瓢回あの戦場体験を語り継ぐ集い

一 空
瓢回あの戦場体験を語り継ぐ集い
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第1部戦場体験証言集会
2015年9月20日(日)13時(12時開場)∼151
ここでしか聞けない話がある。
平均年齢90歳以上、「語らずに死ねるか!」の元兵士たちが語る。
●勝ち戦は勝った勝ったという気持ちばかりで人を殺して
も何とも思わない。悲壮な思いではあったけど、無我夢中。
(95歳、ビルマ)
●着の身着のままジャングルへ、町が順番に燃えるのが見
えた。叔母と7人の従兄弟は疎開船ごと行方不明、島に残っ
た親族は現地召集で皆玉砕した。(88歳、パラオ)
●大鳳(空母)が突如大爆発。乗員もミイラのように焼け
ただれ、それでも横付けして戸板を渡し救助に当たった。
(88歳、駆逐艦.磯風)
●帰って来たばかりの零戦の下にもぐり、針金で爆弾を縛っ
て、「これが二度と帰らぬ証だ」と少々興奮気味で飛び立っ
て行った。(91歳、偵察員)
●これから討伐に行くから、焼くな、犯すな、殺すなと言
●夜中にパッと立ち上がって、「汽車が出るんですね、家に
帰れるんですね」「みそ汁が食べられるんですね、ぼた餅が
食べられるんですね」そんな事を言ってバサッと倒れて死
んでいく。(86歳、少年兵.シベリア抑留)
われた。はっきり言って全然守れなかったんじゃないかと
思う。(93歳、中国)
●戦車に飛び込む人間地雷に「賛成」と書いて提出。回答
を集めた区隊長は初めてにっこり笑い、全員希望したと。
(86歳、陸軍少年飛行兵学校)
●怪我をすると気の早い人はみんな自爆してしまった。と
てもじゃないけど戦友の力なんか借りられない場所だった。
(96歳、ニューギニア)
●死人と一緒に寝たとか、死人のものを食べたとか、死人
の服を着たとか、靴を貰ったとか、皆が知っている。死体
に遇うと寂しさが紛れ安心した。(94歳、フィリピン)
●手摺弾が昨裂して左手にもぎ取られたような衝撃。防壁
の中に転げ込み、芋虫のように移動した。Y兵長は「しっか
りしろ」と身動きできない私を見届けただけで立ち去って
行った。たった一人だけで誰もいなかった。(90歳、中国)
●ある曹長は、脳症にかかり、捕虜になって鉄条網で囲ま
れている時、「あの電車に乗らなきゃダメだ」といって背嚢
を背負ってそのまま行って、電車にぶつかって亡くなった。
(92歳、トルクメニスタン抑留)
平成生まれの24歳、「フィクションでない生の体験を聞こう」
諺〃
第2部戦後70年シンポジウム
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私は1990(平成2)年生まれの24歳です。戦争を知らない世代の代表のような形で、この日比谷集会の実行委員長を
努めさせていただきます。戦場体験放映保存の会のボランティアとして今年で五年目。最前線で戦った沢山の人たちの存
在を知りました。多くの方が90歳を超えています。しかし当時は私と同じように10代から20代の若者だった人達です。
戦争が終わって70年が経ちました。戦場で一体何があったのか、実際に経験した人の、フィクションではない「生」の、
本当の戦場体験談をたくさんの若者に聞いてほしいと思います。9.20日比谷公会堂集会・実行委員長板橋孝太郎
2015年9月20日(日)15時20分∼17時
戦場体験に学ぶということ諺そのむずかしさと可能性について
小熊英二さん歴史社会学者、慶雁義塾大学教授(歴史社会学・相関社会科学)。「<民主>とく愛国>-戦後日本のナショナリズ
ムと公共性」、「生きて帰ってきた男」など著書多数。大悌次郎論壇賞、角川財団学芸賞などを受賞。1962年生
川村漢さん文芸評論家、法政大学国際文化学部教授。著書に「戦後批評論」「戦争はどのように語られてきたか」(共著)、「文
芸時評1993-2007」、「戦争の筋軍国・皇国・神国のゆくえ」など多数。読売文学賞などを受賞。1951年生
栗原俊雄さん毎日新聞社記者。「シベリア抑留-未完の悲劇」や「遺骨一戦没者三一○万人の戦後史」など著書多数。2009
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年「疋田桂一郎賞」を受賞。1967年生
9.20日比谷集会を成功させる500人委員会結成
◆または一人千円カンパをしよう1
委員に義務はありません。ただ集会の成功に向けて参加表明を行います。当日集会に参加できない方は、
千円のカンパをお願いできればと思います。(郵便振替口座戦場体験放映保存の会00100-4-760143)
凹掘
◆“語らずに死ねるか1,,の戦場体験証言集会を成功させよう!
◆一人が一人を誘って当日参加しよう!
ロ零理ロ
日比谷集会を成功させるため、有志で委員会を立ち上げました。賛同委員は次の約束を共有します。
畠時
戦場体験放映保存の会とは2004年,2月に設立。アジア太平洋戦争の戦場体験証言を主にビデオに
収録して後世に遺す活動を行っています。元兵士・軍属の方々、沖縄や敗戦時の満州など、戦場となった地域におられた民
間人の方々からの聞き取りを行っています。体験者自身が呼びかけの先頭にたち、戦争を知らない世代のボランティアが収
録活動にあたる老若一体の活動を展開中。体験記録は「戦場体験史料館http:"wwwjvvapjp」で順次公開しています。
〆
お問い合わせ先
戦場体験放映保存の会
公益社団法人マスコミ世論研究所内戦場体験放映保存の会
〒114−0023東京都北区滝野川6=82−2Emailsenjyou@notnet・jp
TELO3-3916-2664(火木土日祝)FAXO3-3916-2676
可
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