Excel 関数クイズ 初級編解説 1

Excel 関数クイズ
初級編解説 1
Excel 関数クイズ
初級編(解説)
Excel の数式*では関数という便利な機能が使える。特定の計算を行って結果を返す機
能で、関数名(引数 1,引数 2,……)という書式を取る。引数(ひきすう)の値を
指定すると合計や平均など特定の計算結果が返ってくるわけだ。最もポピュラーな関
数には、問題に示した SUM(サム)関数や AVERAGE(アベレージ)関数がある。
引数の内容や数は関数によって異なる。SUM 関数、AVERAGE 関数とも、引数として数
値やセル、セル範囲を指定する。すると SUM 関数はそれらの合計、AVERAGE 関数は平
均をそれぞれ計算する。Q1 では引数がいずれも B2~B6 セルだから、D1 セルにはこの
セル範囲の合計である 500 が、D2 セルには平均の 100 が算出される(図 1)。
SUM 関数は、ツールバーの「Σ(オート SUM)」ボタンを押すと一発で入力できる。
また、「Σ」ボタン横の▼メニューを開くと、「合計」「平均」「データの個数」な
どよく利用する関数を選べる。「平均」を選ぶと AVERAGE 関数を入力できる。
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引数はガイドを見ながら
このメニューにない関数を入力する場合、同ボタンの▼メニューで「その他の機能」
を選ぶか、数式バーの「fx(関数の挿入)」ボタンをクリックする。すると「関数の
挿入」ダイアログが現れる(図 2)。ここから目的の関数を選ぶと、今度は「関数の
引数」ダイアログが現れる(図 3)。これをガイドに引数を入力すると楽だ。
【「関数の挿入」と「関数の引数」で楽に入力しよう】
図1
Q1 の正解。SUM 関数は合計、AVERAGE 関数は平均を求めるものだ
図 2 「fx(関数の挿入)」ボタンをクリック。「関数の分類」欄で「統計」を選び、
「関数名」で「AVERAGE」を選んで「OK」。Excel2007 では「数式」タブの「関数ライ
ブラリ」を使う。
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図 3 引数を入力して「OK」をクリック。カンマで区切る引数ごとに入力欄が用意さ
れる
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