教員の自己点検・自己評価報告書 所属学部 人間学部 所属学科 職 位 氏 名 人間健康学科 助教 中野 匡隆 最終学歴 学 位 専門分野 中京大学大学院体育学研究科博士後期課程満期退学 体育学修士 スポーツ生理学 Ⅰ 教育活動 ○目標・計画 生理学やトレ-ニングの基礎知識をわかりやすく伝え、自らのこととして興味を持たせ ることを目標とし、学生たちがイメージをしやすい動画、図、表の活用を計画した。 ○担当科目(前期・後期) (前期)生理学、運動生理学、基礎演習Ⅰ、総合演習Ⅰ、 (後期)生理学、トレーニング実習、健康・スポーツ実習、基礎演習Ⅱ、総合演習Ⅱ、 ○教育方法の実践 学生がイメージしやすいようにできるだけ動画や図表を多く使用し、視覚的に理解 できる授業を行うよう努めた。 また、 復習のための小テストや学生に自由に記述できる用紙を配布し、 理解度、疑問点、質問、要望を収集し次回授業に反映させた。 ○作成した教科書・教材 授業の内容をより理解しやすくするための動画や配布資料を作成した。 ○自己評価 概ね及第点であったと評価するが、今後はより魅力ある授業づくりを目標としてアクティ ブな講義運営をしたい。 Ⅱ 研究活動 ○研究課題 人工炭酸泉のスポーツへの応用 ○目標・計画 人工炭酸泉の人体への生理学的効果の全容は未だ明らかでない。現在は筋血流量につい て明らかにすることを目的とし、近赤外分光法による人工炭酸泉浴中の筋血流量の測定することを計 画している。 ○過去の研究業績(特許等を含む) (著書)なし (学術論文) 共著: 「中京大学水泳部の冬季練習中の栄養摂取状況」中京大学体育学論叢 49(1):pp.33-37、2008 後藤宏章、山下直之、天野雅斗、伊藤僚、中野匡隆、高橋繁浩、松本孝朗 共著: 「高強度間欠的運動能は体重の 2%の脱水では低下しない」日本生気象学会雑誌 47(3):pp.22、 2010 山下直之、伊藤僚、中野匡隆、松本孝朗 共著: 「中性温環境下における降雨と風が歩行運動中のヒトの体温反応及びエネルギー代謝に及ぼす影 響 」日本生気象学会雑誌、47(4):pp.149-156、2010 伊藤僚、山下直之、中野匡隆、 山本彩未、松本孝朗、北川薫 共著: 「人工炭酸泉浴が関節可動域と筋の弾性に与える影響 」日本生気象学会雑誌 48(1):pp.15-22、 2011 水野貴正、中野匡隆、松本実、松本孝朗、梅村義久 共著: 「学生トライアスロン競技のエネルギー消費量と運動強度の推定」中京大学体育学論叢 52(2):pp.1-9、2011 中野匡隆、伊藤僚、天野雅斗、加藤貴英、坂口結子、山下直之、 勝又信征、深谷高治、成田龍生、松岡大介、松本孝朗 共著: 「高炭酸ガス吸入が漸増負荷運動時の心循環系応答に及ぼす影響」中京大学体育学論叢 52(2): pp.11-16、2011 加藤貴英、中野匡隆、伊藤僚、天野雅斗、松本孝朗 単著: 「人工炭酸泉浴へ期待される効果-入浴施設利用者へのアンケート調査より-」東邦学誌 41(1), 163-168、2012 中野匡隆 共著:「人工炭酸泉への入浴時間の違いが関節可動域に与える影響」日本生気象学会雑誌 49(4): pp.149-155、 2012 水野貴正、中野匡隆、松本孝朗、梅村義久 共著: 「高校生アマチュアボクシング選手のウェイトコントロールの状況分析」スポーツ健康科学研究 36:11~19、2014 山下直之、伊藤僚、中野匡隆、松本孝朗 (学会発表) 「人工炭酸泉下腿浴が伸張性収縮運動後の