● はじめに 地域型保育事業とは、小規模保育事業、家庭的保育事業、事業所内保育事業及び居宅訪 問型保育事業の総称で、平成27年度の子ども・子育て支援新制度移行に伴い新たな認可事 業となりました。 本市においては、喫緊の課題である3歳未満児の待機児童解消のため、事業者の所有又は 賃貸物件において、自主財源により改修等を行い、地域型保育事業を実施できる事業者を募 集します。 事業の実施を希望する事業者におかれましては、本募集要項の内容を十分にご確認のうえ、 期限内に必要書類をご提出ください。 目 次 1 地域型保育事業について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P1 2 事業者募集について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P2~5 3 認可基準について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P6~9 4 実施事業者の採択について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P10~11 (別紙) ・ 事前協議書の作成要領 ・ 熊本市地域型保育事業実施事業者選定 審査基準表 1 地域型保育事業について (1)地域型保育事業とは 平成27年度からの子ども・子育て支援新制度では、教育・保育施設を対象とする施設型給付・委 託費に加え、次の①から③の事業を市町村による認可事業(地域型保育事業)として児童福祉法 に位置付けた上で、地域型保育給付の対象とし、多様な施設や事業の中から利用者が選択でき る仕組みとすることにしています。 ① 家庭的保育事業 家庭的保育者の自宅などにおいて、定員5人以下の0~2歳児に保育を提供する事業 ② 小規模保育事業 定員6人以上19人以下の小規模な保育施設で、0~2歳児に保育を提供する事業 ③ 事業所内保育事業 事業主が主として雇用する労働者の子どものほか、地域において保育を必要とする0~2歳児 (地域枠)に保育を提供する事業 (2)事業内容 ① 利用児童 利用児童は市の利用調整を経て決定します。事業者が独自に利用児童を決定することはで きません。(事業所内保育事業の従業員枠を除く。) ② 開所日・時間 月曜日~土曜日(日曜日、祝日、12/29~1/3は閉所日) 11時間開所(家庭的保育事業は8時間もしくは11時間開所) ※延長保育の実施可 ③ 連携施設の設定 地域型保育事業は、小規模かつ0~2歳児までの事業であることから、保育内容の支援及び 卒園後の受け皿等の役割を担う連携施設の設定が必須です。 ④ 利用者負担(保育料) 毎月の利用者負担として、市町村民税額に応じて市が定める額を、事業者が保護者から直 接受領します。 ⑤ 地域型保育給付 支給認定を受けた(保育が必要な)子どもが地域型保育事業を利用した場合、その保護者は 地域型保育給付(個人給付)の対象となりますが、事業者はその給付を保護者に代わって法 定代理受領し、事業の運営に充てることとなります。 ※ 通常、保育に必要となる諸経費については、利用者負担及び地域型保育給付によって賄わ れるため、延長保育等の特別保育や給付に含まれない必要経費及び保育の質の向上を図 る上で必要となる上乗せ分以外の費用を保護者から徴収することはできません。 1 2 事業者募集について (1)募集概要 ①募集期間 期間 事前協議書提出期間 平成28年10月24日(月) ~ 11月25日(金) ②募集事業者 ・ 家庭的保育事業 ・ 小規模保育事業(A型、B型、C型) ・ 事業所内保育事業(小規模型(A型・B型)・保育所型) ※ 家庭的保育事業、小規模保育事業(B型、C型)、小規模型事業所内保育事業(B型)の保育従 事者は、事業開始前に「子育て支援員研修(地域保育コース)等、市の指定する研修を修了す ることが必要です。 ③事業開始時期 平成29年4月1日 ~ 平成29年10月1日 ④募集数 「熊本市幼児教育・保育施設整備計画」に基づき、3歳未満児の供給不足圏域(LEVEL1~2)およ び LEVEL2隣接圏域を募集圏域とし、その不足数のうち320人規模を募集定員数とします。(募集 圏域の詳細は4~5ページ参照。)ただし、募集圏域の募集定員数を超える応募があった場合には、 募集定員数に19人を加えた人数を上限として、その範囲内で採択を行います。 (2)応募要件 ①応募対象者 設置主体の制限はありません。 ②応募要件 ● 本市の定める認可基準に適合していること ● 法人及びその代表者又は個人の市町村民税の滞納がないこと ● 不動産について、次の(ア)又は(イ)のいずれかを満たすこと。 (ア) 事業を行うために必要な物件について、所有権を有している、又は国・地方公共団体から 貸与若しくは使用許可を受けていること。 (イ) 不動産の貸与を受けて事業を行う場合、以下のⅰ~ⅲの要件を全て満たすこと。 ⅰ 次に掲げるいずれかの要件を満たすこと。 ・ 土地又は建物について地上権又は賃借権を設定し、かつ登記していること。 ・ 建物の賃貸借契約の賃貸借期間が10年以上とされていること。 ・ 貸主が信用力の高い主体であること。 ⅱ 賃借料が地域の水準に照らして適正な額以下であること。 ⅲ 1年間の賃借料に相当する額の資金を、安全性がありかつ換金性の高い形態(普通預 金、定期預金、国債等)により保有していること。 2 ● 設置者が、社会福祉法人又は学校法人以外の場合、次の要件を全て満たすこと 項目 要件 年間事業費(人件費、施設管理費等)の1/12以上に相当する資金を、普通預 金、当座預金等により有していること。 経済的基礎 財務内容が適正であること。(少なくとも、直近の会計年度において、当該主体 の全体の財務内容について、3年以上連続して損失を計上していないこと。) 設置者(法人の場合はその代表者)が被後見人又は被保佐人でないこと。 地域型保育事業を行う者(その者が法人である場合にあっては、経営担当役員 社会的信望 (業務を執行する社員、取締役、執行役又はこれらに準ずる者をいう。))が社会 的信望を有すること。 次の(ア)又は(イ)に該当すること。 (ア) 管理者(園長)が保育所、保育所以外の児童福祉施設及び認定こども 園、幼稚園及び家庭的保育事業等において2年以上勤務した者であるか、 知識・経験 若しくはこれと同等以上の能力を有すると認められる者であるか、又は、経 営者に社会福祉事業について知識経験を有する者を含むこと。 (イ) 経営者に、保育サービスの利用者(これに準ずる者を含む。)及び実務を 担当する幹部職員を含むこと。 ① 条例(「熊本市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条 例」)で定める基準を維持するために、設置者に対して必要な報告を求めた 場合には、これに応じること。 ② 収支計算書又は損益計算書において、地域型保育事業を経営する事業に 係る区分を設けること。 ③ 企業会計の基準による会計処理を行っている者は、②に定める区分ごとに、 企業会計の基準による貸借対照表(流動資産及び流動負債のみを記載)、 その他 借入金明細書及び基本財産その他固定資産の明細書を作成すること。 ④ 毎会計年度終了後3か月以内に、次に掲げる書類に、地域型保育事業を経 営する事業に係る現況報告書を添付して、提出すること。 (ア)前会計年度末における貸借対照表、前会計年度の収支計算書又は損益 計算書など会計に関し市が必要と認める書類 (イ)企業会計の基準による会計処理を行っている者は、地域型保育事業を経 営する事業に係る前会計年度末における企業会計の基準による貸借対照 表(流動資産及び流動負債のみを記載)、借入金明細書、基本財産及びそ の他固定資産の明細書 3 (3)募集圏域(事業所の設置圏域) 以下の3歳未満児の供給不足圏域および隣接圏域を募集圏域とし、その不足数のうち320人規模 を募集定員数とします。募集定員数を超える応募があった場合には、募集定員数に19人を加えた 人数を上限として、その範囲内で採択を行います。 