伊達市家庭的保育事業等の設備及び運営に 関する基準を定める条例(案)

「伊達市家庭的保育事業等の設備及び運営に
関する基準を定める条例(案)
」
【概要版】
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趣旨
子ども・子育て支援新制度では、児童福祉法(昭和22年法律第164号。以下「法」という。)
第34条の16第1項の規定に基づき、国の定める基準を踏まえ、市が認可する家庭的保育事業等
について、設備及び運営に関する基準を定める条例を制定するものです。
2 家庭的保育事業等について
家庭的保育事業等は、施設より少人数の単位で0~2歳(原則)の子どもを預かる事業で、
以下の4類型があります。
類 型
内
容
小規模保育事業
保育を目的とした小規模な施設で少人数を対象に家庭的保育に近い
雰囲気のもときめ細かな保育を行う事業
家庭的保育事業
保育者の居宅などで家庭的な雰囲気のもとで、少人数を対象にきめ
細やかな保育を行う事業
事業所内保育事業
会社の事業所の保育施設などで、従業員等の子どもと地域子どもを
一緒に保育を行う事業
・保育所型(利用定員20人以上) ・小規模型(利用定員19人以下)
居宅訪問型保育事業
子どもの居宅で、障がい、疾病などで個別のケアが必要な場合等に
1対1で保育を行う事業
これに伴い、家庭的保育事業等の設置者や事業者については、国で定める家庭的保育事業等
の設備及び運営に関する基準に基づき、市の条例により定める設備及び運営に関する基準を満
たす必要があるとされております。
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国の定める基準
項目
利用定員
(参考)
保育従事
者
給食
調理職員
嘱託医
小規模保育事業
B型
家 庭 的
保育事業
事業所内
保育事業
A型
C型
保育所型
20人以上
6~19人
6~10人
1~5人
小規模型
19人以下
定員20人以
上の場合は
0~2歳児
3:1 保育所と、
①0歳児
3:1
(家庭的保育補助者(市 19人以下の
②1、2歳児
6:1
が 行 う 研 修 を 修 了 し た 場合は小規
①と②に1名を加えた数
者)を置く場合は5:2) 模保育事業
A・B型と
同様
自園調理
※連携施設等からの搬入可能
調理員
※連携施設等から搬入する場合は不要
配置が必要
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居宅訪問型
保育事業
1人
0~2歳児
1:1
-
-
連携施設
地域枠定
員
連携施設の確保が必要
連携施設:集団保育の体験機会の確保、小規模保育事業者等に対す
る支援、代替保育、保護者が希望した場合に3歳以後も
引き続き受け入れる等を行う、保育所、幼稚園又は認定
こども園のこと
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下表
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【事業所内保育事業に係る地域枠定員】
利用定員
利用定員数のうち地域枠
1~5人
1人
6~7人
2人
8~10人
3人
11~15人
4人
16~20人
5人
21~25人
6人
26~30人
7人
31~40人
10人
41~50人
12人
51~60人
15人
61人以上
20人
4
市の定める基準
国と異なる基準とすべき特段の事業や地域性が認められないことから、国が定める基準のと
おりとします。
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