Mb、 CK に及ぼす影響」 第 63 回日本体力医学会 (大分) 2008.9 「人工炭酸泉浴による皮膚血管拡張作用への水温の影響」第 65 回日本体力医学会(千葉)2010.9 その他に共同研究発表 14 本(国際学会 2 本含む) 1 (特許)なし (その他)研究報告、研究ノート等 共著: 「スポーツコンディショニングへの人工炭酸泉の応用 ~運動後の血中乳酸濃度回復への影響 ~」中京大学体育研究所紀要、22:pp.63-72、2008 年 中野匡隆、塚中敦子、小粥隆司、 伊藤僚、天野雅斗、山下直之、後藤宏章、松本孝朗 共著: 「炭酸泉の生理作用」中京大学体育研究所紀要、23:pp.63-72、2009 年 松本孝朗、 中野匡隆、伊藤僚、小粥隆司、天野雅斗、後藤宏章、山下直之、西崎逸朗 共著: 「体育学部大学生の電子体温計による体温測定の精度および耳式体温計(鼓膜温)の実用的有用性 の検討」中京大学体育研究所紀要、24:pp.49-54、2010 年 松本孝朗、中野匡隆、伊藤僚、 小粥隆司、天野雅斗、山下直之、西崎逸朗 共著:「運動後の 15℃冷水浴が血中乳酸濃度及び直腸温に与える影響」愛知大学体育学論叢 17:pp. 31-35、 2010 年 中野匡隆、松本孝朗 共著: 「市民ランナーにおけるフルマラソンの運動強度とエネルギー消費量」中京大学体育研究所紀要 25:pp.17-21、2011 年 松本孝朗、中野匡隆、伊藤僚、天野雅斗、山下直之、勝又信征、 道家三穂、大坪鷹人、松岡大介 ○科学研究費補助金等への申請状況、交付状況(学内外) 平成 22 年度(2010 年度)若手研究(S)申請―不採択 平成 23 年度(2011 年度)若手研究(B)申請―不採択 平成 24 年度(2012 年度)若手研究(B)申請―不採択 平成 25 年度(2013 年度)若手研究(B)申請―不採択 平成 26 年度(2014 年度)若手研究(B)申請―不採択 ○所属学会 日本体育学会、日本体力医学会、日本生気象学会、日本運動疫学会 ○自己評価 計画的に研究を進め現在のテーマについてまとめ、博士号取得を当面の目標とする。 Ⅲ 大学運営 ○目標・計画 (目標)所属委員会へ積極的に発言する。 (計画)所属委員会の内容を十分に理解し、学部教授会での報告業務を行う。 ○学内委員等 入試委員会委員 ○自己評価 所属委員会では円滑に業務が進むよう尽力した。新しい委員会での仕事を早急に把握し、すこしでも 貢献できるように尽力する。 Ⅳ 社会貢献 ○目標・計画 (目標)研究活動とも連携しながら地域向けの健康教室などをスタートさせる。 (計画)地域創造研究所の地域健康づくり研究会と連携して、計画を進める。 ○学会活動等 ○地域連携・社会貢献等 名東福祉会館にて健康教室の開催 2014.3 ○自己評価 名東区地域での活動として名東福祉会館や平和が丘住民に対して健康教室を開催させ、我々の 活動が広く認知され始めた。次年度からは、行政と連携して、活動の内容を深めていきたい。 Ⅴ その他の特記事項(学外研究、受賞歴、国際学術交流等) Ⅵ 総括 三年の任期を終え、改めてスタートを切る節目の年であり、以前より着想していた地域の健康 づくりに関わる企画・活動などがようやく軌道に乗り始めた。次年度は地域の健康づくりに関わ 2 る企画・活動を行政や民間と連携しながら進めていく。 3
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