不足数を超える応募があった場合の採択上限数 = 各圏域の不足数 + 19人 (例)不足数24人の圏域で定員18人の事業所が先に採択される場合、残りの6人分の不足に対 し、25人の範囲内で採択を可能とする。 ● LEVEL 2(65名以上不足) 対象圏域(4圏域) (人) 圏域 1 8 9 18 中央 ① 東 ② 東 ③ 南 ② 対象校区 壺川、城東、慶徳、一新、五福 西原、託麻西、月出 託麻東、託麻北、託麻南、長嶺 御幸、田迎、田迎西、田迎南、日吉、日吉東 計 H29年度 不足数 ▲ 77 ▲ 66 ▲ 77 ▲ 65 ▲ 285 ● LEVEL 1(65名未満不足) 対象圏域(16圏域) (人) 圏域 2 4 10 11 13 14 15 17 19 20 21 22 23 24 26 27 中央 ② 中央 ④ 東 ④ 東 ⑤ 西 ② 西 ③ 西 ④ 南 ① 南 ③ 南 ④ 南 ⑤ 南 ⑥ 北 ① 北 ② 北 ④ 北 ⑤ 対象校区 向山、本荘、春竹 白川、大江、白山 画図、健軍、泉ヶ丘 秋津、若葉、桜木、桜木東 城西、花園、池田 古町、春日、白坪 芳野、河内 富合 力合、城南、川尻、力合西 飽田東、飽田南、飽田西 中緑、銭塘、奥古閑、川口 杉上、隈庄、豊田 植木、山本、田原、菱形、桜井、山東、吉松、田底 川上、西里、北部東 城北、麻生田、楠、楡木 龍田、龍田西、武蔵、弓削 計 H29年度 不足数 ▲ 30 ▲ 19 ▲ 45 ▲ 25 ▲ 10 ▲ 34 ▲ 11 ▲ 23 ▲ 9 ▲ 10 ▲ 5 ▲ 41 ▲ 37 ▲ 16 ▲ 26 ▲ 9 ▲ 350 ● LEVEL 2 隣接圏域 対象圏域(6圏域) (人) 圏域 3 5 6 7 12 25 中央 ③ 中央 ⑤ 中央 ⑥ 東 ① 西 ① 北 ③ 対象校区 碩台、黒髪 出水、出水南、砂取 託麻原、帯山、帯山西 隣接圏域 中央 ①、東 ② 南 ② 東 ② 尾ノ上、東町、健軍東、山ノ内 東 ②、東 ③ 高橋、池上、城山 中央 ① 清水、高平台 中央 ① 4 隣接圏域 不足数 ▲ 143 ▲ 65 ▲ 66 ▲ 143 ▲ 77 ▲ 77 田底 〔募集圏域〕 吉松 山本 23 北① 田原 山東 ▲ 37 植木 桜井 川上 北区 菱形 北部東 24 北② ▲ 16 26 北④ 西里 武蔵 ▲ 26 城北 弓削 楠 麻生田 楡木 27 北⑤ 清水 ▲9 25 北③ 15 西④ 河内 託麻北 高平台 芳野 託麻東 龍田 花園 ▲ 11 黒髪 池田 託麻西 託麻南 9 東③ 3 中央③ 8 東② 13 西② ▲ 10 西区 中央区 壺川 ▲ 66 東区 西原 長嶺 城西 松尾北 1 中央① 大 江 碩台 ▲ 77 池上 松尾西 ▲ 77 一新 慶 徳 松尾東 12 西① ▲ 19 白 川 2 中央② 高橋 14 西③ 小島 帯 山 西 ▲ 30 向山 ▲ 34 尾ノ上 健軍 出水南 春竹 山ノ内 7 東① 砂取 5 中央⑤ 白山 月出 6 中央⑥ 出水 春日 古 町 帯山 4 中央④ 城東 本荘 五福 託 麻 原 健 軍 東 泉ヶ丘 白坪 城山 中島 日 吉 力合 日 吉 東 飽田東 18 南② 20 南④ 飽田西 ▲ 65 城南 ▲ 10 ▲ 45 田 迎 南 桜木東 桜木 11 東⑤ 若 葉 秋津 ▲ 25 画図 御幸 19 南③ 飽田南 10 東④ 田迎 東 町 ▲9 川尻 銭塘 (3歳未満児の供給過不足数) 南区 21 南⑤ 奥古閑 ▲5 中緑 杉上 65名以上不足(LEVEL 2) 65名未満不足(LEVEL 1) 川口 富合 LEVEL 2 隣接圏域 17 南① 隈庄 ▲ 23 22 南⑥ ▲ 41 豊田 5 3 認可基準について (1) 各事業共通 項目 基準 ・ 利用乳幼児の人権に配慮し、人格を尊重した運営を行う。 ・ 地域社会と交流・連携し、保護者・地域社会に対する運営内容の説明に努める。 ・ 保育の質の自己評価を行い、常にその改善を図る。 一般原則 ・ 定期的に外部評価を受けて、その結果を公表し、常にその改善を図るよう努める。 ・ 事業所には、各事業の目的を達成するために必要な設備を設ける。 ・ 事業所の構造設備は、採光、換気等利用乳幼児の保健衛生、危害防止を十分に考慮し 設ける。 連携施設(保育所、幼稚園、認定こども園)を確保する。 《連携必須事項》 ※ 事業所内保育事業(保育所型)は③のみ 連携施設 ① 利用乳幼児に対する集団保育の機会の設定、保育の適切な提供に必要な事業者等 に対する相談、助言その他の保育内容に関する支援 ② 必要に応じた代替保育の提供 ③ 卒園後の受け入れ 非常災害 対策 ・ 事業者は、軽便消火器等の消火用具、非常口その他非常災害に必要な設備を設けるとと もに、非常災害に対する具体的な計画を立て、不断の注意と訓練をするよう努める。 ・ 避難及び消火訓練は、少なくとも毎月1回行う。 職員の 一般的要件 職員は健全な心身を有し、豊かな人間性と倫理観を備え、児童福祉事業に熱意のある者で 耐火基準 等 保育室等を2階以上に設ける場合は、「熊本市家庭的保育事業等に関する設備及び運営 嘱託医 嘱託医(内科医及び歯科医)を置く。連携施設と同一の嘱託医に委嘱することも可とする。 あって、できる限り理論及び実際について訓練を受けた者とする。 に関する基準を定める条例」第29条第7号の基準を満たす。 保育時間は、1日8時間を原則として保護者の労働時間等を考慮して当該事業を行う者が 保育時間 定める。 ※ 開所時間は、11時間以上とする。(家庭的保育事業は8時間以上とする。) ・ 利用乳幼児の国籍、信条、又は社会的身分による差別的取扱いをしてはならない。 平等取扱 い、虐待 等・懲戒権 限濫用の 禁止 ・ 利用乳幼児に対し、児童福祉法第33条の10の各号に掲げる行為(身体暴行、わいせつ 行為、著しい減食、長時間の放置、暴言、拒絶的な対応、心理的な外傷を与える言動等) その他当該児童の心身に有害な影響を与える行為をしてはならない。 ・ 懲戒に関し利用乳幼児の福祉のため必要な措置をとるときは、身体的苦痛を与え、人格 を辱める等の権限濫用をしてはならない。 ・ 職員は、正当な理由がなく、業務上知り得た利用乳幼児又はその家族の秘密を漏らして 秘密保持 はならない。 ・ 事業者は、職員であった者が、正当な理由がなく、その業務上知り得た利用乳幼児又は その家族の秘密を漏らすことがないよう、必要な措置を講じる。 ・ 利用乳幼児の使用する設備、食器等又は飲用する水についての衛生管理に努める。 衛生管理等 ・ 感染症又は食中毒の発生、まん延の防止措置に努める。 ・ 必要な医薬品その他の医療品を備え、適正に管理する。 6 項目 健康診断 基準 ・ 利用乳幼児に対し、利用開始時の健康診断、少なくとも1年に2回以上の健康診断を行 う。 ・ 職員の健康診断について、利用乳幼児の食事を調理する者には綿密な注意を払う。 ・ 職員は、必要な知識及び技能の修得等に努める。 研修等 ・ 事業者は、職員に対して研修の機会を確保しなければならない。 苦情対応 ・ 事業者は、利用乳幼児又は保護者等からの苦情に迅速かつ適切に対応するため、苦情 受付窓口の設置等の必要な措置を講じる。 事業者は、運営規程において、以下の事項について定める。 (1) 事業の目的及び運営の方針 (2) 提供する保育の内容 (3) 職員の職種、員数及び職務の内容 (4) 保育を提供する日及び時間(開所時間)、提供を行わない日 運営規定 の策定 (5) 利用料等に関する事項(種類・理由・その額) (6) 乳児・幼児の区分ごとの利用定員 (7) 事業の利用開始・終了に関する事項・利用に当たっての留意事項 (8) 緊急時等における対応方法 (9) 非常災害対策 (10) 虐待防止のための措置に関する事項 (11) その他事業の運営に関する重要事項 帳簿の整備 事業者は、職員、財産、収支及び利用乳幼児の処遇の状況を明らかにする帳簿を整備し ておく。 自園調理により提供する。(連携施設等からの搬入可とする。) ※ 搬入施設は、原則として次に掲げるいずれかの施設とする。 (1) 連携施設 (2) 当該地域型保育事業者と同一の法人又は関連法人が運営する小規模保育事業若し 提 供 方 法 くは事業所内保育事業を行う事業所、社会福祉施設、医療機関等 ※ 外部搬入をする際は、次に掲げる要件を満たす。 (1) 事業の管理者(園長)が業務上必要な注意を果たし得る体制及び調理業務の受託者 との契約内容が確保されている。 (2) 食事の献立等について必要な配慮がなされる。 給 食 (3) 調理業務を適切に遂行できる能力を有する。 (4) 食事の内容、回数及び時期に適切に応じることができる。 (5) 食育に関する計画に基づき食事を提供する。 設 備 調理設備(加熱、保存等の調理機能を有する設備とする。)を設ける。 ※ただし、定員20名以上の保育所型事業所内保育事業の場合は、原則調理室を設ける。 調理員を配置する。 職 員 ※調理業務を外部委託する場合や連携施設等から搬入する場合は置かないことができる。 ※家庭的保育事業については、保育を行う子どもが3人以下の場合、家庭的保育補助者が 兼務することができる。 暴力団員 等の排除 地域型保育事業者は、熊本市暴力団排除条例(平成23年条例第94号)第2条第1号から 第3号までに掲げる者であってはならない。 7 (2)職員に関する基準 項目 家庭的保育 ・家庭的保育者 ・家庭的保育 補助者 資格 保 育 従 事 者 ※市が実施する研 修において、必要 な課程を修了した 保育士又は保育従 事者(無資格者) A型 全て 保育士 事務 職員 1/2以上 保育士 C型 3:1 6:1 +1人 事業所内保育 小規模型 保育所型 全て保育士 家庭的保 育と同じ 保健師又は(准)看護師1 人に限り、 保育士とみなす ことができる。 ・家庭的保育者 乳児 1人につき乳幼児 1,2 歳児 3人以下 上記基準 職員数 ※家庭的保育補助 者とともに保育す る場合は、乳幼児 5人以下 小規模保育 B型 小規模保 保健師又は(准)看護師1 育A型・B 人に限り、保育士とみなす 型と同じ ことができる。 家庭的保 育と同じ 有無は問 わない。 3:1 6:1 20:1 30:1 上記の定数に加えて非常勤+1人 更に、保育標準時間認定を受けた乳幼児の利用がある場合、非常勤+1人 非常勤事務職員 1 人 (家庭的保育者・管理者(園長)等が兼務する場合又は事務を委託する場合は配置不要) ・定員 40 人以下 非常勤調理員 1 人 そ の 調理員 他 職 ※資格の 員 乳児 1,2 歳児 3 歳児 4 歳以上児 (定員3人以下で 家庭的保育補助者 が調理員を兼ねる 場合は配置不要) 非常勤調理員 1人 非常勤調理員 1人 ・定員 41~150 人 常勤調理員 1人 非常勤調理員 1人 ・定員 151 人以上 常勤調理員 2人 非常勤調理員 1人 外部委託、又は外部搬入により給食を提供する場合は、配置不要 嘱託医 内科医及び歯科医を嘱託医として配置すること。 (3)施設設備に関する基準 ※ 以下の基準上の面積は、内法の有効面積での測定によるものです。 小規模保育 事業所内保育 項目 家庭的保育 A型 B型 C型 小規模型 保育所型 保育を行う専用 乳児室又はほふく室 乳児室又はほふく室 乳児・1 歳児 3.3 ㎡/人 居室 小規模保 乳児 4.95 ㎡/人 保育室 保育室又は 9.9 ㎡+(3.3 ㎡ 育A型・B 1 歳児 3.3 ㎡/人 等 保育室又は遊戯室 遊戯室 ×3 人を超える 型と同じ 保育室又は遊戯室 2 歳児 2 歳児 1.98 ㎡/人 乳幼児数) 2 歳以上児 1.98 ㎡/人 3.3 ㎡/人 満 2 歳以上児 1 人につき 3.3 ㎡以上 設 備 基 準 屋外 遊戯場 付近にある屋外遊戯場に変わるべき場所(公園等)を含む。 建物と同一敷地内又はこ れに隣接する敷地内にあ るもの(公園等除く) 調理室(給食の提供数が 20 食未満の場合、調理設 備で可) 給食 設備 調理設備(事業所において食事を適切に提供するための、加熱、保 存等が可能な設備) 消防 消防用設備等の設置や消防法の適合状況について、必ず消防局に確認すること。 施設専用の便所及び便所専用の手洗設備を設けること。 