特定火災通報装置 HFA200 製品仕様書

特定火災通報装置
HFA200
製品仕様書
02 版:2015 年
4月
富士通テレコムネットワークス株式会社
目
次
1.諸元(仕様概要)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
2.機能概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
3.外観図・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
【参考資料】
HFA200のオプション品(接続ボックス)について・・・・・・・・・・・・・・・・4
2
1.諸元(仕様概要)
主な仕様は下表の通り。
項
項
目
仕
様
1 種別
2 認定規格
特定火災通報装置
(財)電気通信端末機器審査協会技術基準適合認定
認定番号:A10-00338001
(財)日本消防設備安全センター火災通報装置
認定番号:特定火通-002号
4 適用回線
NTT加入電話(アナログ)回線、ADSL回線
ダイヤル種別(10DPS/20 DPS/プッシュ)
5 接続回線数
1回線
AC100V
6 入力電源
50/60Hz
7 電源接続
コンセント(平行2P)接続
8 予備電源
バッテリーパック 注1
電圧:7.2V 容量:1300mAh(ニッケル水素電池)
9 停電保証
1時間の停電継続後に10分以上の動作が可能。
10 消費電力
待機時 5VA(2.5W)、動作時 14VA(7W)
(最大負荷時)
11 伝導/輻射雑音
VCCI クラスB
12 使用温度範囲
動作時:0~40℃
保存時:-10~50℃
13 使用湿度範囲
動作時:30~90%(結露なきこと)
保存時:30~90%(結露なきこと)
14 設置形態
壁掛け設置
15 外形寸法
縦165×横210×高48mm
16 装置重量
約0.8kg
17 通報先
火災ボタンおよび自動火災報知設備連動
:第一通報先119番、最大4箇所
その他の通報:最大4箇所(119番通報を除く)
18 通報方式
音声通報
19 自動火災報知設備連動
あり (センサ入力1固定)
20 蓄積音声情報(通報信号 火災ボタン:800Hz の「ピッピッピッ」音を 2 回繰り返す。
音)
自動火災報知設備連動:第一音 1056Hz、第二音 880Hz
の「ピンポーン」音を 2 回繰り返す。
21 蓄積音声情報(火事であ 火災ボタン:「火事です。火事です」
る旨)
自火報設備連動:「自動火災報知設備が作動しました」
22 蓄積音声情報(防火対象 消防機関の指定する出力内容の任意の音声メッセージ(専用
物の所在地、建物名)
ソフトで作成)
注2
23 センサ入力
5入力(無電圧接点)
センサ 1 :自動火災報知設備連動
センサ 2-5:その他センサ入力
注3
24 警報出力
出力数 :2
最大定格:DC24V 250mA
25 耐用年数
7年
注1 装置に1式が添付されます。
注 2 オプション品(センサボックス)が必要です。
センサ入力により、消防機関へ通報を行う場合、消防機関の承諾が必要です。
注 3 オプション品(警報ボックス)が必要です。
3
2.機能概要
主な機能は下表の通り。
項
項
目
1 火災ボタン通報
2 通話割込ボタン
3 自動火災報知設備連動
4 センサ通報
8 強制割込み機能
9 ハンズフリー通話
10 通報停止
11 電源表示
12 通報表示
13 センサ表示
14 停電対応(非常用電源)
15 常夜灯機能
仕
様
「119火災通報」表示の火災ボタンを押した場合、
消防機関(119 番)等へ蓄積音声情報(音声メッセー
ジ)により通報を行う。
蓄積音声情報送出中に直ぐに音声情報を止め消防と
ハンズフリー通話を行いたい場合、押下する。
センサ1に自動火災報知設備を接続して通報する。
消防法に基づき連動(切替)停止スイッチを介して接
続します。
センサ 2-5 が異常を感知した場合、センサ通報先に指
定されている通報先へ通報する。
外線が通話中であっても、通話を遮断して火災ボタン
通報や自動火災報知設備連動通報を行う。
通報先にダイヤル後、蓄積音声出力後に「ハンズフリ
ーに切り替わります」のメッセージを出力し、内蔵し
たマイクとスピーカで相互に会話を行う。
誤って通報した場合に通報先が応答する前に「取消ボ
タン」を押下することで、通報を停止する。
入力電源状態を電源ランプで表示。
通電時は、点灯する。
バッテリー供給時は、点滅する。
通常時は、消灯。
ダイヤル時は点滅する。
通信状態又は外付け電話機が使用中の時、点灯する。
通常時は、消灯。
自動火災報知設備連動(センサ 1)作動時、点灯する。
同様にセンサ 2-5 が異常感知時も点灯する。
停電発生等で電源遮断した場合でも、内蔵の予備電源
により装置動作を可能とする。
予備電源駆動時は、電源ランプが点滅表示する。
暗い場所に設置した場合や夜間等に火災ボタンの位
置を示すため、取消ボタンを3秒以上長く押すこと
で、火災ボタンを常夜灯(薄明り)として点灯させる。
※4項の通報を消防機関に行う場合、消防機関の承諾が必要です。
4
3.外観図
特定火災通報装置 HFA200 外観図
5
【参考資料】
HFA200のオプション品(接続ボックス)について
名称
外形図・寸法・各名称
品番
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
セ
ン
サ
B
O
X
部 品 名
ベース
ハウジング・ブロック
コンタクト・ブロック
コンタクト・スプリング
接続ひも
端子
角座金
端子ねじ
個数
1
1
1
1
8
8
8
8
(結線図)
品番
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
警
報
B
O
X
部 品 名
ベース
ハウジング・ブロック
コンタクト・ブロック
コンタクト・スプリング
接続コード
端子
角座金
端子ねじ
個数
1
1
1
1
6
6
6
6
(結線図)
・電話回線の収納
外部電話機への折り返し配線をするために、スイッチボック
スの中に『ローゼット』を収納します。『ローゼット』の配
線は6極の内、下記のように中側の4芯を使います。
電
話
ロ
ー
ゼ
ッ
ト
(結線図)
6