4学級)、2年生150名(4学 級)、3年生158名(4学級)、特別支援学級9名(2学級)での出発とな りました。 また、新たに、蟹江 隆 校長先生はじめ9名の教職員を迎え、高杉中学 校のさらなる飛躍に向け、一丸となって教育活動にあたってまいります。保 護者、地域の皆様にも、本校教育活動への一層のご理解とご協力を賜ります ようお願いいたします。 新年度あいさつ 校長 蟹江 隆 応接室の書棚をのぞいてみると、様々な書籍 や記録が保管されています。その中から、開校 当時の記録には興味がわきます。新たに自分の ホームグラウンドとなった高杉中学校のことを 知りたい、という気持ちです。いくつかの文献 を渉猟してみたところ、「へえー」とか「なる ほどそうだったんだ」ということもあります。 昭和62年に発行された中川区誌には学校紹介 があり、次のように書かれています。 「『沿革』昭和59年4月1日中川区11校目の 中学校として一柳中学校から分離独立した。校名は、所在地の高杉町から つけられたものであり、 「高杉」は大字東起の6つの字(あざ)のなかで、 特に「高正寺」・「杉野」から一字ずつとってうまれたといわれている」 とあります。 では「高杉」という地名はいつ頃できたかというと、開校当時の記念式 典の資料中に「大正10.8.22 愛知郡荒子村大字東起を、名古屋市編入に より、名古屋市南区東起町に改称」「昭和13.2.10 東起町の一部をもっ て、高杉町と町名改称」との記述がみえます。大正当時は高畑付近も含め、 南区だったということには少々驚きました。 また開校記念式典には、生徒・職員・来賓等含め、1,100名を越える参 加者があったようです。翌昭和60年には校歌制定発表会が催され、作詞者 の福島佐松、作曲の森一也両氏から講演をいただき、在校生による校歌発 表も行われました。 ちなみにこの時の校長川口和美氏は、私の初任校時代の校長先生でもあ り(高杉中から転任してこられたと思います)お世話になりました。そん なことからも、高杉中学校には浅からぬ縁を感じています。 これから、高杉中学校の生徒の成長のため、微力ではありますが、職員 共々精一杯努力する所存です。どうぞ、温かいご指導とご協力をお願いい たします。 ~始業式・入学式あいさつより~ 新年度が始まり、3週間が過ぎました。始業式、入学式では、引き締まっ た雰囲気の中にも、一人一人が新たな1年への強い意気込みを胸に、瞳を輝 かせて臨む姿が見られました。各教科の授業も始まり、どの学年・学級も毎 時間、真剣な表情で授業に取り組んでいる姿が見られます。新たな出会いを 大切にし、たくさんの先生や友達とともに、多くのことを学び吸収して、自 分の力を伸ばしていってほしいと思います。 さて、中学校での3年間は心も体も大きく変化する3年間です。その1年 1年が、今後の人生にとても大切な意味をもつことになります。基礎的・基 本的な学習内容をしっかり身に付けることを目指すとともに、毎日の学校生 活や諸行事、生徒会活動、部活動などにもしっかり取り組ませていきたいと 考えます。これらの活動を通して、心も体も立派に成長できるよう、職員一 同努力してまいります。保護者の皆様には様々な場面でご支援いただきます ようよろしくお願いします。また、お子様が明るい方向を目指し、自分の力 を信じて努力できるように見守っていただきたいと思います。 今年度は新たに、次の学校目標を設定し、日々の教育活動に取り組んでい きます。 ≪今年度の学校目標≫ ともに生き - ともに学ぶ 自他を尊重し、互いに高め合いながら夢の実現をめざす生徒の育成 - 学校目標には、「自他のよさを認め合い、互いの考えを尊重して学び合お うとする態度や集団の一員であること」を実感し、自分も他の人も共に大切 にして、互いに高め合いながら、夢や目標に向かって自分の能力を発揮して もらいたいという願いが込められています。 昨年度までの取り組みの結果、あいさつの習慣やルールやマナーを守るこ となど基本的な生活習慣が着実に定着するとともに、互いを思いやり、互い の考えや立場を尊重して生活しようとする心情や態度が育っていることが成 果として表れてきています。今年度からは、互いに高め合いながら学ぶこと で、互いの意識がより高くなり、学習に、行事に、部活動に精一杯取り組み、 一人一人がひと回りもふた回りも成長するとともに、高杉中学校がさらに発 展できるよう皆で力を合わせていきましょう。 〈授業参観・学級懇談会・PTA総会・部活動保護者会〉 過日行われた上記の会等においては、急に気温の上がった暑い中、参 加いただきありがとうございました。学校でのお子様の姿や先生との話 し合いで密な情報交換ができたことと思います。学校と家庭の連携が何 より大事であると考えます。今後とも何かありましたら遠慮なく学校に ご連絡ください。
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