第 3 回たまロボットコンテスト 小中学生部門 競技ルール

第 3 回たまロボットコンテスト 小中学生部門 競技ルール
Version 1.1 2015/12/16
第 3 回たまロボットコンテスト 小中学生部門
競技ルール
第 3 回たまロボットコンテスト小中学生部門 技術監修
公立大学法人首都大学東京
東京都立産業技術高等専門学校
・宮下 充
・鶴園 卓也
1
競技概要
本競技は、プロロボと呼ばれるロボットでフィールド上の黒いラインをたどる早さを競う競技である。
1 つのフィールドに 2 つのスタートとゴールが用意される。それぞれのスタートから 2 チーム同時にスタ
ートさせ、ゴール向かってロボットを走らせ、先にゴールしたほうが勝ちである。
2
競技フィールド
フィールド概要
2.1
2.1.1
図に示すようなフィールドで競技を行う。図のコースは大会当日のものではない。
2.1.2 赤いエリアのスタートと青いエリアのスタートの 2 箇所スタートがとゴールが用意され
る。なお、赤いエリアと青いエリアのコースは同一に作られる。
START
GOAL
START
図 1 フィールド概略図
フィールド条件
2.2
2.2.1 白地に 20[mm]の黒いラインが引かれている。このラインを辿りゴールを目指すこと。
2.2.2 コースにラインの交差(十字路や T 字路)は存在せず、一本のラインで構成される。
2.2.3 線と線の間は 10[cm]以上離される。
2.2.4 フィールドに壁はない。
3
競技
3.1
競技形式
3.1.1 競技は予選と決勝から成り、予選は 4 チームで構成される各ブロックでリーグ戦を行い、
上位 1 チームが決勝リーグへと出場できる。
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第 3 回たまロボットコンテスト 小中学生部門 競技ルール
Version 1.1 2015/12/16
3.1.2 予選で 2 つのチームの勝敗が同じだった場合(2 勝 1 敗など)は、すべての試合のタイム
を比較し、最速タイムを有するチームが決勝リーグへと出場できる。
3.1.3 決勝はトーナメント方式とし、先にゴールした方を勝利とする。
C
G
D
H
ブロック
ブロック
ブロック
ブロック
決勝リーグ
A
E
B
F
ブロック
ブロック
ブロック
ブロック
図 2 試合形式
3.2
審判方法
3.2.1 審判のストップウオッチで走行タイムが計測される。
3.2.2 ロボットの先頭をフィールドのスタートの線に合わせて置き、審判の合図によりロボット
をスタートさせる。
3.2.3 ロボットの一部がゴールの位置の線を超えた時、ゴールとする。
3.2.4 ロボットがゴールした時、時間の計測を止め、その時間を記録タイムとする。
3.2.5 ロボットの全体が線から外れた場合や逆走した時は、ロボットの電源を切り,コースアウ
トした位置の少し先にロボットを置き、再スタートさせる。
3.2.6 再スタートの位置は審判が指示する。
3.2.7 競技の途中で、競技者はリタイヤを宣言して、競技を終わらせることができる。その場合、
記録なしとする。
3.2.8 決勝において、両チームともリタイヤした場合、再度試合を実施する。それでも両チーム
ともリタイヤする場合は、予選の最速タイムを用いて勝敗を決定する。
進行方向
EV3
EV3
図 3
3.3
コースアウトの定義
表彰
3.3.1 競技の結果を以って優勝、準優勝、3位を実行委員長が判定し表彰する。
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