衛生 幼児専用の手洗設備を設けること。 保育室等と区画された専用の沐浴設備(浴室可)を設けること。 その他 建物又は敷地の公衆に見えやすい場所に、地域型保育事業の類型を看板等で掲示すること。 《掲示例》小規模保育事業(A型)●●保育園 8 (4)連携施設に関する基準 熊本市内に所在し、事業所所在地の同一行政区域内又は半径3km 以内の幼稚園、保育所、認定こ ども園(認可外保育施設を除く。)を連携施設とすること。 (5)その他基準等 ①適正配置について ・ 「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」第 2 条に規定される風俗営業を行う施 設が隣接している等、事業を実施する場所として望ましくない環境にないこと。 ・ 急傾斜地、土砂災害危険箇所、洪水多発地域でないなど、防災面から見て利用者の安全が確 保されていること。 ・ 工事用・運営用車両及び緊急車両等の進入に十分な道路が確保されていること。 ・ 当該地域型保育事業に関する説明を行うなど、事業所設置に対する近隣の住民の理解を得て、 代表者(自治会長等)の同意書をもらうこと。 ②建設用地について(※建物の新設・増築・移転改築を伴う場合のみ(改修・リフォームは除く)) ・ 農地法、都市計画法その他の土地利用に関する各種法令等による規制に適合すること。 ・ 水利組合等地域の同意が得られていること。給水、雨水排水、汚水雑排水に問題がないこと。 ・ 建物に対して十分な用地面積が確保されていること。 ③建物及び設備に関する事項 ・ 建築基準法や都市計画法、消防法等の各事業所に関する関係法令の規定を満たすこと。 ・ 申請時点において新耐震基準を満たし、耐震上問題がないこと。(昭和56年5月31日以前に確 認通知を受けた建物の場合、耐震調査を実施し問題のないもの、又は耐震補強済のもの。) ・ 日照、換気及び採光等に配慮した建築物であること。 ・ 浄化槽、下水道など、適切な排水処理設備がなされていること。 ・ 保護者が送迎用に利用できる駐車スペースを確保できること。 ④事業所内保育事業の地域枠の受入 事業所内保育事業所においては、地域枠(事業主が主として雇用する労働者の子ども以外の地域 の子どもの受入枠)を、以下の「地域枠」以上で設定すること。 利用定員数 地域枠 利用定員数 地域枠 利用定員数 地域枠 1人以上5人以下 1人 16人以上20人以下 5人 41人以上50人以下 12人 6人以上7人以下 2人 21人以上25人以下 6人 51人以上60人以下 15人 8人以上10人以下 3人 26人以上30人以下 7人 61人以上 20人 11人以上15人以下 4人 31人以上40人以下 10人 ⑤認定中心市街地の事業所内保育所事業(保育所型)への特例(事業を開始した日から5年間) 認定中心市街地 認定中心市街地以外 乳児室又は 乳児・1歳児 3.3㎡/人、 乳児 4.95 ㎡/人、1歳児 3.3 ㎡/人、 ほふく室 2歳以上児 1.98㎡/人 2歳以上児 1.98㎡/人 2歳以上児 3.3㎡/人 2歳以上児 3.3㎡/人 屋外遊戯場 ※事業所の付近にある屋外遊戯 ※同一敷地内又はこれに隣接する敷地内 場に代わるべき場所を含む。 にあるもの(公園等を除く。)に限る。 ※ 認定中心市街地とは、「中心市街地の活性化に関する法律(平成10年法律第92号)第16 条第1項」に規定する認定中心市街地(中央区、西区の一部)をいう。 9 4 実施事業者の採択について (1)事前協議書の提出 ・ 事業者は、別紙「事前協議書の作成要領」を参考に、提出期限までに事前協議書を提出して ください。 ・ この事前協議にかかる一切の費用については、協議書提出者の負担とします。 ・ 期限内の提出であっても、書類の不備がある場合には、原則受付できません。 提出期限 : 平成28年11月25日(金) 午後5時〔必着〕 提出書類 : 事前協議書 1式 提出部数 : 正本 1部 ※各種証明等は原本(若しくは原本証明入りの写し)を添付すること。 (2)審査・採択 ①審査の流れ 審査項目 書類審査(80点満点) ヒアリング審査(40点満点) 主な内容 一次審査 : 認可基準に適合するか(見通しがあるか)を審査 二次審査 : 事業計画を審査項目により点数化 代表者(又は事業実施責任者)及び管理者(園長)就任予定 者の2名による事業者ヒアリングを実施 外部有識者で構成する会議 書類審査、ヒアリング審査に基づく選考結果を外部有識者で による審査 構成する会議に諮り、認可に関する意見聴取等を行う ②審査項目 審査項目 Ⅰ Ⅱ Ⅲ 基本要件 配置計画及び建設用 地に関する事項 事業の実施型、連携施設までの距離、利用定員など 設置予定地、近隣の保育所等の状況、交通の利便性など 建物及び設備に関す 保育室等の設置階、建物の築後経過年数、保育室・屋外遊 る事項 Ⅳ 運営に関する事項 Ⅴ 資金等に関する事項 Ⅵ 主な内容 戯場等の面積など ヒアリング審査(事業に対する理解、能力、熱意及び経験 等)、設立代表者の保育事業等の実績など 経済的基礎(運転資金、建物の所有状況など) 法人等の運営に関す 過去の不適切行為、採択辞退 る事項 ※ 審査項目の詳細は、別紙「熊本市地域型保育事業実施事業者選定 審査基準表」参照 ③事業者の採択 ・ 応募要件及び認可基準に適合する(見通しがある)事業者のうちから、審査の結果を元に、 事業の実施予定事業者を採択します。 ・ 採択上限数を超えた場合は、次点の事業者は採択しません。 10 ・ 「熊本市地域型保育事業実施事業者選定 審査基準表」の二次審査による書類審査、ヒ アリング審査において、いずれかの審査点が4割未満となった事業者は、採択の対象外とな ります。 (3)開設までの準備 採択後、各事業所の事業開始予定日までに開設に必要な準備(施設改修、備品購入、各規程の 整備、職員採用等)を行っていただきます。事業開始日の遅れは、利用(予定)者に対し多大な 迷惑をかける恐れがあるため、十分に注意してください。 (4)採択の取消し 以下に掲げる場合には、採択を取消すことがあります。 ・ 事業の実施にあたり関係法令等に違反した場合、また本市の指示・指導に従わない場合 ・ 事前協議書の内容に虚偽があったことが判明した場合、また、本市と協議することなく計画内 容を変更した場合 ・ 認可に際し、事前協議書の内容と相違したことにより、事業の実施が不可能と判断される場合 ・ 都市計画法、建築基準法、消防法、農地法等の関係法令の許認可等の事情により事業の実 施が不可能と判断される場合 (5)留意事項 ・ 事前協議書提出後は、事業実施予定地、建物に関する設計変更及び定員の変更は原則とし て認めません。利用見込等から事業内容と規模を精査したうえで協議してください。 ・ 各種法令及び条例等の改正など事前協議書の提出時に予測することが困難で、かつ、申請 者の責めに帰すことができない事由により、採択後にやむを得ず計画内容の変更が必要な場 合は、速やかに内容変更協議を行ってください。ただし、内容によっては変更が認められない 場合があります。 ・ 採択は都市計画法、建築基準法、消防法、農地法等の関係法令の許認可等を担保するもの ではありません。協議にあたっては、別紙「自己チェック表」に基づき、協議内容の関係法令へ の適合について、申請者が自らの責任で精査を十分に行ってください。 (6)スケジュール 期日 内容 10月24日(月)~11月25日(金) 事前協議書提出期間 12月 現地確認・事業者ヒアリング 保育部会・社会福祉施設整備審査部会 H29.1月 事業者採択 ※ 都合によりスケジュールを変更することがあります。 (7)お問い合わせ 熊本市健康福祉局子ども未来部 保育幼稚園課(熊本市役所 本庁舎10階) 企画班 担当:田口・星田・吉澤 TEL:096-328-2568 FAX:096-352-2338 E-mail:[email protected] ※来所相談および事前協議につきましては、大変混み合うことが予測されますので、 必ず事前に電話にてご連絡ください。 11
© Copyright 2024 ExpyDoc